滋賀・無戸籍女子高生:実父の姓で旅券発給認められず

 海外修学旅行を断念 /京都

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000212-mailo-l26
6月20日15時2分配信 毎日新聞
 ◇「私の16年間の人生は何だったの?」 国に改善求め続ける
 母親が前夫の家庭内暴力から避難している期間に出産したことなどで戸籍がない滋賀県の高校2年の少女(16)が、出生以来使っている実父の姓での旅券発給を認められず、今月ある海外への修学旅行への参加を断念した。19日、京都市内などに住む支援者らと県庁(大津市)で記者会見した少女は悲しみとともに、今後も国に改善を求める思いを語った。【太田裕之】
 少女は今年1月に旅券を申請して拒否され、2月に外務省と法務省を訪れて発給を要請。国は6月から、離婚後300日規定への対応で戸籍がなくても旅券が発給できるように改めたが、法律上の姓の記載などが条件づけられた。少女の場合は出生時に母と前夫との離婚が成立しておらず、法律上の姓が前夫の姓となるため、支援者らと集めた1万4603人の署名を持って12日、麻生太郎外相に面会。実父の姓での発給を改めて要請したが、外相は「偽造パスポートになる」などと述べたという。
 母親と並んで会見した少女は「私の16年間の人生は何だったの? 私の名前は偽造なの? そんな言葉が頭を巡り、とても悲しくつらく悔しい気持ちで、いまだに立ち直れません」と心情を吐露。「見た事もなく母に暴力をふるった人の名前では行きたくない。修学旅行はあきらめざるを得ません」と語った。
 要請に対し、外務省は「民法772条がそうだから」、法務省は「外務省の判断ですので」などと説明したという。少女は「(責任の)なすり合いをする大人はずるい」と指摘。「この問題は終わりではない。次に泣く子が出ないよう、これからも私ができる事を精いっぱいしていきたい」と決意を語った。
 会見には、婚外子差別に反対する京都市の市民団体「LEMON+C」と、兵庫県の「民法と戸籍を考える女たちの連絡会」のメンバーらも同席。「少子化の中で一人一人尊重すべき子供の人格・人権がないがしろにされ、とても悔しい。弁護士会への人権救済申し立てなども検討し、運動を続けていきたい」と話した。少女の通う高校の校長の「社会に一石を投じた。彼女の強い信念に学びたい」とのメッセージも紹介された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000212-mailo-l26



この話を聞くたび心情的には理解出来るんだけど

ちょっと勝手じゃないかい?とも言いたい部分がある


名前は偽造では無い 戸籍が無いのだから偽造も偽装も無い

現在の法律で 実父の姓では偽造だって事でしょう


離婚後300日っていうのは 早産なんかもあって これは改善されるべきだと思う

ただこの場合 離婚は確定せず調停中に出来た子供だから

離婚していれば大丈夫だろうという誤解があったというのも通用しない

親の責任の部分も大きいと思うんだな


そして 回りの大人はずるいという考えは一部間違っている

支援者の言葉だけを鵜呑みにせず 世間一般の考え方とかも

もっと広く知るべきだろう

自分に合わない意見を排除する・・・・というだけでなくて


とりあえずパスポート発行するというとこまで進んだ

これって一歩前進で これから法も改善されていくと思う

まぁ・・・離婚前の子供というのは この先も認められる方向には無いかもだけど

戸籍が思い通りになりすぎるってのも問題だろうし


回りの大人には 

彼女がなんとか修学旅行に行く気持ちになる方向に持って行って欲しかったな

この時期の同級生との思い出は とっても大事 もう遅いみたいだけど


どうも 支援者という名の大人達に 利用されてる部分がありそうで・・・・・。



(追記)

ふと・・・思ったので 追記


この先 同じ様な境遇で 修学旅行を選びたいと思うのに

選ばせない大人が周囲に居ない事を望みたいな

大人の思惑で 子供の考えを操作する事の無いように・・・・・。


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