渾身135球!ヤクルト・由規、巨倒1勝
3月28日7時52分配信 サンケイスポーツ
$局の独り言。-8回1失点で今季初勝利の由規 (セ・リーグ、巨人5-10ヤクルト、2回戦、1勝1敗、27日、東京ドーム)巨人キラーの誕生だ!! ヤクルトは27日、巨人2回戦(東京ドーム)に10-5で快勝。由規投手(20)が8回5安打1失点の好投で、今季初勝利を挙げた。3年目右腕は自己最多となる135球の熱投。昨季チームが5勝18敗1分けと大きく負け越した難敵を手玉に取り、2010年初白星をもたらした。

 勝利の瞬間、三塁ベンチでフッと息をはいた。由規が8回1失点の力投。昨年7月4日の阪神戦(甲子園)以来、266日ぶりの勝利を手にした。

 「自分の持ち味を出せたと思う。巨人を抑えたのは自信になる。緊張しすぎて、今も胃が痛いですけど…」

 言葉とは裏腹に、強力打線を力でねじ伏せた。「体重移動、球持ちの良さ…。キャンプからやってきたことができていた」と荒木投手コーチ。直球の最速は153キロをマーク。セットポジションでも球威は落ちず、課題の制球面も2四死球と危なげなかった。

 昨季は5勝10敗。右手人さし指と中指のまめが破れ、出場選手登録を4度抹消された。昨年12月5日に20歳になり、迎えたプロ3年目。仙台に帰郷した1月7日、タクシー会社を経営する父・均さん(49)と母・美也さん(50)を誘って「大崎八幡宮」を訪れ、両親の前で絵馬に力強く「勝利の美酒を」と書き込んだ。

 「去年まで遠慮があったけど、ことしは目標を口に出していこうと思う。“叶う”という字は口にプラス(+)と書くから」

 前日26日の開幕戦はエースの石川で落としただけに、高田監督は「巨人以上の打線はないから自信になる。期待していた通り、力のあるボールだった」と巨人キラーの誕生に目を細めた。

 「キャンプでは今までにないくらい悩んだけど、追い求めていたものができた。任された試合は全部勝ちたい」と由規。成人してから初めての公式戦。勝って飲むお酒の味は格別だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100328-00000001-sanspo-base

中軸で9安打9打点! 由規投手が8回1失点! 今季初勝利!!
27 日の読売ジャイアンツ2回戦、初回にデントナ選手のタイムリーで先制したスワローズは、その後もデントナ選手が2発含む3安打5打点、ガイエル選手もホームラン含む3安打2打点、そして青木選手も3安打2打点と、クリーンアップ3選手が全員猛打賞の9打点と大爆発。投げても先発・由規投手が8回1失点の好投を見せ、10対5でうれしい2010年シーズンの初勝利を飾りました。

スワローズ打線は初回、ジャイアンツ先発・ゴンザレス投手から福地選手のヒットと盗塁などで二死三塁から、デントナ選手のライト前タイムリーで幸先よく先制。なおも3回表には、田中浩選手、青木選手の連打で築いた無死一、二塁のチャンスからデントナ選手が1号3ランを左中間へ叩き込み、中盤で4点をリードしました。

昨シーズンと同じ開幕2戦目での今季初先発となった3年目・由規投手は、序盤から150キロ超のストレートと切れ味抜群のスライダーでジャイアンツ打線を翻弄。5回までわずか2安打に抑え込み、勝利投手の権利を獲得します。6回裏に小笠原選手に1号ソロを浴びましたが、8回を投げてこの1失点のみ。堂々のピッチングでリリーフ陣に後を託しました。

由規投手の好投を受けた打線も、いい流れに乗ってジャイアンツ投手陣に襲い掛かります。6回表には、宮本選手の二塁打と2四死球で二死満塁のチャンスから、相手野選と青木選手の2点タイムリーで3点を追加。続く7回表には、デントナ選手がジャイアンツ2番手・久保投手からバックスクリーン右へこの日2本目のソロホームランを放ち7得点を奪います。

9回表には、一死二塁からガイエル選手が大きな当たりをバックスクリーンへ放つと、フェンスを越えたと思われた打球がグラウンドへ跳ね返り、これが二塁打の判定。しかしここで審判団が今季から正式に導入したビデオ判定を行うと、これがホームランへと覆り2点を追加。10点目で今季初の二ケタ得点を達成すると、その裏、坂本選手の一発などで4点を返されましたが、最後は3番手・押本投手が締めくくり試合終了。10対5の大勝でスワローズは今季初勝利を飾りました。

先発・由規投手は、8回を被安打5(被本塁打1)、奪三振5、与四死球1の1失点で1勝目。
2番手・イ・ヘチョン投手は、2/3を被安打4(被本塁打1)の4失点。
3番手・押本投手は、1/3を無安打無失点で、試合を締めくくりました。

打線は今季初の二ケタ安打となる15安打。青木選手が5打数3安打2打点、デントナ選手が4打数3安打(2本塁打)5打点、ガイエル選手が4打数3安打2打点のとそれぞれ猛打賞、福地選手が4打数2安打、宮本選手が5打数2安打と活躍しました。


ヒーローインタビュー

■8回135球を投げ、強力巨人打線を1失点! 今季初勝利の由規投手
「緊張した。最後まで緊張が途切れなかったが、ピッチング自体も先輩方が援護してくれたので、1回から気持ちよく投げられました。初回から力んでしまって変に力が入った。結果的に球数も多くなったが自分の持ち味は出せたのでよかった。(今日は)変化球で逃げたりというピッチングではないのでとにかく思い切ってぶつかっていこうと思った。(8番高橋など強力打線相手に)歓声がものすごくて意識してしまったが、まずチームの勝利に貢献できてよかった。(完投は)点差もあったのでいきたい気持ちはあったけど。球数ももうちょっと減らしていかないといけない。(最高のスタートを切ったが)相手も巨人だったので勝ったのは大きいこと。これを自信に変えて次に繋げたい。(久々の勝利だが)この試合に照準を合わせてきたから、自分の中で考えることがあった、最初の試合で思い切り投げられたので継続していきたい」

■高田監督(テレビインタビュー)
「(由規は)本当に素晴らしいピッチングでした。9回を投げてほしかったけど150球超えてしまい、このあともあるので。はじめから石川の次は由規と早くから決めてい。それに応えてくれた素晴らしいピッチングだった。去年は東京ドームで1勝ですか? 2戦目で勝ちましたから、あともいいゲームをしたい。(クリーンアップの大爆発で)うちの攻撃ではないんだけど(笑)、福地がいい足で盗塁、野選で点取ったのが大きかった。(1勝1敗となって)何としても明日勝って2勝1敗でスタートを切りたい。頑張ります!」
選手コメント

■高田監督
「巨人には力のあるピッチャーが出てきてくれないとと思ってた。由規が出てきてくれたね。球の力があるし、とんでもないところに行ってるわけじゃないから安心して見られた。素晴らしいピッチングだった。全体的に見たら機動力も使えたし、両外国人が一発を打って効果的に点を取れたし、こんな試合はそうできない。打線もよかったけど、それより福地の足が効いたね。(初回の)盗塁もそうだけど、(6回二死満塁からのサードゴロで二塁フォースアウトを狙われるも福地選手が二塁に滑り込んでセーフとなった)野選での追加点が大きな1点だった。打線は(相手投手の出来もあるから)わからないけど、ピッチャーや守り、足は計算できるから。でも、みんなヒットも出て、落ち着いて打席に立っていけるんじゃないかな」

■由規投手
「4回くらいまで緊張してました。最初の試合で出来すぎです。試合を終えてホッとしてます。持ち味の真っ直ぐを思い切って投げることを考えてました。セットが安定して、ワインドアップでも思い切って投げられるようになった。キャンプで悩んでたから結果が出てうれしいです。手応えもあるし、巨人相手で自信になります。あとはチーム関係なく、持ち味を出していきたい。(3年目で)自分でもプレッシャーをかけながら勝ち星を増やしていきたいです」

■先制打に2ホーマーで3安打5打点と大暴れのデントナ選手
「昨日何球かミスショットしてたので、ミスしないで打ててよかった。戦い方として先行することが大事。今日はボクがたまたま打ったけど、先行することがチームにプラスになるから、先制して第2打席で3ランを打てて盛り上がったのはよかった。シーズン長いし、今日はたまたま2本打てたけど、シーズン終わってみたら2本ということもあるかもしれないから、明日からも頑張っていきたい。チームのために打つことができて、これ以上のいい気持ちはないよ」

■バックスクリーンへ今季初ホーマーを放つなど3安打と活躍したガイエル選手
「(頭部付近への暴投に乱闘寸前の一触即発ムードになったが)野手としてバッターボックスに立つ以上、肩口から上は危険だということを抗議した。巨人打線、特に東京ドームでの巨人打線はひっくり返されたり、何が起こるかわからないから、あの打席は非常に大事な1打席だった。(暴投で)気持ちが高ぶったけど、冷静になって自分がやらなくちゃと思って打席に立った。(公式戦初のVTR判定でのホームランとなり)素晴らしいルールだね(笑)。今日はジェイミーだったけど、宮本や青木や誰が打っても“オレも…!”という相乗効果が出るから、打っていい効果をもたらせたい」

■盗塁に野選に足でチームに勝利を呼び込んだ福地選手
「(初回に先頭打者安打を放ち)開幕して最初の1本はうれしい。去年は3試合目だったから1試合早く出てよかった。(盗塁はバント失敗で)嫌な雰囲気があったから変えなきゃと思った。(野選は)2アウトだったからいいスタートが切れました。ああいうのを想定してキャンプからやってきてるので、そういうことをやっていかないと。それがウチの良さだし、内野手が急いで投げないとと思ったらミスも出るかもしれない。(勝利に貢献し)昨日の分、1つ1つ積み重ねていきたい」

■今季初安打初打点含む3安打2打点と活躍した青木選手
「やっとスタートできた気がします」

■移籍後初出場初スタメンで初安打を放った藤本選手
「昨日ベンチに座っててもすごい緊張して疲れました。(守備で)早くボールが飛んでこいと思ったけど、初めてのチームなのでやっぱり緊張感がありました。ヒットも早く打ちたかった。フライが上がり、あっと思ったけど、ヒットがつけば何でもいい。自分のプレーで迷惑をかけないようにやっていきたい」

■由規投手を好リードした相川選手
「あれくらいやってくれたら十分。やっと何かつかんだように見えました。一段レベルアップして、バッターと勝負できるようになってる。質のいいボールを投げてくれた。由規、村中、増渕が悩んでレベルアップして今年はやってくれるんじゃないかと思います」

■荒木投手コーチ
「(由規投手について)去年と今年を比べたら、去年より調子の並が小さくなった。オープン戦ではフォームを意識しすぎて本来の良さが損なわれてたけど、しっかり立って投げれるようになったから、いい効果が出てきてる」

http://www.yakult-swallows.co.jp/game/archive/201003/20100327/


こういう勝ち方は 見ていて楽しい♪

由規、体が一回り大きくなった?
顔つきも プロらしくなってきて 頼もしいことったら

館山の調子がいまひとつの状態の中
由規のこの出来は ものすごく嬉しい^^

今年は日本一だ!!!


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