不二家だけじゃない 食品「負の連鎖」が止まらない
2月11日10時1分配信 日刊ゲンダイ
 あきれるばかりだ。こうも次々と食品の自主回収が続くとは……。
 不二家の消費期限切れ原料の使用問題が深刻になっていく中、食品メーカーや販売会社の情けなさが浮き彫りだ。
 7日も、持ち帰り弁当「ほっかほっか亭」で知られるプレナスが、全店舗の約1割にあたる291店で消費期限を超過した商品を販売していたことが判明。サラダやミニうどんなど社内基準で決められた製造後8時間での廃棄が守られていなかった。
 それにしても食の「負の連鎖」は恐ろしい。不二家問題が発覚したのは1月11日。それ以降、一般紙で「回収のお知らせ」が連日のように告知される。ざっと拾っただけでかなりの数に達する。驚くべき回収具合だ。
「不二家騒動がなかったら、自主回収どころか消費者へ知らせることすらしなかったんじゃないかと思える氾濫ぶりです。雪印のときも同じような現象が起きましたが、いつの間にか沈静化した。でも、今回の自主回収の多さを見ると、ズサンな衛生管理や消費期限切れ食材の使用、異物混入などに対する認識など、メーカーの甘さが透けて見える」(経済ジャーナリスト)
 よくよく新聞を眺めると面白いことに気付く。不二家問題は1月11日に表面化、その後約10日間は自主回収の告知広告はほとんど見当たらない。
 ところが不二家問題が連日マスコミをにぎわし、経営危機説まで流れ始めたころから突如、自主回収告知が増え始めた。その他メーカーも1月21日以降のものばかり。
 販売日を指定したまんじゅうや、賞味期限切れケーキを「2個売ってしまった」など、念には念を入れた回収だ。
「売る側の気持ちの緩み、真剣さの欠如などは驚くばかりです。消費者の不信感は高まるばかりでしょう」(前出のジャーナリスト)
 負の連鎖はとどまるどころか、拡大の一途。不二家が落ち着くまでの辛抱などと甘い考えでいたら、消費者から痛いしっぺ返しを食らうことになる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070211-00000015-gen-ent&kz=ent


不二家の期限切れ原料使用問題 - http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fujiya/

食品の安全性 - http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/food_safety/


<九州乳業>乳酸菌飲料を自主回収、製造過程で酵母混入
2月11日10時55分配信 毎日新聞
 九州乳業(大分市廻栖野)の乳酸菌飲料「ピルクル」(500ミリリットル、1000ミリリットル)に製造過程で酵母が混入し、賞味期限内に紙パックが膨張する可能性があるとして、同社が約2万7000本の自主回収を始めた。健康被害の恐れはないという。
 同社によると、酵母が混入したのは8日と9日に製造したピルクルで、賞味期限は22日と23日。乳酸菌培養の移植過程で、空気中の酵母が混入したとみられる。炭酸ガスが発生し紙パックが拡張する可能性があるという。酵母が混入した乳酸菌は廃棄する。
 同社製のピルクルは沖縄県を除く九州全県に出荷され販売されている。今回の対象商品は販売前のものがほとんどだが、同社は出荷先に連絡し店頭で回収するとともに、購入者に回収への協力を呼び掛けている。【金秀蓮】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070211-00000014-mai-soci


スープに表示欠落、回収へ

中国新聞 (9日18時4分)

 パン製造販売のアンデルセン(広島市中区)は、冷蔵タイプのスープ「HYGGE(ヒュッゲ)ミネストローネ」に、アレルギー物質として食品衛生法で表示が義務づけられている小麦、卵の表示が欠落していたとして、広島市内で販売した63個の自主回収を始めたと発表した。同社によると、広島アンデルセンとアンデルセン広島そごう店の2店で1日から販売した。社内で食品表示の再チェックで欠落が判明した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702090354.html


散弾に続きカッターナイフの刃=ツナ缶に混入、自主回収-ニチロ
2月9日13時2分配信 時事通信
 水産大手のニチロは9日、「あけぼの」ブランドのツナ缶「たのみのツナ まぐろフレークオイル無添加」にカッターナイフの刃の断片が混入していたと発表した。この商品と同じベトナムの加工会社の工場で生産された「たのみのツナ まぐろフレーク油漬」も併せて、自主回収する。
 同社は7日にも冷凍食品「ブルーベリー」に散弾銃の散弾が混入していたことが判明したばかり。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070209-00000090-jij-bus_all


基準値超えるメタノール検出―朝日町ワイン、ブランデー回収

山形新聞 (9日9時0分)
 福島県国見町産の桃を使い、朝日町の朝日町ワイン(社長・鈴木浩幸町長)が製造、販売したブランデー「ピーチブランデー monmo(もんも)」から基準値を超えるメタノールが検出され、同社は8日までに、自主回収を開始した。

 ピーチブランデーは、国見町の町おこしグループ「国見町ふるさと工房」(大波建一代表)が企画し、同社が同グループから製造、販売の委託を受け、昨年12月に発売した。同グループの依頼で日本食品分析センターが分析試験を行った結果、1立方センチメートル当たり1.4ミリグラムのメタノールが検出された。食品衛生法における基準値の1.0ミリグラムを超えたことから、原因究明のため、販売の一時中止を決めた。

 メタノールは、醸造過程で生成されるアルコールの1種。ピーチブランデーはアルコール度数35度と同45度の2種類があり、基準値を超えるメタノールは、45度の商品から検出された。同社によると、1月末までに2種類合わせて491本を製造。384本を出荷し、同グループの会員が購入したほか、国見町や福島市の酒店で販売された。同グループによると、今のところ、購入者から異常に関する連絡は入っていないという。

 ピーチブランデーは、国見町産の桃を福島市内の食品加工会社でジュースに加工後、朝日町ワインで醸造した。基準値を超えるメタノールが検出された原因が、どの過程にあるのかは分かっていない。朝日町ワインは「村山保健所の指導を仰ぎながら、原因の究明に努めたい」としている。

http://yamagata-np.jp/newhp/kiji/200702/09/news20070209_0138.html


自主回収:清酒粕、ガラス片が混入--一関・両磐酒造 /岩手
2月11日11時1分配信 毎日新聞
 県は10日、両磐酒造(一関市)が1月15日に出荷した清酒粕(かす)(500グラム)計660個を自主回収すると発表した。約1平方センチのガラス片が混入していた。
 県によると、大阪府内のデパートで購入した消費者から苦情があり、分かった。製造過程で混入した可能性もあるとみて、自主回収を決めた。【念佛明奈】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070211-00000032-mailo-l03


Yahoo!ニュース - 検索結果(記事) 自主回収

http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%BC%AB%BC%E7%B2%F3%BC%FD&b=1&st=n


ここ数日だけで この自主回収の数の多さ・・・・・。


いったいどうしちゃったんだろうね?
飲酒運転問題といい、給食費未納や、飛行機内迷惑行為

あっちこっちで出てくる不祥事


日本人の箍が緩くなってしまってるんだろうか。


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