6月10日の釜石鉱山のコーナー後に流した


佐々木龍大(ささき・りゅうた)「Requiem」。


lullaby



佐々木さんは1976年、山田町生まれ。2000年に盛岡市に移り住み、アコースティックブルースユニット・龍伝のメンバーとして音楽活動を始め、RYUDEN名義のほか、2011年の東日本大震災後、被災地である地元の山田町のために作った楽曲「Bon Voyage」を発表。全国から注目を浴びる。2013年には佐々木龍大名義のソロアルバム「Brew Guiter」を発売。


そして、2年ぶりのセカンドアルバム「ララバイ」が6月3日に発売されました。



番組内のコーナーでも紹介しましたが、同アルバムは「ララバイ」は6月3日に発売。


釜石鉱山内のグラニットホールで収録された全8曲収録の弾き語りアコースティックアルバムです。



釜石鉱山のスタッフによると、佐々木さんのスタッフから「(佐々木さんが)テレビでグラニットホールを知り、自分の歌で被災地に元気を与えたい、是非録音スタジオとして使わせてほしい」とお願いされ、釜石鉱山が試験的にホールを提供したそうです。


レコーディングは2013年某日、午前10時頃から夕方まで一日で敢行。


(※現在はグラニットホールの貸し出しは行っておりません)



1曲目の「Toy」はグラニットホール内の岩盤から滴り落ちる雫の音とともにアコギ(ガットギター?)を爪弾くインストナンバー。2曲目の「Lullaby」、3曲目の「Fresh Rainbow Whale」は英詩。4曲目から7曲目までの「Bye Bye Bye」「Golden Ship」「Requiem」「The Moon」は日本語の歌詞。


番組で流した「Requiem」は、水をテーマに道に迷う全てのリスナーに捧げられたメッセージソング(資料参考)。


ナチュラルエコーがかかった佐々木さんの暖かな歌声とギターは、乾いた心を仙人秘水のように体内をめぐり潤し癒やしていく。


様々な思いが込められたアルバム「ララバイ」は、


2010年代のメイドイン岩手(釜石)のブルース&ソウル&ゴスペルアルバムである。



ちなみに、同アルバムは全国流通盤=写真=と東北店舗限定販売のありがとう東北盤の2種類あります。ジャケットが違うほか、ボーナス・トラック(8曲目)が全国盤は「アメヤドリ(down,up&down)」を、東北盤は「Bon Voyage」を収録しています。



エフエム岩手釜石支局 千葉東也