工藤46歳誕生日にピシャリ!最年長ホールド
5月6日7時5分配信 スポーツニッポン
局の独り言。-工藤公康 【横浜6―4巨人】最強の46歳だ。現役最年長となる横浜・工藤公康投手が46歳の誕生日となった5日の巨人戦(東京ドーム)で、2点リードの7回に登板。最速140キロで3者凡退で抑え、自身プロ入り初、さらにロッテ・小宮山の43歳7カ月を超える日本プロ野球最年長でのホールドを記録した。工藤の“魂の16球”でチームは今季巨人戦に初勝利。「こどもの日」に生まれた永遠の野球少年が、プロ28年目に中継ぎで新たな境地を開く。

 こどもの日に輝きを放ったのは46歳の左腕・工藤だった。

 「絶対勝たなきゃいけない試合だったからね。3人で何とかしろとコーチに言われていた通りにできてよかった」

 通算222勝中、先発投手として216勝を積み上げてきた男の出番は2点リードの7回だった。“新球”のシュート、カットボールが面白いように決まった。先頭の鈴木を外角高めのシュートで遊ゴロに仕留めると、木村拓はカットボールで空振り三振。先発した4月8日の巨人戦で2発を浴びた小笠原にもカットボールでバットをへし折って二ゴロ。3者凡退で仕留めた。この日は46歳の誕生日。西武時代の89年5月5日の近鉄戦(藤井寺)以来となるプロ2度目のバースデー登板。「前回は先発でボコボコにやられたし、きょうは抑えられてよかった」と日本球界最年長でホールドを記録し、自らの誕生日に花を添えた。

 もう先発へのこだわりはなかった。「この年齢になっても投げさせてもらえることに喜びを感じるし、自分の勝ち星に対するこだわりはない。チームが勝ったらみんなで喜べる。ビールかけをすれば裏方さんの喜んだ顔も見られるんだからさ」。昨年は左ひじ痛の影響で未勝利に終わり、今年も初先発となった4月8日の巨人戦で5回8失点KO。2軍に降格した。しかし、気持ちは折れなかった。首脳陣から中継ぎでの起用を打診されると快諾。「救援だとゴロを打たせることが必要な場面が多い。手元で変化する球を覚えないとね」とシュート、カットボールの習得に取り組んだ。向上心旺盛な左腕は「救援を一から勉強しないといけないから当然でしょ」とファームで木塚、加藤ら年下の救援陣の練習法にも目を凝らした。当初は肩が出来上がるまでブルペンで40球以上を要することもあったが、この日は15球前後でマウンドに向かった。尽きない向上心と最善の準備が最高の結果を呼び込んだ。

 守護神・石井裕が不調で登録抹消され、左腕の救援陣は手薄なだけに工藤の好投はチームにとっても心強い。「現役?やれるんだったら一生やりたい。個人の思いじゃできないけどね。少しでも若い人の負担が減るように、自分がつぶれるまで頑張りたい」。無邪気な笑顔を浮かべた46歳はまだ進化を続ける。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090506-00000000-spn-base


若い頃の工藤は なんとなくいけ好かない奴だったけれど
年を重ね なお現役で第一線に居る工藤は
横浜だから現役で居られるとしても それはそれで
同世代ドンピシャな事もあって とにかく頑張って欲しいと思ってる

もう秒読みなのもわかる
とにかくちょっとでも長く マウンドで輝きつづけて欲しい。




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