白土三平氏原作の名作コミック「カムイ外伝」が、崔洋一監督(58)のメガホンで初めて実写映画化されることが30日、分かった。組織を追われ孤独に戦う主人公の忍者・カムイは松山ケンイチ(22)が演じる。映画にテレビに引っ張りだこの松山だが、本格的アクションは初めて。今年11月にクランクイン、09年公開予定だ。
作品ごとに評価を上げ、人気を定着しつつある松山が、名匠・崔洋一監督と初タッグを組む。
「カムイ外伝」は「カムイ伝」「サスケ」などで知られる人気漫画家・白土三平さんの代表作。おきてで縛られた忍びの世界に嫌気がさし抜け出した「抜忍」カムイが、追っ手から逃げ戦いつつ、自由を求め、孤独に生きていく姿を描く。松山がカムイを演じる。
1965~67年に「週刊少年サンデー」で、82~87年に「ビッグコミック」で連載。69年にテレビアニメ化、71年にアニメ映画化されている。実写化は今回が初めてだ。
必殺技、変わり身などの忍術アクションでは最新技術を駆使する予定。崔監督は「国内のみならず、世界での配給を目指す作品に。観客の心に残る大活劇を目指します」と早くも海外を視野に入れている。
公開中の「ドルフィンブルー」など映画出演作が相次ぐ松山だが、本格アクションは初挑戦。中学時代、棒高跳び東北大会4位に入賞した健脚ぶりも発揮されそう。崔監督についても「監督は怖いという人がいますが、僕はまだお会いできていないので、どう怖いのか早く自分自身で感じたい」とコメントしている。
崔監督は松山について「日本映画を背負って立つ男。繊細さと甘さ、内に秘めた強靭(じん)な精神を感じさせる」と絶賛。「世間では厳しいと言われているらしい“崔組”に参加することを躊躇(ちゅうちょ)しないということは腹が座っていることの証左」と期待を寄せている。
脚本は人気の宮藤官九郎が担当。原作とひと味違うオリジナリティーがクドカンの“ウリ”でもあるが「久しぶりの、というか初めてに近い正攻法のシナリオ作りに戸惑いながら楽しんでいます。今回は男らしい仕事ができそう」と気合十分だ。クドカンも崔監督とは初タッグとなる。
11月にクランクイン、08年2月にクランクアップし、09年に公開予定だ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070731-OHT1T00037.htm
松山ケンイチ君は あっちこっちに引っ張りだこだねぇ
トーク番組じゃ 不思議キャラ爆発っぽいし(笑)
崔洋一監督は好きじゃないけど ちょっと見たいかな?
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