“機上の恥”かき捨て?悪質ケース、昨年は24件も 携帯電話使用やトイレ内での喫煙、客室乗務員へのセクハラなど、航空機内で禁じられている危険行為を客室乗務員から注意されてもやめず、機長が改正航空法に基づき、「禁止命令書」を出したケースが昨年1年間に24件に上ったことが、国土交通省のまとめでわかった。 このうち、命令書に従わないため、警察に出動を要請したり、乗客に航空機から降りるよう命じたりしたケースが10件あった。いずれも危険行為を禁じた2004年の同法施行後、3年間で最悪。 同省は「モラル低下の表れ」として罰則強化など法改正の検討に入った。 機内で携帯電話など電子機器を使用すると、航空機の計器を狂わせ、重大なトラブルにつながる恐れがある。また、トイレ内の「隠れたばこ」は、機内火災を招く危険がある。 このため、04年1月に施行された改正航空法は〈1〉携帯電話など電子機器の使用〈2〉トイレでの喫煙〈3〉セクハラ、暴言など乗務員の業務妨害〈4〉通路などへの手荷物放置――など八つの行為を「航空機の安全を阻害する」として禁止し、乗務員の注意に従わない場合は50万円以下の罰金を科せるようにした。 これら違反行為があった場合、まず客室乗務員が注意し、これに従わない違反客には機長が「禁止命令書」を出す。それでも乗客が違反行為をやめない場合は、乗客に降りるよう命じたり、警察に出動を要請したりすることになる。 ほとんどの違反客は客室乗務員の注意に従うが、悪質な事例も増加している。 昨年1月には、国内線の乗客が、出発時に乗降口のドアが閉まった後も座席で携帯電話を使用していたため、客室乗務員が注意したところ、この乗客は激怒して航空機から降りることを希望。客室乗務員と付近の乗客に大声で暴言を浴びせながら飛行機を立ち去ったが、この影響で出発が数分遅れた。 同6月には国内線で離陸前、座席の足元にリュックサックを放置していた乗客に、客室乗務員が所定の場所へ収納するよう頼んだところ、指示に従わなかったため禁止命令書を交付。この乗客はふて腐れ、大声で禁止命令書を読み上げながら航空機を降りたという。 同省によると、昨年1年間に起きた危険行為の報告件数は462件で、トイレでの喫煙が203件を占めた。全体の件数は04年の527件から少しずつ減っているが、禁止命令書の交付などは最悪となった。 実際に刑事罰の適用に至ったのは3年間で1件だけだが、同省は、専門家や航空会社の意見も踏まえ、罰則強化や禁止行為の対象拡大などを検討する。 |
あっちこっちで モラル・マナーの低下が言われている
大人がこれじゃ 子供にモラルやマナーを身を持って教える事ができない
自分勝手行動が目立つと言われる若者を責められない
結局 親の躾なんだろうけれど
でも 年配の人たちの中にも とんでもない人も居るし・・・。
恥の文化を忘れてきてるんだろうか?
誰も見ていないからなんて そんな事は無いわけで
自分が自分を見てるでしょーに
とりあえず 人のふり見て我がふりを省みなきゃだ・・・。
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