中国人の応援マナーが悪化 誤解招く大合唱や国旗制止
8月13日21時15分配信 J-CASTニュース
 五輪での中国人の応援マナーなどの悪化が、ここに来て指摘されている。オグシオ戦では、声援が「殺せ!」と聞こえたり、クレー射撃では、会場外の国旗掲示も制止されたりしたというのだ。一方で、同じアジア人として競泳・北島選手のようなヒーローを称える声も沸き起こっているというが、どうなっているのか。

■「殺! 殺!」??

  「シャー! シャー!」

 バドミントン女子ダブルスで、オグシオの2人が中国ペアと対戦した2008年8月11日の準々決勝。中国ペアがスマッシュを打つたびに、そのようにも聞こえる大歓声が、中国の応援席から沸き起こった。

 12日発売の夕刊フジによると、漢字を当てれば、「殺! 殺!」にもなるという。中国語では、スマッシュのときのかけ声が「コーシャー!」となるのに、わざと「コー」を省いたように聞こえたというのだ。同紙では、オグシオ戦前に、日本の末綱・前田ペアが中国ナンバー1ペアを倒したため、その報復として大ブーイングを浴びせたと推測している。

 同様な印象は、外国メディアも持ったようだ。英ロイターが11日のニュースで、中国人が応援で一致して「殺せ!」と叫んだと紹介。また、クウェートタイムズ紙なども同様に報じている。

 中国側に対する不評は、マナー悪化ばかりではない。中国の北京五輪組織委員会が、不公平な試合運営をしているともいうのだ。

 共同通信によると、11日、クレー射撃女子トラップで4位入賞した中山由起枝選手の長女(6)が、会場外で寄せ書きの国旗を掲げようとしたところ組織委の担当者に制止された。禁止されている会場内や横2メートルの旗ではなかったにもかかわらずだ。長女は泣き出してしまったが、担当者は「通行の邪魔」と不可解な理由を述べたという。

 北京にいる日本チームの渡辺幹也監督は、J-CASTニュースの取材に対し、中国側の対応に不満を露わにした。

  「アメリカ、フランス、そして中国まで、みんな国旗を掲げています。なのに、ほかの国は注意されず、日本だと嫌がられるようでした」

 試合中も、中国側は大歓声や拍手が沸き起こっているのに、日本側が応援すると「静かにしろ」と言われたという。

■「アウェーでは当然の面はあります」

 日本のメディアでは、読売新聞が08年8月11日付記事で、「中国人観客がマナーを守った応援を繰り広げている」と報じていた。北島康介選手が同日、競泳100メートル平泳ぎで金メダルを取ったときも、観客は大きな拍手を送ったことなどからだ。

 読売は、中国政府のマナー向上作戦が功を奏したとしているが、早くもマナーや試合運営は崩れてきてしまったのか。

 オグシオ戦について、日本バドミントン協会の事務局長は、中国側の熱狂的な応援はあったとする。

  「確かに中国の応援はすごかったと聞いています。先に末綱・前田組が勝った事情があり、応援による圧迫は多少あったでしょうね」

 ただ、「殺せ」とのかけ声があったかは、「どうですかね。気合いを入れる声や、頑張れという『チャー!』の声であったかもしれません」。13日には、末綱・前田ペアが韓国ペアに負けたが、中国側の報復行為については「それはなかったと思います」と話した。「敵ですからね。アウェーでは当然の面はあります」ともいう。

 日本クレー射撃協会では、中国側の熱狂的な応援は予想していたという。射撃では、選手を集中させるため静かな応援が基本なのに、4月のプレ大会で、中国側からの歓声や拍手がうるさかったからだ。

  「騒音対策として、福原愛さんが所属する日本卓球協会から雑音収録のCDを借りました。そして、ナショナルトレーニングセンターでCDをガンガンかけて、集中力を途切れさせない訓練を積んで、当日に備えました」

 やはり応援マナーを心配していたようだが、備えもあって選手らは対応できたという。

  「体育館で行う卓球は音がこもるので大変なようですが、射撃は開放された場所で行うので卓球ほどではありませんでした」

 中国側の過剰反応とも言える応援や試合運営。そこには、日本への感情的わだかまりともに、母国への愛国心もが顔をのぞかせているようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000004-jct-ent

<北京五輪・関連>国旗、国歌を尊重する!応援マナー6か条―中国

“太陽”オグシオ夢散…「殺!殺!」報復応援に萎縮
 オグシオを殺せ-。バドミントン女子ダブルスの小椋久美子、潮田玲子組は世界ランク3位で第2シードの中国ペアと準々決勝で対戦、0-2で惨敗した。確かに対戦相手は強かった。しかし、それ以上の難敵が、観客席にいた。

 「シャーッ! シャーッ!」。中国選手がスマッシュを打つたびに、中国人の大応援団から、敵を威嚇する獣のような声が起こった。漢字を当てると「殺!殺!」。本来はスマッシュの時のかけ声は「扣殺(コーシャー)!」がフェアな応援なのに、オグシオにむけて会場全体で一糸乱れず「殺せ!殺せ!」の大合唱をしていたのだ。

 バドミントンは中国のお家芸のひとつ。相手は確かに強かった。第1ゲームで8連続ポイント、第2ゲームで9連続ポイントを許すなど、オグシオは全く歯が立たず、途中からはまるでサンドバッグ状態に打ち込まれた。「試合で何が起きたのか全くわからなかった」(潮田)と振り返るのも、1打ごとのスタンドからの殺気がオグシオを蝕んだために違いない。

 当初は「中国の応援は気にならなかった」といっていた潮田だが帰り際に内容を聞いて「怖いです。怖いです」と何度も口にして震えていた。小椋は「最後は完全に飲まれてしまいました」と話し「この4年間バドミントンをたくさんの人たちに見てもらいたくて一生懸命やってきました。相手への対策もきちんとしてきたのに残念です」と五輪を終え、うつむいた。

 「殺せ」の引き金は、この試合よりも前に行われた女子ダブルス準々決勝。末綱・前田組が、世界ランク1位で第1シードの中国組を下す金星を挙げた。その報復として、中国人応援団が大挙してオグシオ2人に大ブーイングをしたのだ。

 アウエーの洗礼として片づけるのは簡単だが、04年サッカーアジア杯ではジーコジャパンへ前代未聞のブーイングが中国各地で起き、大きな社会問題に。北京での決勝戦では優勝したジーコジャパンメンバーのバスが一時、中国人サポーターに取り囲まれ、警官隊とにらみ合いまで起きた。

 中国側も北京五輪にむけて応援に関して「横断幕や国旗を振り回すことを厳禁」とする教則本を出したが、どこ吹く風。会場のあちこちで中国国旗が振られ、赤いシャツを着た中国応援団があちこちに陣取っていた。そして、「殺せ! 殺せ!」である。とても五輪とは思えない光景だ。

http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_08/s2008081202_all.html

中国関係者に泣かされた中山の6歳長女
 11日行われた北京五輪の射撃女子クレー・トラップの競技終了後、4位に入った中山由起枝(日立建機)(29)を会場外で待っていた長女芽生ちゃん(6)が、持っていた日の丸を掲示しようとしたところ、北京五輪組織委員会担当者に禁じられる一幕があった。

 日の丸は横幅約1メートルで、芽生ちゃんが3月まで通っていた幼稚園の先生らの寄せ書きがされていた。泣きだしてしまった芽生ちゃんの横で、中山選手の母、広子さん(58)は「規則で会場内は駄目というので外で取り出した。寄せ書きと母娘の写真を取りたかったのに、中国は厳しいですね」と残念そうに話した。

 説明を求められた担当者は「ほかの通行人の邪魔になる」などと関係のない理由を繰り返し、自身の名前を明かすことも拒んだ。 (共同)

http://www.sponichi.co.jp/olympic/flash/KFullFlash20080811111.html


マナーが無いことは 前もってわかってたこととはいえ
半日感情むき出しは いろんな意味で世界レベルとは言えず

国外メディアで大きく扱われると
当局が再び動き出し 教育的指導をするんだろうね(笑)

応援マナーだけじゃない
ちゃんと並んでバスに乗ろうとか
道路でツバをはくなとか
お客様は笑顔で迎えるとか
はっきり言って 精神レベルは後進国

日本人は大きな声で抗議することもないから
向こうとしても言いやすい部分もあるだろうね
ヨーロッパやアメリカの でっかい人には強く言えないってのもあるかも
なんたって 子供に食ってかかるんだもの
横に大男がいたら どうだったんだかって感じ


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