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6月24日放送のエンディングで流した

TUBE「LOVE BEACH」。



ご存知の通り、TUBEは今年でデビュー30周年を迎えました。

今月のエフエム岩手Reputation Cut'sにTUBEの「SUMMER TIME」が選ばれ、同じく開局30周年のエフエム岩手とコラボステッカーも作成しました。



6月17日には初の2枚組オリジナル・アルバム「Your TUBE + My TUBE」が発売=写真=。

2枚目のMy TUBE盤はVo前田亘輝&Gt春畑道哉が手がけたTUBEらしい夏をイメージした10曲を収録(もちろんReputation Cut'sの「SUMMER TIME」も収録)。

で、My TUBE盤ももちろん素晴らしいのですが、

注目は1枚目のYour TUBE盤。

世代を問わず、さまざまなミュージシャンがTUBEをイメージした楽曲を提供しました。



以下、Your TUBE盤の楽曲と作詞作曲者一覧。



M1「おかげサマー」作詞作曲:広瀬香美

M2「LOVE BEACH」作詞:TAKURO(GLAY) 作曲:TAK MATSUMOTO(B’z)

M3「湘南リグレット」作詞:富田京子(exプリンセス・プリンセス) 作曲:岸谷香(exプリンセス・プリンセス)

M4「タイムトンネル」作詞作曲:横山剣(CRAZY KEN BAND)

M5「危ない女 懲りない男」作詞藤井フミヤ 作曲:藤井尚之

M6「スコール」作詞作曲:玉置浩二

M7「湘南ラブストーリー」作詞:綾小路翔(氣志團) 作曲:西園寺瞳(氣志團)

M8「夏番長」作詞:増子直純(怒髪天) 作曲:上原子友康(怒髪天)

M9「雪でも夏」作詞作曲:奥田民生

M10「夏色のタイムカプセル」作詞:大黒摩季 作曲:織田哲郎

M11「この生命の限り」作詞作曲:松山千春



すごくないですか、このラインナップ!

TAKUROとB’zの松本さんの共作とか、元チェッカーズの藤井兄弟(F-BLOOD)とか、大御所の玉置浩二、松山千春(どちらも北海道出身だ)など。

とはいえ、個性的な楽曲をサーファーのようにうまく乗りこなす(歌う)前田さんのヴォーカリスト力に脱帽!



その中でも個人的にインパクトが強かったのは怒髪天が手がけた「夏番長」。

♪30年間夏番長/今年も夏に留年決定! って歌詞は増子さんじゃないと考えつかない。そして怒髪天節といえるR&E(リズム&演歌)。



奥田民生が手がけた「雪でも夏」。民生が他の人に楽曲提供をするとエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)っぽくなるのだが(例:PUFFY「アジアの純真」とか)、同曲も民生らしい淡々とした歌詞がELOっぽいサウンドに乗っている。でもよく聴くと、前田さんのヴォーカルが入ると、大滝詠一っぽく聞こえる。



そして松山千春が手がけた「この生命の限り」。アコースティックギターとストリングスのみのシンプルな楽曲だが、大ヒット曲「大空と大地の中」を思わせる壮大なバラードに仕上がっている。



実は震災の年から毎年釜石地域に訪れているTUBEのメンバーと前田さん。

今年も何らかの形で釜石地域に来てくれないかな。

それまで、このアルバムをじっくり聴いて待っています。




エフエム岩手釜石支局 千葉東也




【おまけ・レキシと歴史】

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同じく6月24日放送のコーナー・鉄の歴史館の後に流した

レキシ「歴史と遊ぼう」。

レキシとは、5人組のファンクバンド、スーパー・バター・ドッグのメンバーだったアフロヘアーが特徴の池田貴史(通称:池ちゃん)のソロユニット。ユニット名通り、日本の歴史を織り交ぜたコミカルな歌詞、ダンス&ファンキーなサウンドで人気を博している。多くのミュージシャンも変名でコラボしており(例:もち正宗=持田香織、旗本ひろし=秦基博、Deyonna=椎名林檎等)、これまでに4枚のアルバムを発売。今回の「歴史と遊ぼう」は2011年発売の2枚目のアルバム「レキツ」に収録=写真=。ちなみに1枚目は「レキシ」(2007年発売)、3枚目はレキミ(2012年発売)、4枚目はレシキ(2014年)。全部、レキシと数字にからめてのタイトルです。なので、5枚目のアルバムはもしかして「レキゴ」?