先日入院し、CRT-Dの電池交換をしてきた。

電池交換と言っても、本体ごとの交換だ。

 

前回の交換は7年前。7年電池がもったということになる。

 

初めて入れたものは約3年。

次が約5年。

そして約7年。

 

今回入れたものは7〜10年の寿命予想。

 

そんな4代目のCRT-Dだが、電池寿命以外にどんな進化をしてきたか。

実際そんなに劇的な進化はしていない。

素人目線ではそう感じる。

おそらくシステム的な進化はしているのだろう。

毎回数年単位での交換なのだから何らかの進化をしていてほしい。

 

ただ、今回は若干本体サイズが小さくなったように思う。

まだ植え込んだ部分が全体的に腫れているので、正確には分からないが、

少し小さいような気がしている。

 

医者に進化部分を聞いても、システム的な部分での進化があるらしいことくらいしか分からない。

ただ、次回入れ替えの際は、もしかしたら植え込んだまま充電ができるようになるかもしれないと言われた。

スマホなどの身の回りにある機器が置くだけで充電できる時代。

CRT-Dだって、設定を変える際などは植え込んだまま、皮膚の上から機器を読み込ませて操作ができる。

ここのところずっと、外から充電ができないのか。としつこく医者に言っていたので話を合わせてくれただけかもしれないが、嘘ではないだろうから期待して待つことにしたい。

 

それにしても7年も経つと、入れ替えた際の痛みや不便さを忘れていて、思いの外痛むのと、左腕が動かしにくい不便さにまいっている。

これはそのうち良くなるのでのんびり待ちたいと思う。

 

今回の入れ替えでは、入れ替え前に除細動にお世話になったので、ありがたみをいつもより感じながらの入れ替えとなった。

 

また、よろしく。

そんな気持ち。

また少し時間が空いてしまった。

さて、緊急入院までの経緯は前回記事の通り。

 

 

入院後のお話を。

 

外来受診後、緊急入院となったわけだが、まず救命病棟に。

正直、そんな緊急事態か?とも思ったが、何かあった時にすぐに医師や看護師が目の前にいるのは安心だった。

 

すぐに点滴のルートを取り、アミオダロンを入れた。

まずは急速に入れたいようで、ある程度入ったら速度をゆっくりにするようだった。

 

アミオダロン。

 

不整脈の薬としては一定の効果があるようだ。

特に除細動の電気ショックが効かないものや、ペーシング治療をしていても高い頻度で出てしまうような不整脈にも効くとのこと。

 

入れてしばらくするとなんとなく心臓が静かになっていくのを感じた。

そして時間の経過とともに不整脈は減っていった。

 

後になって医者から聞いたが、入院当初の不整脈の多さは異常で、看護師たちがびっくりしていたとのことだった。

 

自分としてはこの不整脈の多さが普通になってしまっていて、いつものことだった。

これが危険な状態で、調子の悪さに慣れてしまうのだ。

 

急変して体調を崩すようなことがあれば、おかしいぞ、となるけど、

徐々に悪くなっていくと気がつかないうちに大変なことになっている。

そういうことがあるということを意識して生活しなければならないと改めて思った。

 

話を戻そう。

 

入院中も落ち着くまでは心室細動まではいかない不整脈がパラパラと出ていて、

時々看護師が駆けつけるような状態が少し続いた。

それでも徐々に減っていき、一般病棟に移り、点滴と飲み薬のアミオダロンを併用し、そして点滴が外れ、飲み薬だけになった。

 

入院期間は1週間。

薬が良く効いて、みるみるうちに回復していく実感があった。

 

退院時はここ最近の体調からしたら嘘みたいに元気になった気がした。

ただし油断は禁物。

副作用の強い薬なのでそれが心配だが、確実に不整脈は減った。

飲み薬はまた増えてしまったが、自分にとっては必要不可欠な薬。

 

今回はCRT-Dに助けられ、良いお薬に救われた。

 

またしばらく無事に生きていけそうだ。

ただしつこいけど無理は禁物。

 

心不全が顕著に出てくると苦しいので、そちらのアンテナは高くしていたつもりだけど、

今後は不整脈も増えてきたら気をつけなければならないこと、

そのほかの変化にも敏感に生きていこうと思い直した。

前回からだいぶ間が空いてしまった。

 

まあ、書きたいことはあらかた書いたので、一旦更新お休みしてました。(飽き性)

 

そして、今回、ちょっと病気関連で動きがあったので記事にしているところです。

 

先月末、定期通院を終えて帰宅後、荷物を下ろして手を洗おうとしたとき、

クラっと…。

とっさに立ちくらみだと思い、しゃがもうとすると、

そこで意識を失いました。

 

立ちくらみは以前からあって、すぐにしゃがむ癖はついていましたが、

気を失うところまでいくのは初めて。

おそらくですが、1、2分で意識が戻り、少しボーッとしてはいましたが、

数分で元に戻りました。

 

初めての失神でかなり焦りましたが、通院後ということもあって、

特にかかりつけの病院には連絡することもなく少し様子を見ることに。

それからしばらくの間は同じようなことはなく、日々生活していましたが、

 

今月5日、朝食をすませ、家族と話している最中に失神。

妻の呼ぶ声で意識が戻りました。

 

今度は妻が近くにいて様子を見ていたので、聞いてみると、

白目になって痙攣していた、とのこと。

 

原因はなんだろう?

今回は意識が戻った後も少し気持ち悪い。

自然に戻ったのではなく、呼び起こされたから?

分からないことだらけでしたが、日曜日ということもあり、

翌日の仕事を休んでかかりつけの病院に連絡しようということになりました。

 

そして月曜日の朝、起床後1階のリビングまで降りてきて着替えをしようと思ったら、

失神。

 

短い間に3回の失神。

 

ただでさえ心臓が悪いのに、また新たな病気なのかとかなり凹みました。

とはいえ、予定通り病院に連絡し、急遽診てもらうことになった。

 

まず医師と話をして、1回目の失神についてはCRT-Dが作動したということがわかった。

モニタリングにより、履歴が病院に飛んでいたようだ。

 

心臓だったのか!

 

おそらく2回目、3回目も同じ不整脈による失神の可能性が高いとのこと。

新たな病気でないことに安心したが、

これまで失神するような不整脈は出たことがなく、不安は解消されず。

 

一通り検査をして、緊急入院となった。

 

両心室ペーシングが心不全、拡張型心筋症の治療に有効ということで、

16年前CRT-Dを植え込んだ。

当時、深刻な不整脈は出ておらず、除細動の機能はお守り程度ということだった。

 

失神は3回とも心室細動によるものだった。

そのまま心停止となり死んでしまう可能性が極めて高い不整脈だ。

 

命を救われた。

CRT-Dを入れておいて本当に良かった。

 

入院治療、その後についてはまた次回。

 

 

本日、月1回の通院でした。

 

以前、ブログでも書きましたが、私のかかりつけの総合病院でマイナンバーカードを使用して保険証受付をしたところ、会計の際に何故か「保険証の確認をしてください。」

これで気分が悪くなったという話ですが、詳しくは過去記事を。

 

 

で、今回、その時に不明のままだったことに答えが出ました。

 

あれ以来、マイナンバーカードでの受付はしていなかったのですが、

今回保険証の月1回の確認をしてもらう際、なんとなく対応の良さそうな事務員だったので、疑問をぶつけてみた。

 

「マイナンバーカードでの保険証確認って、重度障害の受給者証や特定疾患の受給者証の情報は紐つけされていないのでしょうか?」

 

そう、気になっていたこれ。

おそらく保険証受付が前回うまくいっていなかったのはここに原因があるんじゃなかろうかということ。

 

回答は100点で、

「そうなんです。そういった受給者証関係お持ちの方は従来通り人のいる窓口で確認する必要があるんです。」

 

ビンゴだ。

 

前回もこの回答さえもらえれば納得だったのだが。

 

個々のスキルや意識の差、埋めといてほしい。

これ話し出すと本題からそれちゃいますね。

 

連日、保険証がマイナンバーカードに切り替わる報道がされていますが、

保険証に付随する受給者証などの紐付け、整備をしっかりとした上で完全移行をしてもらいたいものです。

 

結局一番病院を利用する私たちのような人間が便利に使えないシステムなんて不要ですよね。

最近朝がつらい。

 

寒くなってきたから?

いや、まだまだ私の住んでいるところはそこまで寒くない。

半袖Tシャツで、タオルケットで寝てるくらい。

 

調子が悪いのだ。

 

これはなかなか家族にも伝わらない。

 

いや、もしかしたら、精神的なものかも、と自分自身でも思ってしまう。

 

朝はとにかく忙しい。

食事の支度に子供の学校の支度のフォロー、

洗濯などなど。

これらをこなすのは健常者だってきっと大変だ。

 

障害者で不調な時はなおさらだ。

 

我が妻の良いところでもあり、私にとってはつらいこともあるのだが、

どんな時でも平常運転。

 

そういう状況でも自分の仕事の支度をして、洗濯だけ回して、会社に向かう。

 

そうなると朝食の支度、子供の送り出し、洗濯干し、これらは基本私の担当。

それくらい頑張らなきゃ、早く体調を戻さなきゃ。

焦っても仕方ないですが、気ばかり焦る。

 

そういう時に限って仕事も忙しい。

 

もう踏んだり蹴ったり。

 

それでも夕方、仕事が終わって、今日は子供の習い事もない日。

夕食にと、唐揚げの下ごしらえをせっせとする。

 

家族が大好きなんだな、俺。