<日中首脳会談>中国側 「日本側が雰囲気壊した」と拒否
毎日新聞 10月29日(金)23時35分配信
【ハノイ浦松丈二、西岡省二】ベトナム訪問中の菅直人首相と温家宝中国首相による首脳会談について、中国の胡正躍外務次官補は29日夜、「日本側が首脳会談の雰囲気を壊した。責任は日本側が完全に負うべきだ」と述べ、拒否する姿勢を示した。会場に予定されたホテルで、香港の記者団を部屋に呼び込んで話した。菅首相に同行した福山哲郎官房副長官も「今のところ(日中首脳会談の)予定はない」と述べた。沖縄県・尖閣諸島沖での漁船衝突事件で悪化した日中関係は、この日の首脳会談見送りで修復にさらに時間がかかる見通しとなった。
福山副長官は同日夜、「午後6時半(日本時間同8時半)に日中首脳会談がセットされたが、直前になって中国側からいきなり『できない』と言われた。日本としては冷静に対応したいし、戦略的互恵関係を推進するという立場は変わらない」と述べた。
一方、胡次官補は「ハノイでの首脳会談開催に向けた雰囲気を壊した責任は日本側が負うべきだ」と主張。拒否の理由として、「日本の外交当局の責任者は別の国と結託して釣魚島(尖閣諸島)の問題を再びあおった」と述べ、前原誠司外相とクリントン米国務長官が27日にハワイで行った日米外相会談で尖閣諸島を日米安保条約第5条の適用対象と確認したことを非難した。
また、「ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議の最中にも日本側が中国の主権と領土保全を侵害する言論をメディアを通じて流した」と日本側の報道を問題視。さらに「(29日の)日中外相会談について事実と異なる内容を発表し、東シナ海問題に関する両国の原則的共通認識の履行についての中国の立場を歪曲(わいきょく)した」と主張した。
日本外務省幹部によると、中国側は仏AFP通信の記事に問題があると伝えてきた。AFP通信は、前原外相の発言として、東シナ海ガス田開発の条約交渉再開で両国が合意したという記事を配信しており、中国側はこれを問題視した可能性が高い。外務省は同社に訂正を求めたという。
福山副長官は「ガス田問題に合意したという報道が流れているが、それは事実ではない。根拠のない報道で首脳会談がキャンセルになったとしたら遺憾だ」と語った。
日中両国はこの日に首脳会談を開き、来月13、14の両日、横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での胡錦濤中国国家主席の訪日へ向けた環境整備を進めようとしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000113-mai-pol
中国、首脳会談拒否「日本が雰囲気壊した」
読売新聞 10月29日(金)22時25分配信
【ハノイ=大木聖馬】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議出席のためにハノイを訪問している中国外務省の胡正躍外務次官補は、29日夜(日本時間同)、中国の温家宝首相がハノイでは菅首相と会談しないことを明らかにした。
胡次官補は、尖閣諸島などを巡り、「日本側は、中国の主権と領土を侵す言論をまき散らした」などとして日本を強く非難、その上で、「両国首脳が会談を行うのに必要な雰囲気を壊した」と述べた。これにより、修復に向かっていた日中関係に影響が出ることは避けられない見通しとなった。
胡次官補は、香港メディアなどを呼び、首脳会談の取りやめを公表、国営新華社通信がこれを伝えた。日本側が同夜に会談が行われると発表した直後の突然の発言だった。
胡次官補は、「一連のASEAN関連会議に先がけて、日本の外交当局責任者が他国とともに、再び、釣魚島(尖閣諸島の中国名)についてあおった」として、「尖閣諸島は日米安全保障条約の範囲内」と確認した27日の日米外相会談を批判した。
さらに、ASEAN会議の期間中に「中国の主権と領土を侵す言論」があったと非難。29日午前行われた前原外相と楊潔チ(ようけつち)外相との会談に関しても、「日本はまたも真実と異なる言葉をまき散らし、両国の共通認識の履行における中国の立場について歪曲(わいきょく)した」とした。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
胡次官補はその上で、首脳会談は不可能との認識を示し、「これによって生じる結果は、日本が完全に責任を負わなければならない」と断言した。
日本側の説明によると、外相会談では、尖閣諸島を巡り、前原外相が「尖閣諸島に領土問題は存在しない」との考えを示したのに対し、中国側は反発。また、東シナ海のガス田開発では、前原外相が条約交渉再開を求め、ガス田「白樺」(中国名・春暁)への機材搬入についての説明を求めた。
胡次官補らによると、楊外相は「釣魚島の問題における原則的な立場を述べ、釣魚島とその付近の島々は古来、中国固有の領土と強調した」という。
中国では現在、反日世論が高まっており、国内での「弱腰」批判を恐れる共産党政権は、日本、特に対中強硬発言を繰り返す前原外相に対し、柔軟な姿勢を見せられない状況にある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000982-yom-pol
中国は国内事情もあって
日本に対して振り上げたこぶしの下ろしどころが無くなってるってとこか
国内の半日感情を抑えると 国内批判暴動がこわいもんね
孤立もこわいだろうし さてさてどうしていくことやら
こっちは鼻で笑うしかないって感じ
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/10206e50993ca02e64524f8f77549b20
http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/9b9db4585bc7f990f4caf2e62bbb71ab
http://blog.goo.ne.jp/zen-en/e/9712caf74bd611c8baded3f95484a9ef
毎日新聞 10月29日(金)23時35分配信
【ハノイ浦松丈二、西岡省二】ベトナム訪問中の菅直人首相と温家宝中国首相による首脳会談について、中国の胡正躍外務次官補は29日夜、「日本側が首脳会談の雰囲気を壊した。責任は日本側が完全に負うべきだ」と述べ、拒否する姿勢を示した。会場に予定されたホテルで、香港の記者団を部屋に呼び込んで話した。菅首相に同行した福山哲郎官房副長官も「今のところ(日中首脳会談の)予定はない」と述べた。沖縄県・尖閣諸島沖での漁船衝突事件で悪化した日中関係は、この日の首脳会談見送りで修復にさらに時間がかかる見通しとなった。
福山副長官は同日夜、「午後6時半(日本時間同8時半)に日中首脳会談がセットされたが、直前になって中国側からいきなり『できない』と言われた。日本としては冷静に対応したいし、戦略的互恵関係を推進するという立場は変わらない」と述べた。
一方、胡次官補は「ハノイでの首脳会談開催に向けた雰囲気を壊した責任は日本側が負うべきだ」と主張。拒否の理由として、「日本の外交当局の責任者は別の国と結託して釣魚島(尖閣諸島)の問題を再びあおった」と述べ、前原誠司外相とクリントン米国務長官が27日にハワイで行った日米外相会談で尖閣諸島を日米安保条約第5条の適用対象と確認したことを非難した。
また、「ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議の最中にも日本側が中国の主権と領土保全を侵害する言論をメディアを通じて流した」と日本側の報道を問題視。さらに「(29日の)日中外相会談について事実と異なる内容を発表し、東シナ海問題に関する両国の原則的共通認識の履行についての中国の立場を歪曲(わいきょく)した」と主張した。
日本外務省幹部によると、中国側は仏AFP通信の記事に問題があると伝えてきた。AFP通信は、前原外相の発言として、東シナ海ガス田開発の条約交渉再開で両国が合意したという記事を配信しており、中国側はこれを問題視した可能性が高い。外務省は同社に訂正を求めたという。
福山副長官は「ガス田問題に合意したという報道が流れているが、それは事実ではない。根拠のない報道で首脳会談がキャンセルになったとしたら遺憾だ」と語った。
日中両国はこの日に首脳会談を開き、来月13、14の両日、横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での胡錦濤中国国家主席の訪日へ向けた環境整備を進めようとしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000113-mai-pol
中国、首脳会談拒否「日本が雰囲気壊した」
読売新聞 10月29日(金)22時25分配信
【ハノイ=大木聖馬】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議出席のためにハノイを訪問している中国外務省の胡正躍外務次官補は、29日夜(日本時間同)、中国の温家宝首相がハノイでは菅首相と会談しないことを明らかにした。
胡次官補は、尖閣諸島などを巡り、「日本側は、中国の主権と領土を侵す言論をまき散らした」などとして日本を強く非難、その上で、「両国首脳が会談を行うのに必要な雰囲気を壊した」と述べた。これにより、修復に向かっていた日中関係に影響が出ることは避けられない見通しとなった。
胡次官補は、香港メディアなどを呼び、首脳会談の取りやめを公表、国営新華社通信がこれを伝えた。日本側が同夜に会談が行われると発表した直後の突然の発言だった。
胡次官補は、「一連のASEAN関連会議に先がけて、日本の外交当局責任者が他国とともに、再び、釣魚島(尖閣諸島の中国名)についてあおった」として、「尖閣諸島は日米安全保障条約の範囲内」と確認した27日の日米外相会談を批判した。
さらに、ASEAN会議の期間中に「中国の主権と領土を侵す言論」があったと非難。29日午前行われた前原外相と楊潔チ(ようけつち)外相との会談に関しても、「日本はまたも真実と異なる言葉をまき散らし、両国の共通認識の履行における中国の立場について歪曲(わいきょく)した」とした。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
胡次官補はその上で、首脳会談は不可能との認識を示し、「これによって生じる結果は、日本が完全に責任を負わなければならない」と断言した。
日本側の説明によると、外相会談では、尖閣諸島を巡り、前原外相が「尖閣諸島に領土問題は存在しない」との考えを示したのに対し、中国側は反発。また、東シナ海のガス田開発では、前原外相が条約交渉再開を求め、ガス田「白樺」(中国名・春暁)への機材搬入についての説明を求めた。
胡次官補らによると、楊外相は「釣魚島の問題における原則的な立場を述べ、釣魚島とその付近の島々は古来、中国固有の領土と強調した」という。
中国では現在、反日世論が高まっており、国内での「弱腰」批判を恐れる共産党政権は、日本、特に対中強硬発言を繰り返す前原外相に対し、柔軟な姿勢を見せられない状況にある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000982-yom-pol
中国は国内事情もあって
日本に対して振り上げたこぶしの下ろしどころが無くなってるってとこか
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孤立もこわいだろうし さてさてどうしていくことやら
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