『シャガール-ロシア・アヴァンギャルドとの出会い』東京藝術大学大学美術館 | かまBROTHER

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アル中の備忘録

10月11日まで東京藝術大学大学美術館で開催されていた

『シャガール-ロシア・アヴァンギャルドとの出会い ~交錯する夢と前衛~』

行ってきました。


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上野は日本を代表する美術館や博物館が点在するエリアなので、お天気がよければ上野公園を散歩がてらミュージアム巡りなんぞもできていいですよね。

(上野の森美術館、国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館(休館中)、東京藝術大学大学美術館があります。)


・・・開催最後の週末、雨の日にギリで行ってきました。


雨だと言うのに、チケットを並ぶ列には150人ぐらい。

ギョエ~と思いましたが、そんなに待たずに入れました。



シャガールの初期から晩年までの70点に加え、故郷のロシアの同時代絵画(ゴンチャローワなどを並べるという、シャガール自身の希望でもあった企画が叶った展覧会なんだそう。

使いずらい藝大美術館の構造をうまく利用し、展示手法に工夫があって楽しく鑑賞できました。


フランスやアメリカで名声を得た後は、明るい色彩で夢と現実を描いてる作品が多いですが、どれも隅に故郷の絵が描かれてるのが印象的でした。



作品の中心は本人が生前に寄贈したものや、死後遺族が寄贈したものだそうです。


今回、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇団のためのモーツァルト歌劇「魔笛」の舞台美術シリーズも公開されていました。

約50点がまとまった形で公開されるのは初めてなんだとか。

シャガールがスケッチした衣装や舞台がそっくりそのまま作られていることにビックリしました。

シャガールが手掛けた舞台衣装で再演して欲しいわぁ。


今年はいい美術展が多い気がします。



          「東京藝術大学大学美術館」
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「上野公園の西郷隆盛像」
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「旧東京音楽学校(現東京藝術大学) 奏楽堂」(重要文化財)
中央天井をかまぼこ型に高くし、視覚、廃棄、音響上の配慮がなされているそうでし。
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上野公園「芸術の散歩道」・・・毎年入れ替えている藝大学生の作品。
 今年2010年は「アメダマ傘」石川直也氏の作品。他3点あります。
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「寛永寺 清水観音堂」(重要文化財)
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「上野公園 竹之台噴水」
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