6月は雨ばかりで残念です😢 

6月に入り雨が続きますね。。。

どんどんうまくなる姿を見ていたいからこそ、

毎週同じ曜日が雨になると残念な気持ちになります。

 

今週は久しぶりに、月火と二日連続でフリークラスができたので

細かいショットの練習も含め、基礎を見直す練習を取り入れました!

 

 

ボレーは一人では練習できない 

ストロークやサーブの練習は、1人でもできます。

壁打ちに行く子どもたちも多いので、晴れた日に予定がなければいくらだって壁打ちでうまくなることができます。

僕も小さいころ、天気がいい日にはよく数時間ぶっ通しで壁打ちをしていたものです。

 

ですが、ボレーはなかなか練習することができません。
というのも、ボレーは、試合の中で飛んでくる様々な球種のボールに面を合わせ、

相手のポジションを見ながら、ボレーの距離を調整するショットです。

一定のスピードを出さないと帰ってこない壁打ちではなかなか練習しづらいですよね。

 

今回は、子どもたちに悪い癖がつく前に、ボレーの感覚的なところを身に着ける練習をしました。

 

 

ボレーのコツは、「振る」のではなく「掴んで放る」 

 

ナイスボレーってどんなボレー?

ボレーのスイングってどんなことを意識していますか?

僕もそうだったのですが、ジュニアのころは低くて鋭くて勢いのあるボレーがナイスショットだと思っていました。

そのため、ボレーに勢いを出そうと大きくスイングをしてしまい、なかなかスイートスポットにクリーンヒットさせることができていませんでした。

 

しかし、大人になってくるとナイスボレーの感覚が変わってきました。

 

先ほども少し話しましたが、試合の場面でのナイスボレーは鋭いボレーだけではありません。

 

ナイスボレーとは、

相手のポジションに対して、取れない距離にコントロールされたボレー

のことです。

 

相手が後ろに下がったままなら、ドロップボレー。

相手を追い詰めているのであればオープンコートにコントロールしたボレー。

仕掛けのボレーは相手の足元や、バックのハイボレー。

 

などなど、おかれた場面に応じてナイスボレーは変わっていきます。

 

 

ボレーをコントロールするには、「掴んで放る」を覚える!

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そこで、どんなボールもコントロールしていくために必要になってくるのが「掴んで放る」感覚です。

 

ボレーのテイクバックは最小限に抑え、自分の身体の横までボールをひきつけます。

ボールに当たったら、ボールをラケットでしっかりと掴み、
打ちたいところへフォロースルーをして運んでいく感覚です。

 

当たる前に大きくテイクバックしてスイングをしてしまったり、

フォロースルーを止めてしまうと、ボールをコントロールしづらくなります。

 

動画で見ると差は一目瞭然なのですが、それですぐに修正できたら苦労しませんね。
ここでは簡単な練習方法に触れたいと思います。

 

 

自分の手でつかんで放る!

練習方法はいたってシンプル。

ラケットを置いて、ボレーの位置に立ちます。

コーチに下から手出しでボールを出してもらい、ボールを片手でキャッチしてボレーのフォロースルーでボールを運びます。

 

この時意識したいのが、

・ボールをキャッチするときにテイクバックをしていないこと

・ボレーのインパクト位置を体の横まで引き付けること

の二つです。

ついつい体の前で取ってしまいがちなので気を付けましょう。

 

この練習を左右で繰り返し行います。

すると、自然と掴んで放るイメージが身に付きます。

 

それができたらラケットで練習!

するといとも簡単にテイクバックが少なくなり、ボレーの安定感が増します。

やっぱり身体感覚を鍛えることは、テニスなどのラケット競技ではとても有効なんだなと感じた瞬間でした!