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ギターの存在

僕とギターとの関係。それは呼吸に近いかもしれない。もうギターと出会って15年以上になる。学生時代、友人や好きなアーティストの影響を受け、ギターを買いたいと母親に申し出た。すると「どうせ続かない、続いた試しがない」と一喝された。今でもその時の悔しい気持ちは忘れていない。実は母親に切り出す前から父親のギターを押し入れから出して、家族に隠れては弾いていたからだ。自分みたいな平凡な男が、ギターなんてなんか恥ずかしいという気持ちでいっぱいだった。何とか安いエレキギターを近くの楽器店で購入した。母親の言葉も手伝い、その日から諦めずコツコツ練習した。人生の原動力になった。バンドを組み学園祭でライブ、ギター教室にも通う。ギターに出会うまで成績ははっきり言って良い方だったが、ギターの技術向上とともに成績は下降して行った。熱病は覚めず、大学では軽音サークルに入部し、大学の地下部室でカビの生えるような毎日を過ごした。都内でライブしたり、作詞作曲、レコーディング作業、ジャケット製作など行い、自主製作CDを作った。無我夢中で頭から溢れ出るアイディアを形にしようと焦った。当然仲間と衝突することもあった。ギターを通して仲間に出会い、恋愛をした。考えてみれば、僕の両親も若い頃ギターを弾いていた。休日ギターを弾くと、そこには裸の自分がいる。社会的地位も経験もなかった時の自分、無我夢中で突き進んできた自分。だから、どんなに周りが変化しようとも、ギターを弾けば、変わらない昔からの自分に出会える。僕の原点がいつも部屋の隅っこに存在している。諦めずにやり通すこと、0から1を生み出す喜びを発見できたことは自分のスタイルの核になっている。<トップへ>



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ブログ開設のご挨拶

鎌倉スタイルにお越し戴きありがとうございます。ビジネス、趣味、将来の夢、地域の情報など、楽しみながらお互いを刺激し合える素敵な仲間のネットワークを広げて行きたいと思い、今回ブログを開設しました。真面目は大嫌い。遊び心があるからこそ、アイディアや行動力は生まれるのではないでしょうか。脱仕事の関係で意見や情報を交換しませんか。一緒に輪を繫ぎ合わせて行きましょう
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