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地球温暖化の進行に伴い、
温室効果ガスである二酸化炭素の排出抑制が
急務となっています。

今回の実験は、
火力発電所から排出される二酸化炭素を、
化学薬品に吸着させて、
大気中への放出を抑制するということです。

地球温暖化を抑制する方法論としては、
大気中への二酸化炭素の放出抑制と、
大気中の二酸化炭素の人工的除去を、
並行して進める必要があるように思います。

地球温暖化が、化石燃料の燃焼により排出された
二酸化炭素によって、人工的に作られた環境であるならば、
それを緩和するために、地球環境に人為的操作を
加える必要があるのではないかという考えが
起こるのは当然です。

ただし、ここで気をつけなければならないのは、
地球環境の人為的操作は、やり直しが利かず、
成功すれば良い結果をもたらすかもしれませんが、
失敗する可能性もなくはないことです。

もっとも、地球環境は、もう既に十分懸念される状況になってはいるので、何もしなければ悪くなる一方ですから、
どちらが良いかという問題もあります。

地球の自浄作用能力に任せるのが一番良い方法なのですが、
産業の発展による温暖化の進行は、その能力を超えてしまいました。

地球をもっといたわってあげないといけないですね。