7月16日(土)に発行された復興釜石新聞第11号。

 

 1面は、釜石市のがれきの撤去から最終処分まで一括で行う事業者を全国から公募する記事を掲載。

 同事業は、環境省の東日本大震災災害廃棄物処理のマスタープランに基づき、釜石市のモデル事業として取り組む事業。委託業者は今月中に一般競争入札で決め、選定された業者は両石、鵜住居、片岸地区にある約3万8千トンのがれきを9月までに最終処分する。

 今月12日には説明会が行われ、北は青森から南は鹿児島まで全国から144社が参加。

 釜石市のがれき約80万トンのうち、仮置き場に撤去されたのは全体の26%にとどまっている。

 説明会で山崎義勝市民生活部長は「解体しなければならない建物が多く残っているのが釜石の特徴。他の自治体より丁寧にやっている」などと説明した。

釜石新聞

 

 2面は、釜石北高の元職員らが、今月30日に鵜住居町の根浜海岸へ慰霊の鐘を設置する記事を掲載。
 鐘はブロンズ製で、直径13センチ。

 鐘をつるす塔の高さは台座から2メートル30センチ。

 幅1メートル20センチ。

 同校の元教員でまとめ役の沓掛周一さんは「鵜住居のみなさんにはお世話になった。鐘を鳴らして津波で流された人々の魂をしずめ、生きる人に勇気と希望を与えたい」と話す。

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 3面は、唐丹町の全世帯(約800戸)に安全推進の缶バッジを配った記事を掲載。

 バッジは、釜石警察署・唐丹駐在所連絡協議会が作製。

 直径6・5センチのバッジには同町のキャラクター・とうにーくんを配置。

 とうにーくんは同町の学校講師の三宅亮子さんがデザイン。

 頭の逆立った髪はワカメ、衣服は作業姿、ひらがなで「とうに」の文字をアレンジしている。

釜石新聞

 

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