主筆?大陸出張とのことでスケールの違いこそあれ、お茶を濁す程度でこの頃感じていること寄稿。

本日夕刻に大槌経由で釜石に入りました。

大槌町は被災著しい地域の中では初めて行われる選挙戦。しかも町長が被災し亡くなられ長きにわ
たり不在であったことから、いよいよもって町長を決める選挙ということで全国的に注目されてい
ます。

従来の選挙カーによる連呼というよりは、様々な気遣いが優先された戦いとのことです。
また、同時に町議会選挙も行われており、いつもより新人候補者多数とのことで、ポスターも全て
掲示されているわけでもなく、異例の戦いでもあります。

いずれ明日、今後の復旧・復興の舵取りをするキャプテン(町長)とそれに意見する議員が選出され
るわけですから、多少なりとも関心事となります。

まずは多くの職員を失い、有権者の確定や諸準備など大変な労力にもかかわらず、こうして選挙を
行うことができたことはそこに従事した町職員のおかげであり、あらためて敬意を表したい。

翻って釜石も一週間後には市議会議員選挙でその数日前には県議会議員選挙も告示。
こちらも選挙活動の取り組み方法等が話題となりそうです。

先日のNHKでは釜石において新しい技術と手法で電力を地域内に供給する検討がなされている
様子が放映されておりました。国内有数の風力発電が和山にあり、県内最大規模の新日鉄の石炭火
力発電所もある。瓦礫を焼却して熱を有効活用することも思案しているようだ(発電もいいが健康
ランドも欲しい!)。

様々な制約や資本の投下も必要とされるわけだが、時間もかかりそうだ。これはこれとして、住居
面での早期で現実的な施策を渇望。そして製造に類する工場の立地が釜石的。残念ながら具体的な
ところは私も思案中・・・by Y.K