前述の通り発達障害にも様々な種類があり、それぞれ適した作業や仕事が存在します。

 特にASDとADHDに関しては特性と仕事の相性がわかりやすいみたいです。

 LDに関してはどの機能が優れているか、もしくは苦手なのか(見て覚えるのが得意で、耳で聞くのが苦手、など)を理解した上で相性の良い仕事を探す、という感じでしょうか。


①ASD

◎得意な分野

→量をこなしたり、突き詰める必要がある仕事

・SEやプログラマー

・研究者

・製造業 など


 僕は細かい作業や同じ作業を繰り返し続ける事が非常に苦手です。

 むしろそういう人ってたくさんいますよね。

 できるだけクリエイティブな仕事をしたい、面白い事がしたい、イノベーションがなんたらかんたら。

 スキルもないやつが難しい横文字使ってんじゃないよ!って思っちゃいますが…


 ルーティンを続けるっていうのはそれ自体が人にとっては退屈で、苦痛で、耐えられないものです。

 同じ事を飽きずに、諦めずにやり続けられるのはそれだけで才能だと思いますし、それを出来る人を僕は尊敬します。



②ADHD

→ADHDは得意不得意というよりも、本人が興味を持っている事であればパフォーマンスを発揮することができます。

 できればルーティンが少なく、日々新しい刺激を得られる様なものがいいでしょう。

 工場のライン作業のような単調な事の繰り返しは苦手です。


◎得意な分野

・クリエイター

・芸能

・マスコミ など


 どちらかというと僕もこちらの傾向に当てはまりますが、ADHDの方の没頭できる深度は圧倒的に違います。

 自分のパフォーマンスを1つのことに集中出来るという事は確かに危ういところもありますが、期待される成果には計り知れないものがあります。

 大抵の人ははそんなに集中、没頭はできませんから。