皆様こんにちは。

 

新しいホームページが完成しましたので

お知らせいたします。

 

MAISON FENNINGER

 

作ってくださったのは三股町在住の

田畑久美子さんです。

 

写真は酒生哲雄写真事務所の

酒生哲雄さんと

酒生明子さんです。

 

三人の方のおかげで素敵なサイトができました。

ありがとうございます^^

 

日々のことや、日仏生活の違い、

今学んでいることなどをアウトプットしていこうと思っています。

 

ご覧いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

MAISON FENNINGER

 

 

 

 

事後報告になってしまいましたが、


5月12日に


リブレリー&ギャラリーカフェ
MAISON FENNINGER
(メゾン フェナジェ)を
三股町にオープンしました!


7ヶ月の息子の慣らし保育と同時、
しかもコーヒー豆やお菓子の入った
小包がフランスから届かない😭
という状況でのオープンでした。

現在は

フランス直送の

国際フェアトレード認証オーガニックコーヒーや
お菓子

をご用意できますので
やっと皆様にお知らせすることができます😊

営業日は
水・木・金・土の13:00〜17:00です。


場所は三股町稗田25-1


グーグルマップで検索していただく場合は
メゾンフェナジェで出てきます。

7ヶ月の次男は12:30〜16:30まで
保育園でお世話になっています。

完全母乳のため哺乳瓶を受け付けてくれず
先生方がスプーンでミルクを飲ませてくださっています。

たくさんの方に支えられてやっとオープンすることができました。

フランス人のお友達の家に遊びに行くような感じでお気軽にお越しいただければ幸いです😃

長男は早速お熱を出して
オープン時間直前に保育園へお迎えに😂

 




 

Instagram

メゾンフェナジェ専用のアカウントを作成しました!

フォローしていただけるとうれしいです♡

 

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プライベートの写真はこちらに載せています♡

 

 

 

4月21日は私たち夫婦にとって

はじめての結婚記念日でした♡

 

もう子供が3人いますが

戸籍上はまだまだ初々しいカップルなのです。笑

 

日本だと、まずは結婚。

そして子供という順番を踏むのが

当たり前というか良い順番となっていますが、

フランスでは「結婚」しているかどうか

まったく問題ではありません。

というか誰も気にしていません。笑

 

 

そういえば、これは余談ですが

フランスのサルコジ前大統領が

前の奥さん(セシリアさん)と出会ったのは、

当時市長としてセシリア前夫人の結婚式に立ち会ったとき。

 

新婚さんなのに、もう目をつけていたんですよ!

市長なのに!!笑

 

 

例えば街中でナンパされて

その場から逃げるために、

「結婚してるんで」と嘘をついたとしても

欧州の殿方にはまったく効果がありません。笑

それくらい「結婚」が重要視されていないのです。


私も彼と出会ったとき

(当時私36歳、彼32歳)

いつか子供は欲しいときちんと伝えましたが

結婚についてはまったく触れていませんでした。

 

もし日本にずっと住んでいたら

やはりちゃんと結婚しなきゃ!と

思ったと思います。

 

渡仏した時点(当時30歳)で

彼氏がいなくて焦っていましたから。。。

 

でもフランスで生活しはじめて、

自由に恋愛をして家族になっていく

カップルを実際にたくさん見ることができたから

結婚という形式にこだわる必要はない。と思えたのです。

 

なので、私は事実婚4年の間に2人の子供を産みました。

後ろめたさとかもなく、堂々と言えます^^

 

長女の日本国籍を取得するため、

ストラスブール領事館へ出生届けの用紙を受け取りに行った際、

未婚で出産する例があまりないのか、

職員の方が私に用紙を間違って渡すというハプニングがあったくらいです。

 

また、フランスでは10年以上家族として生活して、

それから相続問題関係で結婚に至る人も多いようです。

でも、いざ結婚したらそのプレッシャーから

すぐに離婚してしまうカップルも多いそうです。

 

さらに、離婚に時間がかかるから

結婚に躊躇するという話もよく聞きます。

以前よりは簡素化されたそうですが、

それでも日本よりはややこしいみたいです。

 

正式に結婚しても別れるときは別れるし、

紙切れの契約にこだわっていなくても

一生を添い遂げるカップルもたくさんいます。

 

結局はお互いが、

状況が変わっても一緒にいたいと

思えるかどうかだと私は思います。

 

出会った頃のように

ときめくことができなくなっても(笑)

一緒にいて安心できればそれだけでいいな。

 

事実婚もいいけど結婚も悪くない。

彼と結婚してそう思います♡

 

私を女として選んでくれて、

3人の子供たちの母親にしてくれた彼には

感謝の気持ちでいっぱいです^^

 

 

みなさま、こんにちは。

 

今日はフランス人の夫が、

どうしてレイキセラピストになったのか?

をお話ししようと思います。

 

長文になりますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

 

私の夫は元セミプロのサッカー選手(RCストラスブール所属)で、現在もボクシングをこよなく愛する根っからのスポーツマン。

 

そんな彼が、なぜレイキセラピストになったのか?

 

もともと医学や自然療法に興味があり、当時住んでいた南仏の町に

レイキを教えてくれる先生(フランス人)がいたので習いに行ったそう。

 

講座をひと通り受ければ、ほとんどの人がディプロムを取得することができるそうなのですが、

先生は夫だけにレイキの素質があると仰ったのだそうです。

 

褒めていただいたにもかかわらず、

夫は先生の言葉をあまり信じていなかったそう。

 

でも夫のおじさんが足を痛めて歩くのが困難だった時に

約10分間、手のひらを痛い箇所に当ててエネルギーを送ったところ

すぐに普通に歩けるようになってものすごく感謝されたのだそうです。


この出来事で、自分には本当にレイキの才能がある!

と確信したのだそうですが、

当時はまだサッカーの方が忙しかったので、

レイキを使った仕事をしようとは思わなかったみたいです。

 

そんな彼が、なぜ日本でレイキセラピストになろうと思ったのか?

 

それは昨年、私の母が都城市内の病院に

入院していたときのことです。

 

私の母は14年前からパーキンソン病にかかっていました。

家の中では歩行器を使用していましたが、

昨年の5月に運悪く骨折をしてしまいました。

 

手術は無事に成功し、1ヶ月間リハビリも頑張りましたが、

もう歩行器を使用しても歩くことができなくなってしまいました。

 

そこで、パーキンソン病の主治医がいるF病院へ

リハビリ目的で再度入院することになりました。

 

たくさんの入院患者がいる大きな病院なので、

当然といえば当然なのかもしれませんが、

悲しいことに、多くの患者はほったらかし状態です。

 

面会に行ったときに、粉薬をちゃんと飲むことができず、

口から大量にこぼれたままの状態で放置されている母を見てショックを受けました。

母はもう自分では薬を飲むことができなかったので、

看護師さんに飲ませてもらったはずなのに・・・

 

入院して1ヶ月過ぎた頃、

思ってもいない出来事が起きました。

 

口腔ケアがきちんとできていなかったため、

「肺炎」になってしまったのです。

 

かなり重症だったため、

人口呼吸器をつけて治療をするために

ICU(集中治療室)へ入ることになりました。

 

ほとんどの方がよくなって一般病棟へ移っていく中、

母だけが悪化していきました。

体の酸素濃度が著しく下がっていったときに

一度目の余命宣告を受けました。

 

「酸素濃度が上がればまだ良くなる可能性がある」

呼吸技師のYさんに言われたので、

私は夫にレイキを試してほしいとお願いしました。

 

精神を集中して、夫が母の体に手のひらをかざしたら、

なんと信じられないことに、

酸素濃度が一気に上昇していったのです。

 

奇跡が起きたと思いました。

 

機械が常に体内の酸素濃度値を計測しているので、

きちんとデータとして残りますが、

彼が手をかざすと計測不可能になる時もよくありました。

 

酸素濃度が上昇し安定したおかげで、

呼吸技師のYさんは人口呼吸器の設定を変えることができるようになり、

母がよくなっていく可能性も出てきました。

 

しかし、喜んでいたのも束の間、

今度は尿が出なくなりました。

明日も尿の出が悪ければ、今週末が山場。

と、2度目の余命宣告を受けました。

 

今度は尿を出すためだけに集中して

母の体に夫のエネルギーを送ってもらいました。

 

集中治療室は面会時間が細かく制限されているのですが、

泊まり込みで可能な限りの力を送ってくれた夫。

 

30代半ばで呼吸技師になったYさんが

親身になって私たちを励まし続けてくださいました。

 

2度目の奇跡がおきました。

なんと、翌朝、尿がたくさん出たのです。

 

これで母は助かった!と誰もが思いました。

 

しかし、母の体は次々と問題が起こり続けてしまい、

8月9日に多臓器不全で亡くなりました。

63歳でした。

 

亡くなった夜、夫は今夜が山場だ、と感じたそうです。

病院から「危ないから来てください」という電話が来る前に、

ひとりで病院へ行っていました。

 

誰よりも早く母のところへ行っていた夫。

何とか母を助けようとしている彼を見て

私は涙が止まりませんでした。

 

母を助けることができなかった。と

夫は自分を責めました。

誰よりも最善の力を尽くしてくれたのは夫なのに・・・

夫がいなければ、母と過ごせる時間はもっと短かったと思います。

 

最近、私はこう思うようになりました。

母が夫に、眠っていたレイキの力を与えてくれたのではないか?と。

母が肺炎にならなければ、夫はレイキを試すことはなかったのですから。

 

夫は少しでも誰かの役に立てれば、という思いで

レイキサロンをすることにしました。

 

いつかは病院で働きたいという夢も持っています。

実際にレイキセラピストが病院で働いている事例もあります!

 

夫はお医者様ではありませんが、

お医者様ができなかったことをして

母を何度も助けてくれました。

 

夫のエネルギーが必要な方のところにちゃんと届くように。

夫のエネルギーの凄さを一人でも多くの方に体験していただくこと。

が、妻である私の使命だと思っています。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

営業時間(完全予約制)

火→土  10時〜17時

日・祝日 10時〜16時

月    定休日

 

ご予約・お問い合わせ

MAISON FENNINGER(メゾン フェナジェ)

070ー4402ー2258

maison.fenninger@yahoo.com

宮崎県北諸県郡三股町稗田25ー1

 

 

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昨年はレイキをご存知ない方にもたくさんお越しいただくことができました。

レイキをまだご存知ない方はこちら

このブログを読んでくださっていて、まだ体験していただけていない方にもいつかお会いできるよう、

日々努力し精進を重ねていきたいと思っております。

 

喪中のため、新年の挨拶は控えさせていただきますが、

2018年もメゾン フェナジェをよろしくお願いいたします。

 
昨年まではオープン価格でご提供させていただいておりましたが、
1月4日からは下記の料金でご案内させていただいております。
 

10分 1000円(税込)

疾病や怪我に直接働きかけ体の痛いところを和らげたり、取り除くことができます。

痛みの程度が軽ければ効果をすぐに実感していただけます。

 

30分 3000円(税込)

慢性的な痛みの箇所を中心に施述いたします。

 

60分 5000円(税込)

体の不調のある箇所だけでなく、体全体のエネルギーを送り血流やリンパの流れを活性化します。

 

洋服を着たまま受けることができますので、お気軽にお越しください!

 

 

お待ちしております!

 

営業時間(完全予約制)

水→土  10時〜17時

日・祝日 10時〜17時

月・火  定休日

 

ご予約・お問い合わせ

MAISON FENNINGER(メゾン フェナジェ)

070ー4402ー2258

maison.fenninger@yahoo.com

宮崎県北諸県郡三股町稗田25ー1

 

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 
 

 

 

 

9月7日に三股町にオープンしたレイキサロン。

ありがたいことに最近ではリピーターのお客様が増えてきました。

ありがとうございます。

 

レイキセラピストの主人は元サッカー選手なのですが、

彼の人柄からか、お客様の大半はスポーツマンなのです。

空手、キックボクシングにボディビルディング、etc...

大会に向けて体の調整もできますよ。

 

もちろんスポーツをされていない方も大歓迎です。

駐車場は6台分。スロープもございますので、車椅子でもお越しいただけます。

 

12月30日まではオープン価格で施述させていただきますので、

お気軽にお越しください。

 

10分 1000円(税込)→10分  500円(税込)

突発性の痛みなどを和らげるのに有効です

 

30分 2500円(税込)→30分 1500円(税込)

慢性的な痛みの箇所を中心に施術します 

 

60分 4000円(税込)→60分 3000円(税込)

体の不調のある箇所だけでなく、体全体にエネルギーを送り血流やリンパの流れを活性化します

 

営業時間

火→土  10時〜17時(予約優先)

日・祝日 10時〜16時(完全予約制)

月    定休日

 

ご予約・お問い合わせ

MAISON FENNINGER

070ー4402ー2258

maison.fenninger@yahoo.com

宮崎県北諸県郡三股町稗田25ー1

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

 

9月7日(木)にフランス人セラピストによる臼井式レイキヒーリングサロンを三股町にオープンします。

 

 

MAISON FENNINGER(メゾン フェナジェ)

 

レイキ」という言葉をご存じない方の方が多いと思います。

レイキは日本発祥の民間療法の一つなのですが、

私もフランスで主人に出会うまではまったく知りませんでしたので、

簡単にご紹介します。

 

レイキとは、1922年頃、臼井甕男(うすいみかお)氏が

京都の鞍馬山で断食修行を行ったあとに研究、見出した手当療法です。

 

施術者が身体の不調があるところに手のひらを軽く手を当てて、

自然からの生命エネルギー「レイキ」を流し込み、

生体内のエネルギー・バランスを調整することによって、

身体の活性化、自然治癒力を高めることができます。

 

戦時中は軍医も用いた施術でしたが、

戦後は民間療法が違法とされたこともあり、

一時はなりを潜めていました。

 

しかし、このレイキは世界各国に広まり、

西洋で発展したものが、再び逆輸入のような形で日本に入ってくるようになりました。

 

レイキの効果は、

・疾病や怪我に直接働きかけ、体全身の痛いところを和らげたり、取り除くことができます。

 例)頭痛、神経痛、腰痛、怪我や事故で首を痛めたことによる手のしびれ等

 

・自然治癒力・免疫力強化・新陳代謝の活性化

 血流やリンパの流れがよくなります

 

・アンチストレス

 ネガティブな気を取り除き、ポジティブなエネルギーを身体全体に送り込みます。

 

・癒し

 森林浴や太陽光を浴びたときのように身体が活性化します。

 

 初めての方は施術前にカウンセリングを行います。

 また、洋服を着たまま気軽に受けていただけます。

 

レイキヒーリング料金のご案内

 

9月7日(木)〜12月30日(土)までは下記のオープン価格で施術いたします。

 

10分 1000円(税込)→10分  500円(税込)

突発性の痛みなどを和らげるのに有効です

 

30分 2500円(税込)→30分 1500円(税込)

慢性的な痛みの箇所を中心に施術します 

 

60分 4000円(税込)→60分 3000円(税込)

体の不調のある箇所だけでなく、体全体にエネルギーを送り血流やリンパの流れを活性化します

 

 

セラピストプロフィール

Benjamin Fenninger(バンジャマン フェナジェ)

レイキセラピスト

サッカーコーチ / サッカースカウトマン

フランス アルザス地方 ストラスブール市出身

1981年3月生まれ

 

フランスで臼井式レイキのディプロムを取得。

医学に熱烈な興味を持ち、体の機能や精神、あらゆる自然療法を長年独学で学ぶ。

フランス1部リーグ RCストラスブール所属の元サッカー選手。

フランスサッカー連盟公認のゴールキーパー指導ライセンス保持者。

元Uー18(18歳以下)フットサルフランス代表。

アルザスでNo. 1のゴールキーパーのタイトルを獲得。

サッカーの他にも武道やキックボクシングを10年以上たしなんだスポーツマン。

 

フランス語通訳者プロフィール

原田かおり

フランス語通訳 / フランス語翻訳

フランス雑貨バイヤー

宮崎県都城市出身

1976年12月生まれ

 

高校生の時にフランス語に興味を持ち、

白百合女子大学でフランス語とフランス文学を学ぶ。

2008年〜2016年までフランス在住。

IEP(Sciences Po)ストラスブール政治学院にて欧州政治学のディプロム取得。

ストラスブール大学 芸術演劇学部 映画学科卒業。

 

 

営業時間(完全予約制)

火→土  10時〜17時

日・祝日 10時〜16時

月    定休日

 

ご予約・お問い合わせ

MAISON FENNINGER

070ー4402ー2258

maison.fenninger@yahoo.com

宮崎県北諸県郡三股町稗田25ー1

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

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前回の更新から1年が経ってしまいました。

その間に、

 

 ・フランスから日本への海外引越し

 ・子供たちの保育園入園の手続きと準備

 ・実家から新居への引越し

 ・事実婚だった彼との国際結婚手続き

 ・主人の日本滞在ビザの手続き

 ・カフェ、フランス雑貨

  レイキヒーリングサロンの開業準備

 ・私の第三子妊娠発覚

 ・食品衛生責任者の資格取得

 ・古物商の許可申請

 ・母の入院、そして死

 

ずっと多忙で今にいたります。

 

日本に移住しようと思った理由は母の介護でした。

あと20年くらいは介護をするつもりで帰ってきたのに、何もしてあげることなく、6人目の孫を見ることなく天国へと逝ってしまいました。

 

私も2人(もうすぐ3人)の子供の母親。

悲しんでばかりはいられないので、また少しずつ日記を再開したいと思います。

 

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パートナーの祖母が亡くなり、いつもに増してバタバタと忙しい日々を送っています。

更新が止まっていますが、落ち着いたらまたマイペースで日常を綴っていきたいと思っていますので、その際はまたいらしてくださいね。

一週間ほど前から息子が「maman」と言うようになりました。

今日で息子は1歳4ヶ月になります。
娘は数日前に2歳7ヶ月になりました。

二人の笑顔に助けられています。
あ、パートナーの笑顔にも。






初めてフランスへ来たのは19歳の時。
通っていた短期大学の国際交流奨学生に選ばれたのがきっかけ。

姉妹校であるアンジェ大学付属語学学校での研修1ヶ月間とパリ旅行1週間、そして往復の航空券を短大からプレゼントしていただいたのだ。

私にとっては初の海外。
初めての海外暮らしで、たった1ヶ月間だったけれど、ものすごく成長したのを今でもはっきりと覚えている。

短大でフランス語の基礎は学んでいたし、フランス人の先生もいたけれど、やはり生のフランス語はスピードが速く、授業についていくのが大変だった。
とにかく必死だった。

滞在先は学生寮。
部屋にあったのは勉強机と椅子、
それにベッドと小さなロッカーのみ。

トイレやシャワーは共同で、食事は三食とも大学食堂でとった。
清掃後の廊下の匂いがとても爽やかで、大好きだった。
今でもその香りを覚えている。

7月だったけれど、思いの外肌寒く、カーディガンを購入した。

学校までの道のりに、素敵な靴屋さんがあり、そこで一足だけサンダルも購入した。

パリではメトロの乗り方(方向)がいまいち分からず、一人で行動することができなかった。
いや、一人で行動しようという意思がなかったとも言える。
いつも友人たちの後をついて行っていた。

1ヶ月間、勉強は頑張ったけれど、行動力の面ではあまり成長しなかった。
帰国後、そのことをとても後悔し、また近いうちにフランスを必ず訪れるぞ!と自分に誓った。