新人中沢4安打完封!打っても猛打ショー!
4月24日7時0分配信 スポニチアネックス
$局の独り言。-新人中沢4安打完封!打っても猛打ショー! 【ヤクルト4-0横浜】ツバメのマー君だって凄いんです。ヤクルトのドラフト1位左腕、中沢雅人投手(25)が23日、横浜打線をわずか4安打に抑えて、ルーキー完封一番乗り。2勝目をマークしただけでなく、打ってもプロ初安打を含む3安打で猛打賞を記録した。新人完封が球団史上16年ぶりなら、新人投手の猛打賞は72年の山本和行(阪神)以来38年ぶりの快挙。敗れれば5位転落の危機もあった中、甘~いマスクの新人左腕が、ドでかい仕事をやってのけた。

 見た目は草食系だが、ハートは鉄でできている。9回1死一塁。中沢は108球目でスレッジを二ゴロ併殺に打ち取り、ガッツポーズ…は出なかった。新人完封一番乗りにも、穏やかな笑顔をのぞかせただけだ。

 「ガッツポーズをする余裕はなかったです。こんなに早く完封できると思っていなかったので本当にうれしい」。今季2勝目の白星は球団16年ぶりの新人完封劇。25歳らしくヒーローインタビューは丁寧に答えたが、モゾモゾと動く足はルーキーそのものだった。

 だがマウンドでは堂々の投球。吐く息は白く、小雨にぬかるむ最低気温7度のマウンドにも全く動じない。直球は140キロに届かないが、武器である抜群の制球力と7色の変化球がさえた。序盤はカーブ、チェンジアップで横浜打線を幻惑。春季キャンプで宮本からアドバイスを受けて習得した真っスラも効果的に6回まで1安打に抑えた。生命線の制球力は最後まで乱れず、フルカウントは2度だけ。7回以降は中盤まで隠したスライダーで打ち取り、引き出しの多さも見せつけた。

 投げるだけじゃない。2回に中前へプロ初安打すると中前打、右前打と続けて「まぐれ。本当に奇跡です」と本人もびっくりの猛打賞。新人投手の猛打賞はプロ野球史上38年ぶり。完封に花を添え、お釣りが来るほどの快挙をやってのけた。

 エースで4番だった富山商でも高校通算わずか3本塁打。中大、トヨタ自動車はDH制採用で、ここ7年間は打席に入ったことすらなかった。プロ初登板の3月30日の中日戦(神宮)は3三振。「速すぎて打てない」と驚き、アシックス社へ「とにかく細くて軽いもの」とだけをリクエストして発注したバットが打ち出の小づちとなった。

 物静かで穏やかな性格で父・豊さんの「自分を大きく見せず、できることをきっちりやりなさい」という教えを守るが、トヨタ自動車からのプロ入り同期、ロッテ・荻野貴にはライバル心を燃やす。「あいつにだけは負けたくない」と意識しながら「投手と野手の間で結果を争うにはどうしたらいいのか」と首をひねっていたが、そんな心配も今回の快挙で一歩リードした格好だ。

 新人左腕の台頭は、ここ10試合で2勝7敗1分けと苦しんでいたチームにとっても光明だ。「まだ先は長い。勝利に貢献できるように頑張ります」。初々しい笑みをこぼした中沢のプロ野球人生は始まったばかりだ。

 ▼トヨタ自動車・川島勝司総監督 社会人時代は4、5回で少し気が緩むところがあって、そこが(続投させるか)見極めのポイントだったけど、プロに行って成長したんだろうね。3安打?社会人はDHだから練習もほとんどやらせたことないんだけど(笑い)。これが自信につながってくれればいいね。

 ≪快挙ずくめの中沢≫プロ初登板を先発勝利で飾った新人の中沢(ヤ)が完封で2連勝。ヤクルトの新人で完封勝利を挙げたのは94年7月6日中日戦の山部以来16年ぶり。またプロ初登板で白星は中沢がチーム10人目だが、2連勝以上したのは69年・藤原真の4連勝に次いで41年ぶり2人目。ただし、藤原の初勝利は救援で挙げたもの。いずれも先発で2連勝は球団史上初めてだ。打ってもこの日は3安打の固め打ち。新人投手の猛打賞は72年・山本和行(神)が7月20日広島戦でマークして以来。ヤクルトでは前記藤原が4月24日中日戦で3安打して以来こちらも41年ぶり。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100424-00000000-spn-base

中澤投手、プロ初完投初完封で2勝目! 打っても猛打賞の活躍!
23 日の横浜ベイスターズ4回戦、2回にガイエル選手、飯原選手の連続アーチと森岡選手の2点タイムリー二塁打で4点を先制したスワローズは、先発・中澤投手がベイスターズ打線を散発4安打に抑え、最後まで得点を許さず。プロ初完投初完封で2勝目を飾り、チームも連敗を2でストップしました。これで借金1、4 位です。

スワローズは2回表、ベイスターズ先発・清水投手から、ガイエル選手が11試合ぶりとなる7号ソロを放つと、飯原選手も2試合連発となる2号ソロで続き、 2点を奪います。なおも2アウトから、中澤投手のプロ初安打となるセンター前ヒット、田中浩選手のレフト前ヒットで一、二塁のチャンス。ここで2試合連続スタメン出場の森岡選手が右中間突破の2点タイムリー二塁打を放ち、一気に4点を先制しました。

一方、先発・中澤投手は、強い雨が降り続くあいにくのコンディションながら、直球、変化球とも丁寧に低めへコントロール。打ち気にはやるベイスターズ打線を手玉に取り、2回から6回までノーヒットピッチングを展開し、ベイスターズ打線に得点を与えません。

そんな中、この日の中澤投手はバッティングでも大活躍。初ヒット後の第2、3打席目でも連続ヒットを放ち、何と猛打賞を達成。乗りに乗った状態で試合は終盤へ。

初完投そして初完封も視野に入ってきた7回には二死一、二塁、8回もノーアウト二塁と続けてピンチを招きましたが、ここも丁寧に打たせて取るピッチングでピンチを脱出します。すると最終回も先頭の内川選手にヒットを許しましたが、一死後にスレッジ選手をセカンドゴロ併殺打に仕留め、4対0で試合終了。中澤投手は9回を108球、散発の被安打4、奪三振5、与四球2で、12球団一番乗りとなるルーキー初完投初完封をマーク。スワローズでは94年7月6日ドラゴンズ戦の山部太投手以来となる新人完封勝利を達成し、チームも連敗を2でストップさせました。

打線は9試合ぶりの二ケタ安打となる10安打。中澤投手が4打数3安打でプロ初の猛打賞、森岡選手が4打数2安打2打点、相川選手が3打数2安打とそれぞれマルチ安打を記録しました。

ヒーローインタビュー
■打っても猛打賞! プロ初完投を初完封で飾ったルーキー中澤投手
「(完封は)実感がなかったんですけど、とにかく初回から低めに丁寧に投げようと思って、それが最後までできてよかったです。(終盤は走者を出したが)ランナーを出して抑えるのは自分の持ち味だと思うので、そこは丁寧にいきました。(勝った瞬間ガッツポーズなく)そんな余裕もなかった、打ち取れてよかったです。(ウィニングボールは武内選手に)もらいました。2勝目なので、自分でとっておきたいと思います。(プロ4試合目の完封は)自分でもそんなに早くできると思ってなかったのでうれしい。できるだけ長いイニングを投げようとしていて、それが1イニング1イニング続けていった結果、9回まで投げられてよかったです。(低めに投げる以外でよかったのは)変化球でもストライクを取れたので、自分でも落ち着いて投げれられたのがよかった。(猛打賞は)そんなに打てると思っていなかったので正直まぐれだと思いますが、打ててよかったです。(ファンに)これからまだ先も長いので、投げる試合は1試合1試合全力で投げて、チームの勝利に貢献していけるように頑張ります!」

http://www.yakult-swallows.co.jp/game/archive/201004/20100423/


頼もしいルーキー
やっぱり社会人からっていうのは 精神的にも強いんだろうね

気がつけば勝率五割をちょろちょろしてるツバメ
こういう若手が出てくると なんとかなりそうな気はするけれど

とにもかくにも 早く石川に白星を!!!


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