結局、読んだだけで終わっていた私ですが
この度、もう一度読み返してみました。
『ゼロ秒思考』を目標にメモ書きを
はじめてみようと思います。
『ゼロ秒思考』とは
瞬時に現状を認識し
瞬時に課題を整理し
瞬時に解決策を考え
瞬時にどう動くべきか意思決定できること。
迷っている時間や
思い悩んでいる時間はゼロ
優れた経営者は即断即決
どんなことに対しても仮説を立て、検証し、違っていればすぐ立て直し、そのスピードが滅法早く、迷走はしない。
思考の「質」と「スピード」双方の到達点が『ゼロ秒思考』なのです。
目の前で何が起きていて、どういう現象なのか、一瞬のうちに判断し、進むべき道を複数考え、長所短所の比較をし、即座に方針を決定することができるようになるそうです。
『ゼロ秒思考』を身につける
ではどのように『ゼロ秒思考』を身につけることができるのか。それは、「考える」という基本作業のトレーニングをすること。
深く物事を考えることができると
・言葉使い、視点、ポイントが明確になり
仕事ができるようになる
・コミュニケーションの悩みや迷いが減り
ポジティブになれる
人間の頭は心と切り離せない
心が乱れると頭がうまく動かない
堂々巡りをしたり
あと一歩のところで戻ったり
決めきれなかったり
それらがストレスとなり
さらに頭が働かなくなる
著者があみだした考える力を鍛えるトレーニングが、とてもシンプルな方法『メモ書き』です。
『メモ書き』は、こわばった頭をほぐす格好の柔軟体操であり、頭を鍛える手軽な練習方法だと著者は言っています。
まずは
イメージや感覚を言葉にする
↓
だんだん自分の気持ちや思っていることを表現できるようになる
↓
言いたいことがすぐに出てくる
↓
言葉選びに迷わず書いて表現することができる
↓
仕事上やプライベートのコミュニケーションも相手に伝わりやすくなり、理解力も上がる
メモの書き方
▪A4用紙 横置き
▪1件 1ページ
▪1ページ4~6行(各行20~30字)
▪1ページ 1分以内
▪毎日10ページ(1日10分)
▪メモのフォーマットを必ず守る
①左上にタイトル
タイトルは、頭の中でもやもやしていること、ふと頭に浮かんだものをそのまま書き留め、書き出していく。
※タイトル例もしっかり400もあげられています。最初はそちらを参考に。
②右上に日付(2024.4.23)
③本文の各行はダッシュ(―)ではじめ左寄せ
頭に浮かぶまま、余計なことを考えずに書く。
書く順番は気にしない。
④クリアフォルダに分けて整理
5~10個程度のカテゴリーに分けて、クリアフォルダにラベルを貼る。
実践することで、3週間でかなりの効果がきたいできるそうです。
考えるということに対して、苦手意識がなくなり、現状把握も課題整理も、実際の行動に関してもすっと浮かぶようになる『ゼロ秒思考』の感覚が私にもわかるようになるのか…
「頭がすっきりと整理され回転がよくなっていくことが誰でも実感でき、自信とポジティブさが自然と出てくる」
という著者の言葉を信じ、実践してみようと思いました。