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ボクシング 東洋太平洋スーパーフライ級

XaviX(ザビックス) POWER BOXING(パワーボクシング)


ボクシングの東洋太平洋スーパーフライ級が昨日行われた。

放送は深夜三時ごろで昨晩、ビデオの録画する音で起きて七回ぐらいからだったが見た。


正直なところ、判定はヤオじゃないか?と思ったがどうなんだろう、、、

河野の相手はソンソナという選手でどうやら親がトレーナーで親子でがんばっているらしい。

年齢はまだ18歳で17歳でフィリピン王者になり3度防衛しているとのこと。

タイほどではないがフィリピンと聞き、かませ犬かとたかをくくっていた。


ところがどっこいものすごい技術をもつテクニシャンだった。

パンチもありそうだったし、アウトボクシングもほぼ完成されていたし河野を圧倒していた。

明らかにダメージのあるのは河野でボディも嫌がっていた。

ソンソナの悪いところはインファイトで止まってしまうためそこを狙われてパンチをもらっていたが

それでもソンソナの方が全体的に押していた。


今のボクシングはアウトボクシングに有利な判定が出るはず。

しかし、判定は115-113、113-115、118-110の判定で河野の勝ちだった。

ボクシングにはあまり詳しくなく、しかも7回ぐらいから見ただけだがこの判定はどうなんだろう、、、


よく後楽園ホールの判定ではジムの力関係で判定が決まるみたいな話は聞くが東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチで

これが行われていたとしたら興ざめする。

まぁプロスポーツなので亀田しかり、人気のある選手に有利な判定を下すのはわかるが選手にとっては

ひどい話だ。


個人的にフィリピンのボクシングレベルの高さに驚いた。

マニー・パキャオみたいなボクサーがいるせいかボクシング人気が高まってレベルが底上げされているのかもしれない。

ソンソナという名前は覚えておこうかと思う。

いずれまた、日本のチャンプを脅かす日が来そうだ。


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全日本キック 2005 BEST BOUTS

全日本キック 2005 BEST BOUTS


ぽすれんで借りてみたがこれはなかなか面白かった。

全日本以外にも外部の団体の試合も収録されてて良かった。(石川vsターボ、あらしvs国嵩、石川vs真弘など)


石川はただの人気先行のイケメンかと思いきやかなりクレイジーなやつだった。w

こういう試合に「狂気」を感じる選手は好きだな。

PRIDEの五味に通じるものがある。

ミクシで10月23日の決勝トーナメントのインタビューを見たがキックに対しての本気さが伝わってきて応援したくなった。



というか全日本のフェザー級面白いな~♪

やっぱり日本はフェザーからライト級が一番層が厚いからかな。

NJKFのフェザー級は大したことなかったのでライト級あたりが一番層が厚いものだと思っていたが全日本のフェザー級を見て

考えを改めた。w


前田、石川、真弘、元気の試合が面白く能力が高い。


各選手の印象を。


前田・・・前田の闘い方は最高に好きだな。

     試合に賭ける思いが 伝わってくる。

     あのローは強烈。

     チャンピオンクラスでも何発かいいの入るだけで効いてしまう。

     前田と対戦すれば5Rも必要ない気がする。w

     どちらにしろ早く決着つくだろう。

石川・・・狂気があって好きなんだがちょっと試合に酔うというか目の前が見れないとこある気がする。

     IKUSAでの真弘戦もダウンまでは試合で勝っていたのにもったいなかった。

     この試合は至近距離でミドル打った判断が間違いだった。

     10月23日が人生の分かれ目か、、、

一つ体のバランスが悪いのが目立った。

     重心の位置が高く、体重の乗らない力の入れ方だった。

真弘・・・スピードが武器と自覚して戦っているのがわかるが攻め手が少ない。  

     もっと有効打を打てるようにならないとワンロップ戦のような結果を繰り返すような。

     フックが強いと個人的には感じた。

     こういうスピードのある選手はフォームによってかなりのハードパンチャーとなり得るのだが

もったいない。

元気・・・吉鷹氏いわく、日本人の中で一番打ち方がいいらしい。 

     確かにアヌワットを彷彿とさせる攻め方だ。

     肘がないルールなら最高に強いと思う。

     vs真弘戦が収録されていてドローだったが内容は完全に押していた。

     個人的にボクシングをやっていれば世界チャンピオンとれたんじゃないかと思わせる器だと

感じた。

コンパヤック戦が収録されてたが肘に対する警戒感があれば完勝の内容だった。

     パンチ力がすごいんだろうなと見ていて思った。

野良犬の良さもなんとなくわかってきた。

一部、熱狂的なファンがいてその理由がわからなかったが

キックにかける「信念」が人を惹きつけたのかもしれない。

おそらくはK-1からもオファーがあっただろうが出なかったのはキック愛からだろうか、、、

知名度や名誉よりもキックにプライドを持ったのだったら最高にかっこいいな、、、、

野良犬DVDも借りてみるかな。


さて、2006も見てみっか♪



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K-1 MAX 決勝

K-1 WORLD MAX 2005 世界一決定トーナメント決勝戦


第3試合 準々決勝(1) 3分3R(延長1R)
ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/'04 '06優勝)
魔裟斗(日本/シルバーウルフ/'03優勝)


いや~やっぱ魔裟斗は頭がいいなー。

ブアカーオの数少ない弱点をついていた。

これは完全勝利。

しかし、魔裟斗を2Rは圧倒していた。

テクニックではやはりブアカーオが上で打ち合うとブアカーオの方が一枚上手だった。

魔裟斗はかなりいいローをもらいすぎた。

これが後々響くことになるが相手がブアカーオだからしょうがない。

ブアカーオは完全にパンチとローの選手になっていた。

3Rは魔裟斗の攻撃を怖れて攻撃が中途半端だった。

途中何度か肘を出していたがこれはダメだろ。



第4試合 準々決勝(2) 3分3R(延長1R)
マイク・ザンビディス(ギリシャ/ザンビディス・クラブ)
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン・オデッサ)


これは体格差で勝ったような。

ザンビは延長でハイとヒザをもらってしまったのでそこが勝負の分かれ目。

やはり、身長が高い方がキックでは有利と思わせるものだった。



第5試合 準々決勝(3) 3分3R(延長1R)
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/'02優勝)
佐藤嘉洋(日本/フルキャスト / 名古屋JKファクトリー)


佐藤はサウスポーもできるならそこからの左ひざを狙えばよかったのに。

オーソドックス同士で右ひざを打っても角度的に当たりにくい。

それに、クラウスの距離でパンチを打ちすぎた。

佐藤の方がリーチがあるんだからもっと距離とって打ったほうがいい。

それに打ち合いでストレートが多すぎ。

佐藤の気持ちの強さはさすがで感動的だった。

佐藤の場合、1にテンカオ(ひざ)、2にパンチ、3にローという優先順位で攻撃するのがいいと思うが。



第6試合 準々決勝(4) 3分3R(延長1R)
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/'05優勝)
ドラゴ(アルメニア/ショータイム)


これはサワーのお得意のカウンターが決まり圧勝だった。

カウンターが決まる前もコンビネーションで押していた。

的確に急所を狙う攻撃の差が出たものだった。



第7試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
魔裟斗(日本/シルバーウルフ/'03優勝)
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン・オデッサ)


これは両者とも一回戦でローを効かされた状態での試合だったようだ。

キシェンコもローがすぐ効いて1Rで勝負が見えていた。

2Rは左フックのカウンターを合わせようとした魔裟斗に右ストレートが当たる場面が続きヒヤっとした。

最後は左フックが同じタイミングで入るがやはり魔裟斗の方が小さいからか回転が速く、一瞬早く入りKOとなった。

倒れたキシェンコはローのダメージもあって起き上がらなかった。

しかし、リングを降りて歩く魔裟斗の表情は歩くたびに苦痛にゆがんでいた。

明らかにローのダメージが限界らしい。



第8試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/'02優勝)
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/'05優勝)


ほぼダメージのないサワーと佐藤にローのダメージを負わされていたクラウスとの対決だった。

サワーはやはり、1Rはローで崩す。

サワーの戦いには余裕を見てとれた。

クラウスのパンチが死んでたんだろう。

クラウスはローをほとんど打たなかったのでサワーに足のダメージは蓄積されなかった。



第10試合 決勝 3分3R(最大延長2R)
魔裟斗(日本/シルバーウルフ/'03優勝)
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/'05優勝)


魔裟斗は1Rからラッシュで勝負をかける。

足のダメージで3Rはもたないと判断したからだろう。

しかし、サワーは冷静にローを当てていく。

2R目で完全に魔裟斗の足は死んでいた。

あそこで止めた魔裟斗の判断は正解だったと思う。

楽に戦ってきたサワーの勝利。

一回戦でのKOが大きかったか。


総評:

結果論かもしれないがやはり、サワーとブアカーオをぶつけてた方が魔裟斗優勝の確立は高かったと思えた。

もう8人のワンデイトーナメントは止めた方がいいと思う。

見てる方も決勝の結果がそれまでの過程で決まるというのが見えてしまって面白くない。

今まで他の8人でのワンデイトーナメントを見てきたがこのレベルになると組み合わせや運で優勝が決まってしまう。

ワンデイトーナメントなら4人にするべきだろう。

8人にして実力差のある日本人でも勝てるようにしたい意図があるようにも思えるがそれがMAXでは仇となっている感がある。

大晦日に魔裟斗vsサワーとかやってもらえると最高に盛り上がると思うんだが♪

個人的には全部の攻防が「あぁそのパターンね」と思えてしまい、斬新さがなく盛り上がりがいまひとつだった。

すどっちょ(須藤信充)が出たらどうなるだろうかと思う。

立ち技の新しい境地を見せてほしい。


あ、ちなみにコヒは2RKO負けらしい。w

オチに使ってすまん。



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