第五十九回 また咲き誇り、生きる。仙台市内の桜も今が見頃のようです。短い時間の中であまりにも色んな事がありました。永久の責め苦にも思えるような日々、身近にある死、ただ生きる事も難しくなってしまった日常…でも、冬枯れていた桜が芽吹き花を咲かせ、そこに人々が集い、ささやかな笑顔がこぼれるように、我々の生活も少しずつでも変わって来ているはずです。泣いたって笑ったって、怒ったって怠けたって…春の陽に後押しされて、また一歩前に進みましょうや。