8月3日(水)に発行された復興釜石新聞第16号。
1面は、7月28日に鈴子町のシープラザ釜石2階へ釜石地区被災者相談支援センターを開設した記事を掲載。
同センターは久慈市、宮古市、大船渡市の合同庁舎に設置しているが、釜石市は市との連携で市災害対策本部があるシープラザに開設した。
生活支援制度など、被災者からの相談や問い合わせに一元的に対応、沿岸振興局の担当部署や釜石職安など各種支援機関と連携し、被災者や事業被災者の要望に迅速に応じる。
対応時間は、平日午前9時から午後5時まで。
このほか、7月28日現在の被災者数も掲載。
死亡者879人(身元不明106人)、行方不明者299人、避難者307人(26施設)。
2面は、釜石中学校体育館で行われた劇団四季の東北巡回公演の記事を掲載。
公演の様子のほか、公演前に釜石市出身の菊池正さんと役者が鵜住居小の5・6年生を訪ね、被災した児童らを劇中歌の歌唱指導で元気付けた。
菊池さんは……、
「ふるさとがこんなかたちになり、心のケアが必要。子どもたちの明るい表情を見て少し安心できた」
……と話していた。
3面は、社会人ラグビー「トップイースト・ディビジョン1」の釜石シーウェイブスRFCとクボタのプレシーズンマッチの記事を掲載。
試合は甲子町の市陸上競技場で行われ、シーウェイブスは5対40で敗れた。
今シーズンからチームを引っ張るフランカー佐伯悠主将は……、
「守りが整備されて立ち上がりは良かったが、最後まで(トライを)取りきる力をつけないと。トップリーグを目指すには、もっとレベルを上げなければ」
高橋善幸ゼネラルマネジャーは……、
「もう少し敵陣に入ろうとする意識が欲しい。攻めの工夫もいまひとつ」
……と課題を指摘した。
T-チバ☆