偽装発覚の建築士、改ざん「神奈川県で数件ある」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071020-00000011-yom-soci
10月20日20時38分配信 読売新聞

 横浜市西区のマンションの構造計算書を改ざんした「藤建事務所」(埼玉県八潮市)の遠藤孝・1級建築士(60)が20日、偽装発覚後に初めて報道陣の取材に応じ、同様の改ざんについて、「神奈川県で数件ある」と明らかにした。

 遠藤建築士はさらに、「国土交通省などの調査で、他県でも出てくるかもしれないが記憶にない。調査結果を待ってほしい」と話した。

 また、改ざんの動機について、「改正建築基準法施行(今年6月)の時点で構造計算が終わっていないと、計算をやり直さなければならなかった。それを避けたかった」と説明。「着工前に計算し直して(構造計算書を)差し替えるつもりだったが、すぐに発覚してしまった」と話し、「大変なご迷惑をおかけし、本当に申し訳ない」と謝罪した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071020-00000011-yom-soci


耐震偽装の1級建築士 「神奈川でほかに1、2件」 一問一答

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071021-00000045-san-soci
10月21日8時1分配信 産経新聞

 横浜市のマンションの構造計算書を偽造した埼玉県八潮市の遠藤孝・1級建築士(60)が20日、産経新聞の取材に応じ、「神奈川県内の物件でも数件偽装した」と横浜市の調査と同様に他の物件での偽装を認めた上で「件数は1、2件」と明らかにした。すでに完成している物件もあるとしている。元建築士の姉歯秀次被告による偽装が社会問題化した後の偽装については「姉歯被告のことは頭に浮かばなかった」などと述べた。一問一答は次の通り
                   ◇
 ■審査後直すつもりだった

 --なぜ偽装したのか

 「工期的に厳しかった。くいを打ち込む基礎工事が6月22、23日から予定され、現場を止めてしまうと工事費がかさむと考えた。同20日に(審査が厳格化された)改正建築基準法が施行されるので、基準が厳しくなり計算がより難しくなるとも考えた」

 「建築確認を通したあとに設計事務所に相談して設計変更して正常な強度に直すつもりだった。強度が足りないことは分かっており、葛藤(かっとう)はあったが、関係者には言い出せなかった」

 --仕事を発注された先や確認検査機関の関与は

 「いずれも関係ない。自分の意思だ。検査機関は気が付かなかっただけ」

 --姉歯被告の件で偽装が社会問題となった

 「(姉歯被告のことは)頭に浮かばなかった。通してから直せば強度は大丈夫だろうと思っていた。後悔している」

 ほかにも偽装はあるか

 「神奈川県でほかに数件ある」

 --1、2件か

 「そうだ」

 --入居が始まっているところは

 「ある。手を抜いたわけではなく、設計上影響が少ない部分でやった。(国土交通省が指示した)調査では『問題ない』ということになるかもしれない」

 --マンションか

 「調査中なので明らかにできない」

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耐震偽装の1級建築士 7施設が休業、使用中止
10月21日8時1分配信 産経新聞
 遠藤孝建築士は「平成元年ごろからマンションを中心に全国で約70件の構造計算を担当した」としている。国土交通省では、49物件への遠藤建築士の関与を把握、うち46件の建物を1都10県で特定している。

 内訳は、東京14▽神奈川11▽埼玉9▽千葉5▽岐阜2▽茨城、長野、福井、鳥取、愛媛各1-で約8割がマンションなどの共同住宅。完成済みは40件で、大半がここ5年以内に建築確認が行われていた。

 遠藤建築士が構造計算に関与または関与の可能性があると判明している公共施設は、1都5県の計7施設に上る。

 このうち、鳥取県立鳥取砂丘こどもの国(鳥取市)は調査の結果、偽装の事実のないことが確認できたため通常営業している。

 しかし、多摩六都科学館(東京都西東京市)▽佐久市子ども未来館(長野県佐久市)▽世界淡水魚園(岐阜県各務原市=飲食店など一部商業施設)▽飛騨古川まつり会館(同県飛騨市)▽福井県児童科学館(福井県坂井市)▽あいあい児童館(松山市)-の6施設は、安全が確認できるまで営業を停止。再開のめどはついていない。

 また、国学院大学横浜たまプラーザキャンパス図書館棟(横浜市青葉区)でも、遠藤建築士が構造計算に関与した可能性があるとわかり、同大は使用を中止した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071021-00000043-san-soci


「初の大規模マンションだった」偽造建築士
20071021-1  横浜市に建築中の大規模マンションで、構造計算書の偽造が発覚した問題で、偽造した建築士が日本テレビの取材に応えた。


 偽造を行ったのは、埼玉・八潮市にある「藤建事務所」の遠藤孝1級建築士。取材に対し、遠藤建築士は、偽造が発覚した横浜市の「グランドメゾン横濱紅葉坂」が、大規模マンションとして初めての構造計算だったと告白し、「非常に期限に迫られた。この時点を逃したら、今までの設計をやり直さないと(いけなくなる)」などと話した。


 さらに遠藤建築士は、神奈川県でほかにも数件、偽造したことを認めていて、横浜市などは偽装物件の特定を急いでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20071020/20071020-00000033-nnn-soci.html


<改正建築基準法>住宅着工が急減 景気影響に懸念の声
10月16日18時39分配信 毎日新聞
 改正建築基準法が6月に施行されて以来、住宅着工が急減している問題で、16日の閣議後会見で景気への影響を懸念する声が相次いだ。大田弘子経済財政担当相は「住宅着工の減少がGDP(国内総生産)に影響する流れが、これから見えてくる可能性がある」と指摘。増田寛也総務相は地方経済に与える影響について「じわじわと影響が出ている。建築業はこれから先が非常に厳しい状況になってくるのではないか」と述べた。

 同法で耐震データ偽造防止のため建築確認の審査が厳格化された影響で、新設住宅着工戸数は7~8月、前年同月比で2~4割減少している。ただ混乱が収まれば着工は反動で大幅増となる可能性もあり、大田経財相は「手続きが長くかかるという制度的な要因で起きているので、必ずしも需要が落ちたということではない。どこまで影響が続くかは、もう少し様子を見てみないと分からない」と述べた。【三島健二】(全文↓)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071016-00000081-mai-bus_all


構造計算書偽装問題とその対応について

- 該当物件の公表や、経緯、相談場所など。国土交通省


耐震強度偽装 - 朝日新聞

耐震強度偽装 - 共同通信

「耐震構造偽造」問題 - スポーツニッポン

アパホテル耐震偽装 - 京都新聞


関連する動画ニュース - Yahoo!ニュース



ちょっと前 法改正での着工の遅れが多くなっているというのを見ていて

遅れは問題かもしれないけれど それで安全な建物が建てられるのであれば

仕方ないのかもしれないと 考えたりしていた。


その 法改正までにという理由付けで こんなに大量の耐震偽装が発覚してくるとは・・・

一級建築士が決して犯してはならない事をしたわけだ 何を言おうと 全てが言い訳にしかならない


一級建築士である父は このニュースを見て 「ふざけるな!」と憤っている


たくさんの ちゃんと誇りを持って仕事をしている 他の建築士にも謝ってもらいたいもので

みんながみんな こんなバカじゃない。


赤福の問題で 他にもあるだろうと思うと一緒で

大バカ建築士も 他にもワンサカではない事を願いたい・・・。



過去記事

ニュースな話@耐震偽装問題 - http://ameblo.jp/kakomonogatari/theme-10002634075.html


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