フィギュア・高橋、メダル獲得ならず4位「緊張で体動かない」
3月23日8時2分配信 サンケイスポーツ
フィギュア世界選手権最終日(21日=日本時間22日、スウェーデン・イエーテボリ)男子フリーを行い、前日のショートプログラム(SP)で3位の高橋大輔(22)=関大=はジャンプでミスをし、浅田真央(17)=愛知・中京大中京高=とのアベック制覇を逃しただけでなく、4位に終わって2季連続の表彰台を逃した。前回は銀メダルで、2月の四大陸選手権では世界歴代最高得点で優勝し、日本男子初の優勝に期待が集まったが精彩を欠いた。優勝はトリノ五輪3位のジェフリー・バトル(25)=カナダ=だった。
あと一歩で、02、03年3位の本田武史以来、日本人2人目となる連続表彰台を逃した。それ以上に、「優勝しかない」と自信を持って臨んだ夢を砕かれたショックの方が大きかった。
SP3位からの逆転をかけて挑んだ4回転ジャンプ。冒頭は見事に成功した。しかし、続く4回転は着氷が乱れて両手をついた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も1度失敗。さらに、連続ジャンプの跳びすぎという違反まで犯した。
「ガラスの心臓」と呼ばれ、勝負弱さが目立った時期もあった。しかし、初出場した06年トリノ五輪で8位に終わり、世界の頂点を目指して意識が変わった。
東京で開かれた昨年の世界選手権は、地元というプレッシャーに打ち勝ち銀メダル。そして2月の四大陸選手権では史上最高点をマークし、「優勝しかない」と臨んだ今大会だった。過去は脱ぎ捨てたはすなのに、呪縛(じゅばく)は解けていなかったのか。高橋は「緊張して体が動かなかった。すべて納得いかない」と声を絞り出した。
ただ、ジャンプだけでなく、一流といわれてきたステップも格段に進化。特にSPでみせたヒップホップ調の音楽に合わせた動きは、喝采(かっさい)を浴びた。
今回、勝利の女神は微笑まなかったが、「金メダルをねらう」と公言する10年バンクーバー五輪まであと2年。本当の勝負は今から始まる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080323-00000009-sanspo-spo
初出場の小塚、納得の8位/フィギュア
3月23日7時41分配信 日刊スポーツ
<フィギュアスケート:世界選手権>◇22日◇男子フリー◇スウェーデン・イエーテボリ
初出場の小塚崇彦(トヨタ自動車)が合計205・15点で納得の8位に入った。冒頭の2連続3回転ジャンプの後半の3回転トーループが1回転となるミスを犯し、中盤以降もジャンプのミスは目立ったが、粘りの滑りで盛り返した。「足が疲れていた。それが原因でいくつかのミスをしてしまった。初出場の世界選手権は簡単ではなかった。この経験から多くのことを学べた」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080323-00000006-nks_fl-spo
南里自己ベストも19位/フィギュア
3月23日7時41分配信 日刊スポーツ
<フィギュアスケート:世界選手権>◇22日◇男子フリー◇スウェーデン・イエーテボリ
初出場の南里康晴(中村学園大)は自己ベストの合計179・88点をマークしながらも、19位に終わった。序盤からジャンプミスが目立ち、終盤は疲労もあり演技にキレを欠いたが、SPの20位から順位を1つ上げてみせた。フリーの118・99点も自己ベスト。「3回転半を成功させてうれしいと思う。ただ、体力が最後まで持たなかった。今回の経験から多くのことを学び、来季はよりよいシーズンにしたい」と前向きに話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080323-00000005-nks_fl-spo
Jeffrey BUTTLE 2008 World FS
ジェフリー・バトルの演技はノーミスでパーフェクトで素晴らしかった
これで 高橋のメダルが無くなったのがハッキリしちゃった・・・
素晴らしかったよ ホント素晴らしかった。
Daisuke TAKAHASHI 2008 World FS