シュプレヒコール---Another Epilogue 彼は笑っていた。 沢山の銃口を向けられながら。 彼は引き金に指を添えた。 左手に持つ45口径ではなく、 自分の引き金に。 そして、彼は放った。 左手に持つ45口径からではなく、 生まれた時に授かった、自前の銃口から。 銀色の空へ向けて、銃弾を打ち込んだ。 「この世界は素晴らしい」