バレエのレッスン再開しました
再開したのは去年の夏前。だからもう一年以上が経った。始めたときは何もかもを忘れていて・・・20年という過ぎた年月の残酷さに打ちのめされたそれでも丸一年、なんとか続いてきたのは先生が好きだから。バレエが大好きだから。私は友達を作るために行っているわけではないと思っていて、(下手に悪目立ちしてしまうのが常なので警戒している)誰とも話さず、ただ行って帰ってくる、それだけで十分。だったのですが・・・気づけば、なんとなくいつもおしゃべりする人ができて帰りの方向が一緒だったり、LINE交換することになったり休日のランチに誘われたり、それはそれで嬉しいのだけど同時に、どうでもいい詮索や噂話を聞かされることもあるのはすご〜くいやバレエって、本当に果てしなく高度なことを目指しているので横並びということがない。「比べない」なんてことは不可能な世界。「みんな違って、みんないい」な〜んてことは間違ってもありえない。同じ場で並んで踊っていれば、どちらが優れているか=誰がより美しいか? は見れば歴然。一目瞭然。そのヒエラルキーの底辺でがんばってます容姿については今さらどうにもならないので置いておくとしてそれでも動き出すと目を見張るほど美しい人もいる(その逆も、、、ある)。最近、自称”万年入門クラス”を卒業して少し上を目指してみようかとひとつ上のクラスを時々受けるようになって、そのたびに撃沈して、、、つくづく、それなりに大人になってからこんなに惨めで情けなくて自尊心削られることってなかなか、ないですねと同時に、こんなに悔しい!なにくそ〜〜〜〜って思うことも、なかなか、ないですでも、根性でやるもんでもないとは思う…先日も、オープンクラスに行ったら更衣室に錚々たるメンツが揃っててみんな無表情で挨拶もするかしないかで(なんで上手い人って無愛想なの?)ドキドキしてきて、一度は受付したのに帰ってきてしまった。メンタル弱すぎだぞ・・・チキンな自分が情けなくなったけど・・・でも本当に怖かったの。まったく実力が違う人達の中にひとりだけ混ざってセンター、とか考えただけで気絶しそう(何度か経験済みですが・・・)こんな思いをしてなんでやってるんだろうとたまに思うけどでもやめたくないんだなあ。一度やめたことを、すごく後悔しているからだと思う。開かない股関節上がらない足飛べないジャンプ下がってくる腕覚えられないアンシェヌマン・・・書いたらきりがないけど、それでも少しずつマシになっているので身体が動くあいだは続けていこうと思います。淡々と。目標は、80歳まで続けること