今日は7月7日。七夕ですね~。

(P.S PC不調で何度か落ちてしまって、もう8日になってしまいましたが。(;^_^A)
皆さんがお住まいのところでは、織姫と彦星のデートは見られていますか?
全国的に天気はあまり良くないみたいですね・・・まあ、梅雨だから仕方ないんですけどね。(;^_^A
残念ながら僕の住んでいる街では、朝から厚い雲が空を覆っていて、どうやら2人の1年ぶりのロマンチックな逢瀬は見るコトができないみたいです。
さて。7月7日と言えば、リンゴ・スターの誕生日!
リンゴ!75歳のお誕生日おめでとう!

何故か、昨年のポールの来日公演時(中止になってしまいましたが)に、「リンゴがサプライズゲストで登場するのでは?」なんていう噂がまことしやかに呟かれていましたね。実際は全くのただの噂だったみたいですが。(笑)
そして、Beatlesメンバーの中ではしんがりになってしまいましたが、今年ロックの殿堂入りを果たしました。

はっきり言って、遅すぎるけどね。

Beatles解散後、ソロとして活動していく上で一番厳しいだろうと言われていたリンゴ。でも実際フタを開けてみたら、70年代前半だけを見たらリンゴが一番コンスタントにヒット曲を連発していたんです。^ ^
「It Don't Come Easy」「Back Off Boogaloo」「Photograph」「You're Sixteen」「Oh My My」「Only You」「No No Song」
リンゴはなんと、この7曲を連続で全米チャートの10位以内に送り込んでいるんですよね~!

もちろん、ジョージが全面的に協力していたというコトもあると思うけど、Beatlesの頃から滲み出ていたリンゴの「人間味のある温かい人格と声」にも、その理由はあったんだと思います。

そんな温厚なリンゴが、実は一度正式にBeatlesを脱退した事がありました。
当事者サイドの見解によると、1968年のアルバム「ザ・ビートルズ」(ホワイト・アルバム)をレコーディング中のこと、自分のスケジュールを常にほかの3人に合わせ、自由な時間もほとんどない状況で、そのうえ、ポール・マッカートニーがリンゴのドラミングにいちいち注文をつけ、挙句の果てにはポールが自分でドラムを叩き「こういう風にやるんだよ!」と言うと 流石に温厚なリンゴもこの状況に激怒し、ビートルズ脱退を決意。「やめてやる!!」と言い放ち、スタジオを後にしたというもの。
また、その騒動の直前にはリンゴはほかのメンバーは仲良しで自分だけが疎外されていると感じ、ジョンの家へ出向き、「君らは仲良しで僕はのけ者だし、プレイも良くないから辞める」と伝えた。するとジョンは「仲が良いのは君ら3人だよ」と答えた。リンゴはその後、ポールの家へ行き同じように伝えると、ポールも「仲が良いのは君らだろ?」と返事をした。ポールは後年、「普段は本人を前にして“君が最高のドラマーだ”なんて言わないだろ?だからリンゴは不安だったんだと思う。『君は最高』と伝える必要があったんだ」と語っている。ポールはリンゴのプレイを褒めちぎり、ジョンは励ましの電報を送り、ジョージはスタジオ中に花を飾ってリンゴを迎えた。
(ウィキペディアからお借りしました)
確かにポールはこのアルバムの「Back In The USSR」でのドラミングでリンゴにかなり口うるさく注文をつけたみたいですね。結果あの温厚なリンゴが「それならお前が叩けばいい!」っとばかり、スタジオを去ったみたいで。
実際ポールは「Back In The USSR」で自分でドラムを叩いちゃってるんですよね・・・(;^_^A
とは言え。
この後もしリンゴが戻ってこなかったら、Beatlesの解散はもっと早い時期に訪れていたんじゃないかな。^ ^
では、全米1位を獲得したこの曲を。
「Photograph」Ringo Starr
リンゴらしい、あったかい包容力のある歌唱に、ジョージの作る優しい柔らかいメロディの面影が垣間見れる名曲です。
ちなみにこの曲の邦題は「想い出のフォトグラフ」。
分厚い雲のずっと先に見えるはずであろう、織姫と彦星の再会を瞼の裏に焼き付けて。^ ^