ご覧頂きましてありがとうございます。
主人が撮ったうた。迫力ありますね。

空ちゃん

これも主人が撮りました。


ウノの分離不安症の話は以前にも書きましたが、私が側に居ないと鳴き続けます。
そしてケポってしちゃいます。
我が家は免疫力が弱い子が多く胃腸炎になり易いです。
その3トップの1匹がウノです。
残る2匹はジピと
飼い主さんは問題の多い人で、誰とも付き合いをしていませんでした。
気に入らない人に嫌がらせして、しょっちゅう警察や消防を呼んでいたので、警察にも問題のある人と認識されていました。
埼玉に住んでいたそうですが、お姑さんと仲が悪かったのでご主人を残して子供を連れて那須に引っ越して来たそうです。
ご主人に別荘として家を建てて欲しいと言って、建てて貰ったらすぐに離婚届けを送りつけました。離婚した後も元ご主人名義の家に居座り、数年後に再婚する時は高校生の男の子を家に残して出て行きました。
その家に猫が3匹居ました。いつも窓を開けてあって自由に外に行き来させていたようです。
飼い主は猫3匹も置いて行きました。
男の子は高校を中退し夜の仕事をしていて、滅多に家に帰って来なかったそうです。
2匹の猫ちゃんは家から出なかった為に、家の中で餓死していたそうです。
ご近所付き合いが無かったので、男の子が家に帰ってなくてご飯をあげてない事を誰も知りませんでした。
飼い主が庭に猫を埋めているのを見た人がどうしたのか聞いたところ、平然と2匹が餓死したと言ったそうです。
それから、1匹残ったユイちゃん(仮名)に、ご近所でご飯をあげる事にしました。
ウチのご飯場にも、よくご飯を食べに来ていました。
時々帰ってきた飼い主から敷地内に立ち入るなと何度も文句を言われたので、道からユイちゃんを呼んで敷地の外でご飯を食べさせていました。
お隣さんがお留守の時は、私や他の方が交代でご飯をあげていました。
飼い主は何も世話をしないくせに、他の人が引き取ると言うと自分の猫だと主張しました。誰かに譲るぐらいなら遠いところに捨てに行くとか、保健所に連れて行くと言うので、ユイちゃんの為にもご飯をあげ続ける事しか出来ませんでした。
3年ぐらいそんな日が続きました。
1年半前に、飼い主が猫付きと言う条件で家を賃貸に出しました。
家を借りたのは猫好きの若いご夫婦で、ユイちゃんを病院に連れて行って必要な医療を受けさせ、とても可愛がってくれました。
外に出さなくしたのでユイちゃんの姿を見る機会は無くなりましたが、お隣さんに時々様子を知らせてくれていたようです。
ユイちゃんは昨日、ご夫婦に看取られて旅立ったそうです。白血病でした。
明日火葬だそうです。
空に昇る時間、私もお見送りしようと思います。
大変な猫生だったけど、最後は優しい手に抱かれて、たっぷり愛情を受けて幸せに旅立ちました。
若いご夫婦には感謝しかありません。
反面、元の飼い主には憎しみと嫌悪の気持ちです。
心の底から軽蔑しています。
ユイちゃんが亡くなったこと、元の飼い主はどんな気持ちで聞いたんでしょう?
悲しむ資格さえ無いと思います。