<診療情報流出>19病院で転送断られた妊婦遺族が告訴へ
4月29日21時19分配信 毎日新聞
奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明になった高崎実香さん(当時32歳)=同県五條市=が、県内外の19病院で転送を断られた末に搬送先の病院で出産後に死亡した問題で、高崎さんの診療情報がインターネット上に流出していたことが分かった。遺族は被疑者不詳のまま町個人情報保護条例違反容疑で、5月にも県警に告訴する。
流出したのは、高崎さんの看護記録や意識を失った時刻、医師と遺族のやりとりなど。ネット上の医師専用の掲示板に書き込まれ、多数のブログなどに転載された。この掲示板は登録者数10万人以上で、問題が報道された昨年10月から書き込みが始まった。
遺族は「医師専用掲示板には患者の中傷があふれている。診療情報の流出は自分たちだけの問題ではないと思い、告訴に踏み切ることを決めた」と話している。【中村敦茂】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070429-00000061-mai-soci
=転院拒絶され死亡の妊婦-遺族、告訴の方針・奈良
4月29日18時0分配信 時事通信
奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明となった女性=当時(32)=が19病院に受け入れを断られた末、出産後に死亡した問題で、大淀病院での診療経過などが含まれた女性の詳細な個人情報がインターネット上に流出していることが29日、分かった。
情報は、会員制の医師専用掲示板に書き込まれ、その後複数の掲示板などに転載された。遺族は来月にも、容疑者不詳のまま町個人情報保護条例違反容疑などで告訴する方針。
遺族によると、流出したのは入院前後の状況や、女性の病歴などの情報。特に、昨年8月7日の入院から翌日未明に大阪府内の病院に移送されるまでの身体の状況、検査値、主婦や医師の会話内容などは、分単位で詳細に記されている。
中には「ソース(情報源)が確実なきょう聞いた話」などといった記載もあった。
遺族は昨年12月に情報流出を知り、町と同病院に質問状を送ったが回答はないという。遺族は「流出したのは病院関係者以外には知ることができない情報ではないか。二重、三重の精神的苦痛を強いられている」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070429-00000064-jij-soci
ニュースだけ見ると とんでもない出来事なんだけれど
マスコミの書き方が一方的とも思える
カルテが出回ったのは病院側からとは断言できない模様
遺族側の記者会見時にマスコミにコピーが配られている事実もあるという。
医療事故は不幸な出来事
遺族の立場に立てば 確かに納得いくことはないだろう
どんな理由であれ・・・である
でも、こういう訴訟が増える事によって
産科医が減っているという事実もある。
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健康、病気なし、医者いらず
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