佐々木嬢「人質」 | かまBROTHER

かまBROTHER

アル中の備忘録

直木賞作家  佐々木譲さんの「人質」読了。

安定感ある道警シリーズ第6弾。スピンオフ的なのかな。
シリーズの佐伯、小島、新宮、津久井、長生寺、おなじみのメンバーの登場で楽しめた。
本作では佐伯宏一警部補が脇で小島百合巡査部長が主役。
立てこもり事件が起きるが、犯人は凶器を持ってなく、人質はスマホで外部との連絡を許されるという設定が新鮮だった。
ほどより緊張感を持って最後まで読めたかな。


◆あらすじ◆
小島百合巡査部長は人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ---。