【バンクーバーへ 夏に鍛える】(4)フィギュアスケート 小塚崇彦(20)
8月9日7時56分配信 産経新聞
 ■課題の4回転「大丈夫」

 「今年は4回転(ジャンプ)、大丈夫です。フリーの頭で入れられるように頑張ります」。7月25日、愛知県で行われたアイスショーで聞いた声は弾んでいた。「毎日の練習で必ず1回は跳べてますからね」。充実した日々にほおが緩んだ。

 飛躍した昨季、4回転だけは成功しなかった。グランプリ(GP)初戦の米国杯を制し、GPファイナルで2位に入った勢いは保てず、3月の世界選手権では6位。「安定して4回転が跳べないと世界では戦えない」。ポツリとつぶやいた。

 4月の国別対抗戦を終えて過ごした完全休養日は3日だけ。すぐに上半身の強化に取り組み洋服のサイズはMからLに。世界選手権銅メダリストの本田武史氏から4回転のコツを聞き出し「安定してきました」とうれしそうだ。

 プログラム作りで訪れた米国、カナダでは、ヒップホップダンスにも挑戦。昨季の課題だった上半身の硬さが消え「ずいぶん動くようになった」という。一時は64キロまで増えた体重も、練習を重ねて「ちょうどいい」61キロに。体調も整った。

 今季のショートプログラムはジミ・ヘンドリックスの「ボールド・アズ・ラブ」を選んだ。従来の印象を覆すハードな音に乗る。フリーは布袋寅泰が奏でる「ギター・コンチェルト」。こちらは静かだが、2曲とも「気持ちよく滑れます」。

 祖父、両親とも元選手で血統は抜群。ステップとスピンの精度は高い。昨季前半は世界と互角に戦った。4回転と上半身の動きを磨けば、怖いのはシーズン後半の息切れ。「成長を止めずに挑戦したい」。初の五輪へ右肩上がりを続ける。(榊輝朗)

                   ◇

【プロフィル】小塚崇彦

 こづか・たかひこ 1989年2月27日生まれ、名古屋市出身。5歳で競技を始める。父の嗣彦は68年グルノーブル五輪代表。2006年世界ジュニア選手権に優勝し、昨季はGPファイナル2位、世界選手権6位。トヨタ自動車。170センチ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090809-00000030-san-spo


小塚君の滑りは ものすごい滑らかで魅力的だよなぁ
前季シーズンの成長は目を瞠るもんがあった

高橋や織田の後ろに隠れがちだけど
私的には 今季の小塚君に大期待ビックリマーク







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