鎌倉投信株式会社 ←Click
いつもワクワク おもろい投信会社
【メディア情報】
主に下記メディアで放送・掲載されました。
2010年 7月27日(火) モーニングサテライト(テレビ東京系)
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2010年 5月17日(月) Bizスポ(NHK総合テレビ)
2010年 4月28日(水) 夕焼けマーケッツ(ラジオ日経) ←Click!音声
2010年 3月26日(金) モーニングサテライト(テレビ東京系) ←Click!映像
【記事にコメント、受付中】
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いい会社も頑張っています (かまた)
大震災による市場急落の後、「結い 2101」の基準価額は11営業日連続で上昇し、昨年3月29日スタートの元本を回復して今年度を終えました。
設定来のこの一年間、目標リターンを超えることはできませんでしたが、日次のリターンから推計した価格変動リスク(年率)が30%近い環境の中で、最大のマイナス幅を10%に抑えながら 2%弱のプラスリターンを得ることが出来たことは良かったと思っています。日頃からリスク管理の重要性を強く訴えている新井の努力の成果と言えると思います。
投資しているいい会社も、この厳しい経営環境の中で本当によく頑張って下さっていると思います。
このようにいろいろな会社の社長様からお手紙やらメールを頂くと、皆が復興に向けて全力で頑張っている様子がひしひしと伝わってきます。
「立ちはばかる困難があればあるほど、強靭に、そして、結束を固く、取り組める勇士が集まっている会社でありますので、どうぞ、ご安心下さいます様、受益者の皆様方にもお伝え下さい。」
といった受益者の皆様を想うメッセージも寄せられています。
とても嬉しくなりました。
来年度も、こうしたいい会社と共に鎌倉投信も頑張ります!
利益を稼ぎ出すのは社員 (かまた)
この方は、心の奥底からそう信じているのだと、未来工業の瀧川社長と話をして改めて感じました。
経営者の中には「社員を大切に…」という人は多いが、心の底からそう思っている方は決して多くはありません。
経済が成熟し、物やサービスが溢れた中では、ちょっとした違いを分かって価値を実感して貰えないとなかなかお客さんは買ってくれません。そこで、感動を与えることができなければ、ちょっとした工夫・違いを分かって貰えなければお客さんはどんどん安きに流れて行くのです。
人に感動を与えることができる人は、感動する心を持っている人です。
喜びを持って働く社員が利益をもたらす。だから社員を大切にしなくてはならない、人件費をコストとして捉えては絶対ダメだ、絶対に隆盛することはない、と瀧川社長は力説するのです。
非正規雇用は、かつては働く側のセーフティーネットでしたが、いつしか雇う側のセーフティーネットになってしまいました。その結果、現場の責任意識、価値を産み出す力、人を育てる力、忠義のこころ、将来への希望など、失ったものは多いように思います。
未来工業は全員が正社員です。それできちんと利益を出すのが未来工業である、そう断言する瀧川社長の言葉に、社会の非常識を未来工業の常識にする底力を感じました。
たまたま昨日の大阪のセミナーに参加されたお客さんからこんな話を聞きました。
未来工業のカタログは、品数が多い分、分厚いことで有名ですが、たまたまある電気資材のお店でそのカタログを見かけたそうです。
お客さんが、さりげなくお店の方に「この会社(未来工業)どうなん?」と尋ねたそうです。
するとお店の方は、「本当に使いやすいんや。でもこの会社の営業マンは、くる度に、不便なところ、使いにくいところをボロクソに言ってくれっていうんや。それでボロクソに言うと、ほんまに試作品を作りよるんやわ。」と言っていたそうです。
またこんなことも。
「この会社は、阪神淡路大震災の時、ほんまに一生懸命資材を届けてくれたんや。しかも安い値段でなぁ。それ以来、こことしか付き合わんことにしてんのや。」
いい話だと思いました。
阪神淡路大震災の時、災害地で陣頭指揮をとっておられた人が瀧川社長です。
「どんな災害であっても、資材を安定供給できる会社でなくてはならない。内部留保はその為にある。」
昨日の瀧川社長の言葉がよみがえりました。
未来工業 1億円震災義援金について思う (かまた)
驚いたことに義援金を贈ることについては、経営は全くその方針決定に関与していないそうです。
あくまで社員が総意として決めたこと。会社は会社として支援策については考えなくてはならないと瀧川社長がおっしゃられてました。
今年未来工業は、45周年の記念行事として特別な海外旅行を企画していました。
社員さんの中からプロジェクトメンバーが選ばれ随分時間をかけて企画を練り上げていたようです。
例えば、エジプトのピラミッドを貸し切ったり、クイズ50問全問正解者には、180日の休暇をプレゼントする等です。
ところが、残念というか見方によってはラッキーというかエジプトの混乱の影響で計画が頓挫。
そこで、"常に考える"社員さんは、企画を急遽変更し、7月にマレーシアを訪れることにしていました。
この記念行事を社員の皆さんはとても楽しみにしていて、とても盛り上がっていたようです。
しかし、今回の大震災の被害の甚大さ、未来工業の茨城工場や仙台営業所も被害を受けている状況の中で、この一億円は旅行に使うお金ではないと社員さんが自主的に判断し、経営に申し入れて来たそうです。
社員の皆さんは、人として正しい判断をされたと感心しました。
お金に色はありませんが、この一億円は、会社経営者がトップダウンで決める義援金とは思いの深さが違うと感じました。
未来工業さんは、とてもケチな会社です。
お金を使うかどうかは、「価値を生むかどうか」の一点で判断されます。
この義援金が、とても大きな価値を生むことを願ってやみません。
投資先の会社から頂いたメッセージ かまた
やっぱりこの会社は本物でした。伝えたいことばかりでした。
結果、抜け駆けのようになってしまいごめんなさい。。。
近日みなさんに報告しますのでお許しください 。
瀧川社長もとても皆さんのご来訪を楽しみにされていたみたいです。
ちなみに瀧川社長は、日時が合えば何時でも鎌倉でお話をしてくださるようです。
今からたのしみw
そして今全力を尽くしている会社からのメッセージを今日頂きました。
ご一読頂けたらうれしいです。
・…………………………
鎌田様、新井様
お世話になります。
ご丁寧な手紙いただきまして、ありがとうとございます。
取締役にもいただいた手紙は回覧させていただきます。
お言葉の通り、今こそ私たちが役に立てなくては会社
としての存在価値がない、と震災直後から全社員は、寝る間も
惜しんで、救助・復興支援のために(契約の有り無しにかかわらず)、
サービスに全力を尽くしています。
しかし、まだまだできていないことばかりです。
いみじくも14日朝の全社会議で社長が、「本当に世界中の
人たちに気象を通じて貢献できるかどうか、我々は今試されている」
という言葉通り、ウェザーニュースという存在が何で、何をやるべきか
という方向性とスタンスを再確認、再出発する局面を迎えています。
幸いにも、こんなときだからこそなおさら、貴社をはじめ企業、個人、
株主サポーターの皆様からご期待いただくとともに、激励をいただいて
おります。
まだまだ余震は続いています。気を抜くことなく、今何ができるのか、
を考え、行動し続けますので、変わらぬご支援いただきますよう
宜しくお願い申し上げます。
投資している会社を誇りに思う (かまた)
東北地方太平洋沖地震の復興支援に向けて多くの人が立ち上がっています。
私の元にもいろいろな方から義援金や支援物資の調達・輸送等の活動の様子が毎日のように寄せられてます。
政府は今後も最大限頑張るとは思いますが、こうした民の力の集結力ははるかに力強いと感じています。同じ危機でも、リーマンショックの時とは明らかに異なり、今回は、日本人が自らの試練としてとらえて、何とかしたい、何となしなくてはならないと行動しています。その分、復興に向けた強い想いを感じています。
「結い 2101」で投資している会社も、大震災の影響で傷を負いながらも復興に向けて様々な動き始めてます。
投資先の中では影響度が比較的大きいヤマトホールディングスは、明日3月25日(金)より東北地方の全域で「宅急便」の集荷・配達を再開します。200台の車両、500名の人員で「救援物資輸送協力隊」を編成し救援物資輸送と被災地の方々への支援に取り組みはじめます。
未来工業の社員は、7月に予定しておりました旅行を中止し、それに係る旅行費用から1億円を災害復興のために寄付しました。
アミタホールディングの子会社トビムシ、そしてトビムシの関連会社ワリバシカンパニーと西粟倉・森の学校は、炊き出しの為の支援物資として国産間伐材を用いたワリバシ1万膳を仙台に送ったそうです。今日トビムシの社長 竹本さんより頂いたメールです。
「被災地(を回っている本物の声)からの要請により、炊き出しの為の支援物資としてワリバシ1万膳を仙台におくりました。
トビムシ http://p.tl/vlpJ
バイテン http://baiten3331.jugem.jp/
実際、我々の製箸づくりはその途についたばかり、試作品製造段階の域をでたばかりではありましたが、結果的に初出荷が支援物資になるという、まったく想像もしない初陣となりました。」
他の投資先の会社も色々な復興支援に動いています。
鎌倉投信は、こうした会社に投資していることを誇りに思います。
今日、非常に厳しい状況の中で懸命に事業に取り組んでおられる投資先の会社の社長さん全員に、少しでも励みになればと思い手紙を出しました。
もし、皆さんが個人的に投資をしてる会社があれば、是非一株主として応援メッセージを届けはどうでしょうか?きっと何か伝わるのではないかと思います。こうした支援もあるように思います。
取引先の皆様に感謝 (かまた)
先週一週間は今までとは違った緊張感のなかで無事に業務を終了することができました。
社員の全員の全面的な協力があったればこそ。責任感と協調性に富む素晴らしい仲間に恵まれたことに心より感謝しています。
加えて、関係取引先の全面的なサポート、このご恩は、忘れ難いものになりました。
「結い 2101」の資産を管理してくれているのは受託といわれる信託銀行です。受託信託銀行は、たとえ9.11やリーマンショック、今回のような大震災があっても毎日欠かさずに資金決済を行い、有価証券の時価評価を行います。それが皆様に日々開示する基準価額に反映されています。表には出ることはあまりありませんが、実は皆さんの財産を保全する大変重要な役割を担ってくれているのです。
さらに日々の基準価額を算出したり、お客様の情報を管理するためのシステムベンダーの皆様の協力も日々の業務を完結するためには必要不可欠です。
今回の震災以降、皆さんご自身も大変な状況の中、こうした取引先に全面的なご協力を頂いているのです。
鎌倉投信とのビジネスは、彼らから見ればとても小さなものです。でもビジネスの大小で判断することなく、いざという時に本当に力になってくれる人たちに支えられていることに本当に感謝しています。
こうした取引先との連携と取るのは主に業務部長の塚本です。塚本の冷静沈着な判断と、取引先への真摯な対応は、隣で見ていて頭が下がる思いがしました。
大変な状況の中では、その人の本当の姿が出るものです。先週は、素晴らしい取引先、お客様、社員に囲まれて本当にありがたいと思った一週間でした。