虎屋壺中庵@佐那河内村 | かまBROTHER

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アル中の備忘録

やっと徳島旅行2日目ネタに突入。
2日目のお昼は予約しておいた『虎屋 壺中庵』へ。

ここ知る人ぞ知る日本料理の名店なんだって。
食べログはその時4.40点でTOP50入りだったし、ガイドブックにも載っていた。

昼・夜ともに各2組限定の予約制。


 
 
先々週末は台風12号の影響で四国は豪雨で避難指示が出たとこも。
徳島は阿南市が避難勧告が出てたけど、徳島市は大雨だけど豪雨ほどではなく出歩けるぐらい。
お店は山深い佐那河内村なので、行く前にお店に連絡してみたところ、こちらは大丈夫とのこと。
普段は隣にある朝宮神社に駐車するようだが、大雨なのでお店の前に停めてくださいと携帯に連絡くれた。


 
廊下から庭が眺められてウチの実家に似てるー。

 
すべて個室の座敷席で、個室はこの広さ。

 
ご主人の岩本氏は「嵐山 吉兆」の創業者から直接教えを受けた方なんだそう。(ガイドブックに書いてあった)
昔の京料理の椀の当たりつけができる唯一の人なんだって。

  
 佐那河内村でとれた無農薬野菜や鳴門の海でとれた四季折々の旬の食材を取り入れたコース。
お昼は5400円、8640円、10800円の3種類。
料理の数は変わらないけど、8640円から焼物が天然鮎になったりと材料が変わるそう。

残念ながらレンタカーなのでお酒が飲めない。
夜はさすがにお酒なしはツライだろうってことで、お昼を予約した次第。 

徳島市から佐那河内村までは40分ぐらいだったかな。
ずっと川沿いを走ってきたんだけど、氾濫しそうだった。 
 
 
これはテリーヌかな。
穴子、せいご、海老。野菜はカボチャ、インゲンが使われていた。
ソースは冬瓜なのかきゅうりなのか。

 
 お店の横の川、増水しててすごい流れだった。
料理を出しているのは娘さんのよう。
1mぐらい落ちてるところ、過去に一度だけ1本になったことがあるが、幼少期から一度も氾濫したことはないと聞き、ちょっと安心した。
 
 
鱧寿司と穴子のやわた焼き

鮎は鰻などは近くの川でご主人がご自身で釣ってくるようだ。
近くの川って。。。
 

 鮑しんじょうのお椀
コリコリとした鮑の食感が楽しめ、出汁もいい塩梅で実に美味。
今回イチバン印象に残ったのがこのお椀。
  
 お造りは 、
 
 せいごと車海老でした。
身がぷりっぷりで感動。
 
天然鮎は蓼酢につけて。
天然鮎美味しかった。
 

新じゃがと蛸の炊合せ
 
蒸かしたじゃがいもにタコ入れてお団子にしてあるよう。
 もみじおろし?
 
 鱧茶漬け
 
 見た目の派手さはないんだけど、味わい深くて地元食材を堪能できた。
 
 
 甘夏のゼリー
  
 
部屋からの景観美を楽しめるのがこのお店の魅力かな。

 
帰りにお庭をゆっくり見させてもらった。
 
 
 
本当はこの日、四国山地の秘境、祖谷渓まで足を延ばしてみようと思ってたけど大雨で断念。
でも、お店の人に聞いたらここから更に2時間は掛かるそう。
徳島から往復6時間。そりゃ遠いからムリであった。
このあと、近くの温泉へ~