寒い地方に住んでいるので、秋から冬にかけての保護が多くなり、ウチの子記念日が続きます。
9月のジピ、10月のルークに続いて、今日はクリームの5回目のウチの子記念日です。
今年もこの日が迎えられて、本当に幸せです。
またまた毎年の事ですが、お付き合い下さい。
クリームは6年前に、お隣のごはん場に急に現れました。体の大きな男の子で、どの猫ちゃんとも仲が悪く孤独な子でした。
10月にジピが、11月にルークがウチの子になって、さくらはコロナに罹患して、それぞれを隔離していたのでクリームの部屋がありません。クリームが病気を持っているか病院で確認しないと、誰と同じ部屋にしたらいいか分かりませんでした。

ガレージの中にクリームの部屋を作って、冬はここで過ごして貰っていました。まだ触らせてくれませんが、少しずつ心を開いてくれるようになりました。
色々な経緯を経て、ウノがクリームと一緒に過ごすようになりました。ウノは誰とでも仲良しな子です。クリームとの心の距離もつめてくれました。
引き離す事は出来ないので、2匹ともウチの子にしようと決めていました。

そんなある日、クリームが風邪をひきました。捕まえて病院に連れて行こうとしたら、逃げてしまいました。2日後には逃げる元気も無くなり、大人しく抱かれてキャリーに入れられました。
クリームは猫エイズを発症していました。肺炎で高熱があって何も口に出来なかったので、長い入院となりました。何度も会いに行きましたが、日が経つにつれクリームの目から光が消えていくのが分かりました。
いつものようにクリームに会いに行くと、「家に連れて帰りませんか?最期が病院だと可哀想ですよ」と言われたので連れて帰りました。
ベッドに寝かせると、だるそうに薄目を開けました。スプーンで水を差し出すと、ゆっくりと舐めてくれました。病院では水も飲まなかったのに…。ここを自分のお家だと認めてくれたのかな。
クリームの容態が落ち着いたので、1か月後ウノをお家に入れました。
ウノは走ってクリームの所に行って、守るように寄り添いました。
離れていた1か月半、ずっと心配だったんだね。

長くなりましたが、読んで頂いてありがとうございます。