http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070602-00000011-gen-ent
6月2日10時1分配信 日刊ゲンダイ
また、緑資源機構談合事件で自殺者だ。事件の全容を知るとみられたキーマンの山崎進一元理事(76)が、松岡大臣の後を追うように自宅マンションから飛び降りた。彼らが死をもって守ろうとしたのは誰か。永田町では、「検察は“もう一人のドン”を狙っている」という情報が駆け巡っている。
山崎氏は88年、機構の前身「森林開発公団」で生え抜きとして初の理事に就任。90年の退任後も長期にわたって公団の人事に影響力を発揮し、林業関係者に「雲の上の人」と恐れられた業界の大ボスだ。
「天下りポスト維持のため、機構が20年以上も続けていた官製談合システムを構築した人物とされ、特捜部は26日に自宅を捜索。最近は参考人として連日、事情を聴かれていました。すでに逮捕された元理事の高木宗男の直接の上司で、毎年春になると高木は『機構発注の事業受注業者を割り振った“星取表”を持参し、お伺いを立てていた』との証言もあります」(検察事情通)
山崎は機構から工事を受注する業者らでつくる任意団体「特森協」(昨年11月解散)の副会長を務め、受注実績に応じて集めた「会費」を政治団体を通じて松岡大臣ら林野族議員に献金していた。
有力政治家との太いパイプを誇示し、政界関係者の間では「あの人を知らなければ、モグリ」といわれたほどだ。
「本来、林野行政は竹下登元首相を頂点とした旧経世会の牙城。特に山崎氏が頼ったのは、竹下氏に近い“政界のドン”とされます。彼は解散前の特森協から、松岡大臣並みの献金も受けていました」(関係者)
特捜部は松岡の地元・熊本のほか、島根で実施中の「特定中山間保全整備事業」(総事業費100億円超)の談合疑惑に注目。すでに松江市と江津市にある機構の出先機関を捜索し、山崎氏の自宅を捜索した日には、同時に松江市内の建設会社をガサ入れ。「地元業者たちは『なぜだ』『何があったんだ!? 』とかなり動揺していた」(政界関係者)との情報もある。
キーマンの死に屈せず、特捜部はどこまで「ドンの壁」を突き崩せるか――。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070602-00000011-gen-ent
主要人物の自殺で うやむやではいオシマイじゃぁね
でも・・・自殺者が増えるなんて事はないように・・・・・。
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