8月31日(水)に発行された復興釜石新聞第22号。



釜石新聞
 1面は、県内初の仮設店舗が完成、26日に市へ引き渡された記事を掲載。

 仮設店舗は中小企業基盤整備機構が釜石市天神町の仮設住宅団地のそばに建設。

 約1千平方メートルの敷地に軽量鉄骨造り2階建て2棟に被災した小売店や飲食店など15事業所が入居、「復興天神15商店街」として9月15日にオープンセレモニーを行う予定。
⇒(9月16日10時~に変更になりました。)

 同商店街の丸木浩之会長は……



「立派な仮設店舗を整備していただき本当にありがたい。お客さんがどれだけ来てくれるか不安もあるが、勇気もわいてきた。この仮設店舗を足掛かりに新しいまちづくりに尽力したい」



 ……と意欲を見せていた。



釜石新聞
 2面は、中学校の釜石・大槌地区駅伝競走大会(地区代表選考会)の記事を掲載。

 同大会は釜石市甲子町松倉の市営陸上競技場で行われ、7校から男女115人が出場。

 競技は1週400メートルのトラックを周回する形式で県大会と同様の区間を設置。

 男子は釜石、女子は大槌が優勝した。

 両チームは10月7日に花巻市で行われる県大会に出場する



釜石新聞
 3面は、岡山県倉敷市の玉山テレビ放送で20日、対話集会が行われ、釜石市鵜住居町根浜地区の住民が参加した記事を掲載。

 同報告会は、物資を根浜地区に送り続けている同市の高渕真吾さんらが立ち上げた根浜復興支援実行委員会が支援の輪を広げようと企画。

 釜石市からは根浜海岸復興の会の前川昭七会長、石本朗事務局長、宝来館女将の岩崎昭子さんら6人が参加した。



 前川会長は、防災無線が作動せず、ラジオが情報源だったことなどを話し、石本事務局長は……



「倉敷市玉島にも津波が来ないとは限らない。常にどこに逃げればよいか考えてほしい」



 ……と訴えた。



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