巡業サボりまん延…異例“稽古強制ビラ”
8月14日7時3分配信 スポニチアネックス
局の独り言。-稽古強制ビラ 日本相撲協会の大島巡業部長(元大関・旭国)は13日、夏巡業に参加中の全関取に異例のビラを配布した。稽古場に顔を出すことを厳命し、守れない力士は理事会に諮って処分するという前代未聞の内容。強権発動が功を奏したのか、この日の秋田巡業では2横綱、3大関が意欲的に申し合いを行った。巡業の売りでもある稽古がないがしろにされている現状で、異例の通達が「特効薬」となるか。

 乱れきった稽古態度に見かねた巡業部が、ついに“最後通告”を突きつけた。大島部長はこの日、会場となった秋田県立体育館に「厳守」と書かれた「覚書」を掲示。「関取衆は稽古場に必ず顔を出すこと。特に、上位の者は特に厳守すること」と厳命するとともに「守れないものは厳重注意とともに、各師匠に報告し、理事会に於(お)いて厳正に対処します」と異例の文言を加えた。稽古の正常化を促す通達は日常茶飯事だが、さぼったら理事会で処分も——と警告するのは前代未聞。全関取には掲示内容と同様のビラが配布された。

 異例の通達には伏線があった。12日の弘前巡業では横綱・大関7人のうち、稽古場に顔を出したのが日馬富士と琴欧洲の2人のみ。大島部長は「あまりにもひどいから。ああいうふうにすれば気にはするでしょう」と説明。「今後、ひどいようなら師匠に報告する」と厳しく対処することも示唆した。

 ビラ配布が功を奏したのか、この日の稽古場は今巡業で最も活気があった。大関・日馬富士が十両の時間帯に申し合いを行い、午前10時の幕内の稽古開始とともに白鵬が土俵に上がり、地元秋田出身の豪風と三番稽古。その後も朝青龍、琴欧洲、琴光喜が立て続けに申し合いを行うなど、横綱・大関が土俵を独占した。

 今巡業で2度目の稽古を行った朝青龍は前夜、大島部長から稽古場に顔を出すようにと促されたことを明かし「正直(ケガが治れば)もっとやりたいよ」と話した。いつもは稽古の途中で支度部屋に引き揚げてしまうオレ流男が、この日は珍しく稽古の最後まで土俵際に残っていた。これまで無断欠勤は当たり前だっただけに、「理事会」という文字に最も敏感だったのは朝青龍だったのかもしれない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090814-00000043-spn-spo


情けないねぇ・・・

処分すると明言しなきゃけいこもしないなんて
相撲界のゆるんだ姿が見えるね。



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