「M-1グランプリ2009」決勝メンバーに見るお笑い界の現在と"2つの傾向"
2009年12月09日08時20分 / 提供:日刊サイゾー
12月7日、漫才日本一を決めるお笑いイベント「オートバックスM-1グランプリ2009」の決勝進出者が発表された。68組の芸人が参加した準決勝の熱戦を勝ち抜いて見事決勝に駒を進めたのは、東京ダイナマイト、ナイツ、南海キャンディーズ、ハライチ、ハリセンボン、パンクブーブー、モンスターエンジン、笑い飯の8組。彼らに敗者復活1組を加えた9組が、12月20日の決勝戦で優勝の栄冠と賞金1000万円を目指して争うことになる。
「漫才頂上決戦」として名高いM-1も、今年で9回目。始まった当初はそれほど話題にもなっていなかったが、現在では年末恒例の一大イベントにまで成長した。今年の決勝メンバーの顔ぶれを眺めてみると、近年のお笑い界を象徴する2つの傾向が浮かび上がってくる。
1つは、「非・関西弁漫才の台頭」である。一昔前までは、漫才といえば関西のもの、というイメージが強かった。1980年頃の「漫才ブーム」の時代に活躍した漫才師たちも、その大半が関西出身だった。漫才師の質と量においては、「西高東低」というのがこれまでの常識だったのだ。2001年の第1回のM-1 でも、決勝進出10組のうち、関西弁を使わないコンビは1組しかいなかった。
だが、今年のM-1では、決勝8組中5組が関西弁を使わないコンビである。もちろん、選考の結果としてたまたまそうなったに過ぎない、という側面はある。だが、関西以外の地域でも漫才文化が少しずつ発展していった結果、そのような事態が生まれたというのは間違いないだろう。M-1人気が高まるにつれて、関西以外の芸人も積極的に漫才を始めるようになり、「関西」と「非関西」を比べたとき、漫才師の質と量はほぼ対等にまで近づいてきたのである。
もう1つは、「無名芸人枠の消滅」である。今年の M-1決勝では、すでにテレビで活躍している人気芸人が多数選ばれている。ナイツ、南海キャンディーズ、ハリセンボンといった芸人は、お笑いファンでなくても知っている人は多いだろう。彼らが勝ち残ったというのは、準決勝で彼らを超えるような芸人が出てこなかったということを意味する。
これは、別の角度から見ると、若手芸人が出演するようなバラエティー番組が増えて、お笑いが世間にすっかり浸透してしまったせいで、新たに無名の芸人を発掘するような余地がなくなってきている、ということでもある。
今の時代、才能のある若手芸人は、あっという間に目を付けられて、どこかの番組で取り上げられてしまう。どこにも出ていなかった芸人が、M-1で急に出てきて活躍する、という現象がどんどん起こりにくくなっているのだ。
だが、それ自体は必ずしも悪いことではない。そのことは、お笑いが一時的なブームを超えて、世間に認知されたということを意味しているのだ。
優勝予想は難しいが、ここ数年の傾向から考えると、決勝に初めて出てきた芸人がそのまま勢いに乗って優勝を果たす、ということが多いので、初登場のハライチやパンクブーブーはやや有利だと言えるかもしれない。特に、パンクブーブーは、安定感のあるネタ作りに定評があり、ここ数年はいつ決勝に行ってもおかしくないと言われていただけに、今年こそは期待が持てそうだ。
また、敗者復活枠で誰が上がってくるのかも気になるところだ。準決勝で敗れた昨年の覇者・NON STYLEが意地を見せて勝ち上がってくるのか、それとも全く別の芸人が新たにチャンスをつかむのか。
ふたを開けてみるまでは、何が起こるかわからないM-1戦線。今年はどんなドラマが待ち受けているのだろうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/4494006/
最近は芸人がタレント化して ネタを見たことない
もしくは ネタを見なくなった芸人がいっぱい
というか、きちんとネタを見せてくれる番組もなかなか無いし
今まで興味なかった世界で ここ一年追っただけだけどねぇ
ちっとも笑えない芸人もいっぱいいる(笑)
決勝の日は 昼間っから敗者復活にカジリツキかも?
NON STYLEは 決勝にすすむがどうかわからない状況で
トロフィー返還に出演する形かぁ・・・
そこで決勝進出者は「NON STYLE」と呼ばれたら
毎年の奇妙な移動方法イベント(?)も無くなっちゃうか
頑張って欲しいぞぉ!!!
オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト
M-1GPスタッフブログ
M-1GPスタッフブログ: 結果速報
2009年12月09日08時20分 / 提供:日刊サイゾー
12月7日、漫才日本一を決めるお笑いイベント「オートバックスM-1グランプリ2009」の決勝進出者が発表された。68組の芸人が参加した準決勝の熱戦を勝ち抜いて見事決勝に駒を進めたのは、東京ダイナマイト、ナイツ、南海キャンディーズ、ハライチ、ハリセンボン、パンクブーブー、モンスターエンジン、笑い飯の8組。彼らに敗者復活1組を加えた9組が、12月20日の決勝戦で優勝の栄冠と賞金1000万円を目指して争うことになる。
「漫才頂上決戦」として名高いM-1も、今年で9回目。始まった当初はそれほど話題にもなっていなかったが、現在では年末恒例の一大イベントにまで成長した。今年の決勝メンバーの顔ぶれを眺めてみると、近年のお笑い界を象徴する2つの傾向が浮かび上がってくる。
1つは、「非・関西弁漫才の台頭」である。一昔前までは、漫才といえば関西のもの、というイメージが強かった。1980年頃の「漫才ブーム」の時代に活躍した漫才師たちも、その大半が関西出身だった。漫才師の質と量においては、「西高東低」というのがこれまでの常識だったのだ。2001年の第1回のM-1 でも、決勝進出10組のうち、関西弁を使わないコンビは1組しかいなかった。
だが、今年のM-1では、決勝8組中5組が関西弁を使わないコンビである。もちろん、選考の結果としてたまたまそうなったに過ぎない、という側面はある。だが、関西以外の地域でも漫才文化が少しずつ発展していった結果、そのような事態が生まれたというのは間違いないだろう。M-1人気が高まるにつれて、関西以外の芸人も積極的に漫才を始めるようになり、「関西」と「非関西」を比べたとき、漫才師の質と量はほぼ対等にまで近づいてきたのである。
もう1つは、「無名芸人枠の消滅」である。今年の M-1決勝では、すでにテレビで活躍している人気芸人が多数選ばれている。ナイツ、南海キャンディーズ、ハリセンボンといった芸人は、お笑いファンでなくても知っている人は多いだろう。彼らが勝ち残ったというのは、準決勝で彼らを超えるような芸人が出てこなかったということを意味する。
これは、別の角度から見ると、若手芸人が出演するようなバラエティー番組が増えて、お笑いが世間にすっかり浸透してしまったせいで、新たに無名の芸人を発掘するような余地がなくなってきている、ということでもある。
今の時代、才能のある若手芸人は、あっという間に目を付けられて、どこかの番組で取り上げられてしまう。どこにも出ていなかった芸人が、M-1で急に出てきて活躍する、という現象がどんどん起こりにくくなっているのだ。
だが、それ自体は必ずしも悪いことではない。そのことは、お笑いが一時的なブームを超えて、世間に認知されたということを意味しているのだ。
優勝予想は難しいが、ここ数年の傾向から考えると、決勝に初めて出てきた芸人がそのまま勢いに乗って優勝を果たす、ということが多いので、初登場のハライチやパンクブーブーはやや有利だと言えるかもしれない。特に、パンクブーブーは、安定感のあるネタ作りに定評があり、ここ数年はいつ決勝に行ってもおかしくないと言われていただけに、今年こそは期待が持てそうだ。
また、敗者復活枠で誰が上がってくるのかも気になるところだ。準決勝で敗れた昨年の覇者・NON STYLEが意地を見せて勝ち上がってくるのか、それとも全く別の芸人が新たにチャンスをつかむのか。
ふたを開けてみるまでは、何が起こるかわからないM-1戦線。今年はどんなドラマが待ち受けているのだろうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/4494006/
最近は芸人がタレント化して ネタを見たことない
もしくは ネタを見なくなった芸人がいっぱい
というか、きちんとネタを見せてくれる番組もなかなか無いし
今まで興味なかった世界で ここ一年追っただけだけどねぇ
ちっとも笑えない芸人もいっぱいいる(笑)
決勝の日は 昼間っから敗者復活にカジリツキかも?
NON STYLEは 決勝にすすむがどうかわからない状況で
トロフィー返還に出演する形かぁ・・・
そこで決勝進出者は「NON STYLE」と呼ばれたら
毎年の奇妙な移動方法イベント(?)も無くなっちゃうか
頑張って欲しいぞぉ!!!
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