覆面評論家 格闘技の巻

覆面評論家 格闘技の巻

サッカーと格闘技について、今まで覆面評論家で綴ってきましたが、このたび格闘技のみ独立しました。内容の稚拙さをお許しください。

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DREAM.5 ライト級GP2008決勝戦』でフェザー級ワンマッチに出場予定だった山本“KID”徳郁(日本/KRAZY BEE)が、負傷欠場することになった。

スパーリング中に飛びヒザ蹴りを出し、着地に失敗し「バキッと音が鳴った。」ようである。右膝前十字靭帯を部分断裂し、約半年の治療期間が必要とのことである。

山本“KID”徳郁は「今までにないくらい調子が良かった。」と語る。自覚的には絶好調だったのだろうが、感知できない疲労が、KIDの肉体の奥深くに蓄積されていたのだろう。無理をすると、このような形となって現れることが往々にしてある。プロスポーツ選手は重々注意したい。

この半年近くは激しい練習は無理である。この機会に、頭脳訓練と視神経を中心とした、神経系のトレーニングを徹底的に追及してはどうか?

山本“KID”徳郁の最大の武器は、一撃KOが可能なパンチである。これまでの訓練を続ければ、パンチの威力の維持は問題ない。この破壊的パンチを最大限に活かすためには、正確なパンチコントロールが必要である。


それには精密な目と、判断する脳、狙ったところに正確にコントロールされた腕。この神経のネットワークの整備こそが、休養期間中の山本“KID”徳郁に必要なトレーニングではないかと思う。

77日(月)東京・日本武道館で開催される『K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL8』で、ブアカーオ・ポー・プラムックと3度目の対決となる佐藤嘉洋が勝利宣言した。

2人の初戦は、ブアカーオの左フック1発で、佐藤嘉洋がマットに沈んだ。ブアカーオの挑発に佐藤嘉洋が乗り、パンチでの打ち合いになったことが敗因だった。


スピードとパワーに劣る佐藤嘉洋が、パンチでの接近戦では分が悪い。佐藤嘉洋は距離をとってローキックで調子をつかみ、膝を命中させるタイミングをはかるべきだった。

2戦目では、闘争心丸出しの佐藤嘉洋が、得意のキックではなくパンチでの打ち合いでブアカーオと堂々と渡り合い、延長までもつれこみ僅差の判定で敗れた。


佐藤嘉洋の勝利でもおかしくない内容だった。しかも佐藤嘉洋のパンチでブアカーオがふらつく場面もあった。佐藤嘉洋にパワーとスピードが加われば、KOも不可能ではないことを感じさせる試合だった。

今回に備えて佐藤嘉洋が準備してきたものは、ダッシュ力と爆発力らしい。このどちらもスピードとパワーと一致する。ここ一番のチャンスに佐藤は畳み込むができなかった。

これまでのアンディ・サワーやブアカーオとの戦いで、十分に勝つチャンスをつくってきた。決定打があれば、KOもひょっとしたら?との場面もあった。


それを自覚し佐藤は最も必要と思われることを強化してきた。「ブアカーオに勝てる可能性は100%と」佐藤は明言する。何かが起こる可能性は十分にある思われる。