ミート社社長が混入指示「7、8年前から」…会見で認める
6月21日23時51分配信 読売新聞
 牛肉ミンチに豚肉などを混入させていた食肉製造加工会社「ミートホープ」の田中稔社長は21日、北海道苫小牧市の本社で記者会見し、自らが積極的に指図して偽装していたことを初めて認めた。

 混入を始めた時期は、「7、8年前から」とし、「毎日のように続いた時もあった」と述べた。これまでは、20日の記者会見などで、牛肉が不足した際に工場長から相談を受け混入を容認したと説明するなど、自らの指示は否定していた。

 混入の理由については、「安くするために色々なことをした。(他原料を混入すれば)1、2割は安くなる」と述べ、原料不足だけでなく、原価を低く抑え、利益を上げるためだったと説明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070621-00000215-yom-soci


<豚肉混入ミンチ>社長、指示認める「7、8年前から」
6月21日20時6分配信 毎日新聞
 北海道苫小牧市の食品加工卸会社「ミートホープ」(田中稔社長)が生産した「牛ミンチ」に豚肉を混ぜていた問題で、田中社長は21日、自ら混入を指示していたことを記者会見で認め、時期も「7、8年前からあった」と述べた。これまで自身の関与は認めず、同市内に新工場ができた05年11月以前の混入も否定していた。同社は06年7月以降、16社に販売した少なくとも約14万キロの「牛ミンチ」を自主回収する方針。
 会見には田中社長のほか、中島正吉工場長らも出席した。混入を始めたきっかけについて、田中社長は当初、「中島工場長に相談された」と答えていたが、中島工場長は「社長が言ったと思う」と反論。その後、田中社長は自身が「牛肉と豚肉を合わせて作ろうか」と提案したことを明らかにした。頻度についても「時期によって違うが、毎日続けて混ぜる時もあった。2、3カ月ぐらい前までやっていた」と流れる汗をハンカチでぬぐいながら小声で答えた。
 混入を始めた7、8年前は、同社が冷凍食品業者に対し販路を拡大した時期と重なる。田中社長らによると、豚肉を混ぜるとコストが1~2割安くなるため、牛肉の在庫があるのに混ぜたこともあった。「(取引先をだましていたことは)全く申し訳ないと思っている」と改めて謝罪した。
 一方、中島工場長は、毎日新聞が入手した「投入原料日報」について「これを持って、製品を作る前に社長に相談に行っていた」と話した。混ぜていたことについて「消費者をだましているという意識はあった」としながらも、社長には「雲の上の人だから言えなかった」と打ち明けた。
 この問題で道警苫小牧署は田中社長らから不正競争防止法違反の疑いで任意の事情聴取をしている。また、農水省は22日、JAS(日本農林規格)法に違反する事実があったとして、立ち入り検査する。【金子淳】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070621-00000100-mai-soci


「豚肉混入は日常的」「社長の指示」パート従業員が証言
6月21日15時58分配信 読売新聞
 牛肉ミンチに豚肉などを混入させていた北海道苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」(田中稔社長)の現役パート従業員の女性が21日、読売新聞の取材に「牛ひき肉の中に豚の心臓や血液などを混ぜた肉を作っていた。偽装行為は、社長の指示で数年前から最近まで日常的に行っていた」と証言した。

 「社長の方針に従わない場合、その場で『明日からこなくていい』と言われた社員もいたようだ」とも話している。

 女性は数年前から同社製造部門に勤務している。女性によると、混入は、女性が勤務を始めた当初から行われていた。混入の指示は社長から工場の班長を通じて受け、「社長が工場の冷蔵庫にある材料を見て班長に指示し、その日のあり合わせの材料で作ることもあった」という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070621-00000205-yom-soci


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子供に諭され やっと事の大きさに気がついたかのような謝罪

工場長が「雲の上の人」というほどのワンマン社長


取材陣の対応を最初からしていたのは長男

ただのボンボンでなければ 会社は再生するかも?



過去記事

「牛ミンチ」に豚肉を混入 加ト吉の子会社、食品加工卸会社「ミートホープ」 (2007-06-20)


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