7月2日(土)に発行された復興釜石新聞第7号。

 

釜石新聞
 1面は、釜石市の目抜き通りにある釜石ベイシティホテルと、同ホテルの1階にあるコンビニエンスストアのローソン釜石ベイシティホテルが1日に営業を再開したという記事を掲載。

 1階は津波で浸水したが、突貫工事で営業再開にこぎ着けた。

 同ホテルを経営する菊丹の及川智宇専務は、

 

 「空調などの機器が屋上にあったため、津波の難を逃れたのが幸い。思った以上に早く再開できてうれしい」

 

 と話していました。

 釜石市内にはローソンが7店ありましたが、釜石ベイシティホテルを含む4店が津波で被災。

 釜石駅前店は4月上旬に再開し、平田店は同じ場所で再建を計画しているそうです。

 

 このほか、野田武則釜石市長が復興まちづくり基本計画の骨子案を発表。

釜石新聞
 骨子案では「災害に強い都市構造への抜本的転換」「生活基盤の再建」「子供たちが希望を持てるまちづくり」など7つの基本目標を設定。

 地域内でエネルギーを循環させるスマートグリッド(太陽光発電などを地域内で循環させる地産地消のエネルギーシステム)の導入、防災モデル校の整備、震災を記憶する地域博物館構想などを推進するそうです。

 今回の骨子案をもとに議論を重ね、9月までに最終的な復興基本計画を策定するそうです。

 

釜石新聞
 2面は、釜石東中学校の卒業生が母校にアップライトピアノを寄贈、釜石市営プールオープンなどの記事が掲載されていますが、私が注目したのは広告。

 ベイシティホテルの近くにあり、津波で被災した居酒屋「養老乃瀧」が14日に営業再開するなど、震災後に突貫工事を行い、営業を再開した店舗は徐々に増えています。

 

釜石新聞
 3面は、東京のプロメークアーティストによるボランティア活動を掲載。

 幼児から60代の女性30人以上参加し、ヘアスタイルやメーク、ネックレスなどの装身具などで変身し、「自分じゃないみたい」美しさに喜んでいました。

 

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