高嶋哲夫「命の遺伝子」 | かまBROTHER

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アル中の備忘録

高嶋哲夫「命の遺伝子」読了。

高嶋哲夫さんファンなのに、何年も納戸で眠らせてしまった。
読書タイムが通勤時間なので、重いから単行本より文庫本に手がいってしまうのだ。

いやー読み応えあって面白かった!!!
納戸図書館に眠っているハードカバーどんどん読まなくちゃ!って気にさせてくれた。

高嶋作品って当たりハズレがあるけど、本作はナチ残党と不老不死の遺伝子という題材自体が好きだったし、スピード感ある展開の面白さはダン・ブラウンの「天使と悪魔」、「ダ・ヴィンチ・コード」を彷彿とさせ、それに引けを取らないぐらいだと思う。


 
  

◆あらすじ◆ (BOOKデータベースより)
ベルリンでの講演直後、天才遺伝子科学者トオル・アキツは何者かに攫われ、爆破事件で吹き飛ばされた男の手首を見せられた。四十代のものに見える手首の主は、生きていれば百歳を超えるナチス武装親衛隊の大佐だという。謎を解明するためブラジルの奥地へ向かったトオルの前に、ナチスの壮大な陰謀が姿を現す----。