≪秋田≫スギッチの石像　壊される

■スギッチの石像　壊される(08年4月16日13時15分）

秋田市の八橋運動公園内に設置されている県のマスコット「スギッチ」の石像が壊されているのがみつかりました。警察では器物損壊の疑いで調べを進めています。

http://www.akita-abs.co.jp/realtime_akita/newspage/realtimeh02.htm

スギッチの左腕折られる、八橋公園　無残、秋田中央署に被害届
　１６日午前８時ごろ、秋田市の八橋運動公園野外音楽堂脇にあるスギッチの石像（高さ約百四十センチ）の左腕が折られているのを八橋陸上競技場の作業員の男性（６９）が発見した。管理している同市は秋田中央署に被害届を提出、同署で器物損壊事件とみて調べている。

　同署などによると折られた腕部分はさび石製で、直径１０センチ、長さ約１８センチ。通勤途中の作業員が左腕がないことに気付き、同市教育委員会スポーツ振興課に連絡。同課の職員らが現場で被害を確認し、近くの同署山王交番に届け出た。

　発見当時、折られた腕は石像の台座部分に置かれていた。同課の職員が最後にスギッチを確認したのは１４日午前で、その時は左腕が付いていたという。スギッチの背中側には石をぶつけたような複数の傷もあり、同署では何者かが意図的に壊したとみている。

　スギッチの石像は、秋田わか杉国体の感動を後世に伝えようと昨年十一月、同市石材加工組合（猪田功男組合長）から同市国体実行委員会に記念碑と一緒に寄贈された。現在は同課が管理している。