警官撃たれ重傷 失態 対山口組…追跡怠った8人 2時間半気づかず

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070902-00000053-san-soci
9月2日8時0分配信 産経新聞
 8人の捜査員を配置しながら、警部補が銃撃されたうえ、拳銃を所持した犯人を取り逃がし、大きな痛手を負った警視庁。暴力団による拳銃使用事件が相次ぐなか、捜索の態勢に抜かりはなかったのか。新宿署は「人員や配置を含め捜索は適正」とするが、捜索態勢や銃撃への対処など、綿密な検証が求められる。

 同署によると、現場のアパートに男2人が帰宅したのは1日午前4時20分ごろ。捜査員8人のうち6人が4時55分ごろ、捜索するため玄関付近で男と交渉を始め、他の捜査員2人は周辺の警戒にあたった。

 男1人が部屋の外に出たが、「弁護士を呼べ」などと叫んで抵抗したため、捜査員はバールでドアをこじ開ける作業を始めた。捜査員3人はベランダ側から入るため裏手に回ったが、5時20分ごろ、室内から男が1発を発射。2、3メートルの至近距離で警部補の左腕に当たった。

 玄関側の捜査員1人もベランダ側に向かったが、すぐに銃弾の届かない位置まで退避。玄関前の捜査員2人もアパート外階段付近に退避した。玄関側の男は発砲音にひるんだ捜査員を振り切って逃げたとみられ、捜査員は追跡しなかった。

 捜査員らは、ベランダからもう1人が逃げたことには気づかず、「まだ室内にいる」と誤認し、周囲を包囲。神奈川県警の応援を得て部屋に突入したのは、発砲から約2時間半後の7時45分ごろだった。

 長崎市長射殺、東京都町田市や愛知県の発砲立てこもりと、暴力団関係者の拳銃使用事件が相次いでいるが、全国の拳銃押収数は平成7年の1880丁をピークに減少し、昨年はピーク時の約24%まで落ち込んだ。

 厳罰化で隠匿方法が巧妙化し、所持の情報提供も少なくなったためとされ、今回のような「所持情報」は最近では珍しく、押収の貴重なチャンスだった。しかも、相手は東京進出を強める山口組の関係者。山口組の摘発は警視庁の重点方針のひとつだけに、手痛いミスとなった。

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<横浜警官銃撃>男逃走後、2時間半も無人部屋監視 警視庁
9月1日23時15分配信 毎日新聞

 横浜市神奈川区栗田谷のアパートで1日早朝、警視庁の捜査員を銃撃した男が拳銃を持ったまま逃走した事件で、捜査員が男の逃走後、2時間半近く無人の部屋の監視を続けていたことが分かった。銃撃を受けて退避した際に男がベランダ側から逃げるのを見逃し、室内にいると判断したという。警視庁は銃撃後の対応に問題がなかったか確認を急いでいる。
 神奈川県警の調べでは、現場のアパート102号室は先月に山口組山健組光竜会を破門された福原真澄・元組員(37)の関係先で、発砲した男も福原元組員とみられる。逃走したもう1人は部屋の契約者で山健組傘下の暴力団組員らしい。
 同庁新宿署によると、暴力団犯罪などを取り締まる組織犯罪対策課の署員8人が1日未明、銃刀法違反容疑で102号室の家宅捜索に向かった。1日午前4時55分に捜索を始めようとすると、室内から男1人が出てきて外から玄関を施錠し「中には入れない」「弁護士を呼べ」などと抵抗。午前5時20分ごろ、捜査員2人がドアをバールでこじ開けようとする一方、3人がベランダ側へ回ったところ、カーテン越しに撃たれた。銃撃を受けた警部補(41)は全治3週間のけがだった。
 抵抗していた男は玄関前にいた2人が発砲音を聞いて階段付近に下がったすきに逃走。発砲した男もベランダ側から隣家の敷地を通って逃げたとみられる。捜査員らは1分後に110番したが、退避していたため発砲した男の逃走は目撃しておらず、午前7時46分に神奈川県警が室内を無人と確認するまで部屋を監視していた。
 通報を受けた県警は700人を動員して緊急配備していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070901-00000094-mai-soci



まったく 何をやってるんだか・・・・・

これで次の事件が起きたら ミスなんて言い方じゃ済まない


なんとも生ぬるく見える。



過去記事

≪横浜市神奈川区≫捜索に入った警視庁捜査員に男が発砲


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