米山豪憲君安らかに…殺害から3年、命日に納骨へ
5月17日3時3分配信 読売新聞
 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、小学1年生米山豪憲君(当時7歳)が殺害されてから17日で3年。

 遺骨が安置されていた同県能代市内の寺にお墓ができ、命日に納骨される予定だ。お墓の脇には小さなお地蔵様が寄り添う。父の勝弘さん(42)は「息子の魂を、ようやく少しは安らかにしてあげられるかな」と話した。

 お墓は、勝弘さんの厄年が明けたこともあって、今月13日に建てられた。

 直前の10日は豪憲君の誕生日。家族は手作りのケーキに10本のろうそくを立て、中学1年の長男(12)と、三男(4)が吹き消した。この3年、欠かさず祝ってきたが、勝弘さんは「かえってさみしい思いもした」と言う。

 「豪憲にいにい(お兄さん)はなぜ亡くなったの」。三男が最近、泣きながら聞いてきた。事件のことは、まだ話していない。勝弘さんは「にいにいは、お星様になったんだよ」と答えるのが精いっぱいだった。

 豪憲君を殺害したとして今年3月の控訴審判決で1審通り無期懲役を言い渡された畠山鈴香被告(36)は上告している。

 「私たちにどこまで苦しめというのか」と勝弘さん。「抱きしめた時のちょっと嫌がる表情、やわらかさ、重み、ぬくもり。喪失感は、時がたつほど深まるものだと知りました」とつぶやいた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000988-yom-soci

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