11月11日放送の野田武則釜石市長のインタビュー後に流した曲は「釜石市民歌」でした。



10月26日(日)放送した「元気総研」でも釜石支局の阿部が紹介しました(詳細はこちら)が、改めて説明を。



同曲は1937(昭和12)年の市制施行を記念して、新聞社の事業として作られた。作詞は広瀬喜志。作曲は古関裕而。古関さんは「六甲おろし」「栄冠は君に輝く」「ひめゆりの塔」など戦前戦後の名曲を手がけています。



釜石市内では午前8時、正午、午後5時に防災行政無線でメロディーがチャイムとして流れており、通称「愛の鐘」として親しまれています。



今回流したのは、釜石市合唱協会の歌と釜石市民吹奏楽団の演奏バージョンでしたが、昭和の名歌手・霧島昇が歌っているバージョンもあります。



歌詞は下記の通りです。


1、仰げ颯爽 三陸の 太平洋上 隆々と われ等市民の ゆくところ 新興の意気 高らかに おおこの力 釜石市


2、謳え溌刺 大空に 響くエンジン 立つ煙 文化の薫り 燦然と 鉄の都の 基固し おおこの命 釜石市


3、進め勇躍 波を獗り 大豊漁の 声揚る いま海の幸 集まりて 歓呼の嵐 湧く港 おおこの誉 釜石市 


4、奮え凛然 日に月に 国際要港 躍進の 国は拓けん この地より 尊き使命 背に負いて おおこの誇り 釜石市


5、起てよ堂々 東奥の 世紀の汐 魁けて 先駆は我ぞ 朗かに 栄えある都 打ち建てん おおこの光 釜石市



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写真は釜石市大町の交差点にある釜石市民歌の石碑



エフエム岩手釜石支局 千葉東也



【コラム・チバが個人的に応援しています。岩手出身のミュージシャン】



あんべ光俊さん(釜石市出身)、ササキオサム(ex.MOOM CHILD、盛岡市出身)、日食なつこ(花巻市出身)など、岩手出身のミュージシャンって実は多いんです。インディーズ、メジャーで活躍している人は本当にたくさんいるんですが、今回はチバ☆が個人的に勝手にPUSHしたい=インタビューしたい3組(3人)を紹介。エフエム岩手へのリクエストもお待ちしています。


BOOM BOOM SATELLITES


Vo&Gtの川島道行が盛岡市出身(1969年生まれ)。テクノとロックを融合させたビッグビートで世界でも大人気。2006年に発売された「Kick It Out」はCM等に起用され、耳馴染みの方も多いはず。川島さんが脳腫瘍を発症し現在活動休止中だが、川島さんが病気に打ち勝ち、復活することを切に願う。


●SANABAGUN.


ヒップホップとジャズを融合させた8人組バンド。Voの高岩遼が宮古市出身(1990年生まれ!)。ストリートライブを経て10月21日にアルバム「メジャー」を発売。荒削りながら、新世代のヒップホップ提示宣言がリリックとサウンドからバシバシ聞こえてくる。


●きのこ帝国


男女4人組のオルタナティブロックバンド。Vo&Gtの佐藤千亜妃が盛岡市出身(1988年生まれ)。インディーズでの活動を経て今年4月にシングル「桜が咲く前に」でメジャーデビュー。ちなみに同曲のMVには岩手山や中津川、開運橋、バスセンターなど盛岡の風景が使われている(必見!)。11月11日にはメジャーファーストアルバム「猫とアレルギー」=写真=が発売。


kinoko