8月10日の放送の際にご紹介した冷たい麺のお店
『更科』
その名の通り、創業52年目のお蕎麦屋さんで、兄弟で営業しているお店です。
※左から店主の三田昭典さん(兄) 三田昭祐さん(弟)
このお店は本当に居心地がいいお店なんです
2Fは小上がり席があって落ち着いた雰囲気。
夏のお楽しみメニューだと、お蕎麦かうどんが選べる
冷やしたぬき・冷やしきつね・冷やしむじな。冷やし中華・稲庭うどんもありますが、
オススメは「天ざる」。
お蕎麦の正しい食べ方を教えて頂きながらだったので
写真を撮るのを忘れていました・・・。
気づいた時にパチリ(笑)
正しい食べ方は、お箸でお蕎麦をひと口サイズつまんで、
半分だけ蕎麦つゆにつけて、一気にずずっと食べる。
私は今までどっぷりつゆにつけて食べる派だったので
わからなかったのですが、
半分だけだと、お蕎麦の素材の味がよくわかるんですね。
初めてお蕎麦の甘みも感じましたよ。
天ぷらもサックサクだし
そして、こちらのお店は
お蕎麦だけではなく、うどん、ラーメン、うなぎもメニューに並んでいます。
何でかと言うと、兄の昭典さんは
和食も提供している寿司割烹の仙台の『福寿司』というお店で修行をしてきたので
焼酎や日本酒を取り入れておつまみもメニューに並んでいるんだそう。
弟の昭祐さんは、浅草の『並木藪蕎麦』で修行をしてきたそうです。
こちらのお店は直接津波の被害は受けていないのですが
震災後は材料がなかなか手に入らなかったり大変だったそうです。
お蕎麦やラーメンにはネギが必要ですもんね。
そして都市ガスも止まっていた為、急遽プロパンガスを入れ、
メニューを限定してお昼のみの営業を3/20に再開。
震災当時は寒く、温かいものがなかなか食べられなかったから、
なるべく早く温かいものを提供したかったと仰っていました。
「更科」さんはお蕎麦・うどん・ラーメン全てが自家製麺。
震災前はなるべく地物を出してきたお店でした。
三陸の魚介は、まだ揃わない時期だけど、
少しずつ地元のものを優先するように取り入れていきたいとも仰っていました。
そして、このお店に行ったらぜひ、店内を見回して欲しい
至るところに突っ込みどころ満載のフィギュアが
私のお気に入りはこちら
遊び心がたくさん散りばめられているお店なので
本格的なお蕎麦を食べながら、子供も大人も楽しめますよ。
気さくなご兄弟なので、話しかけてみるとイイコトがあるかも
<営業時間>
昼の部は午前11時~午後3時まで。
夜の部は午後5時~午後9時まで。
大人数で来店する場合、出来れば予約をして頂いた方がいいとのことです。
『更科』
岩手県釜石市小佐野町1-1-26
お問合せ(0193-23-5103)