騒音おばさんに懲役1年8月 控訴審

 CDラジカセを大音量で鳴らし続け、隣家の女性を不眠や頭痛にさせたとして傷害罪などに問われ“騒音おばさん”として話題になった奈良県平群町の河原美代子被告(59)の控訴審判決で、大阪高裁(古川博裁判長)は26日、懲役1年とした一審判決を破棄、懲役1年8月(求刑懲役3年)を言い渡した。


 被告側は「故意はなかった」と無罪を主張したが、古川博裁判長は「体調不良をもたらすと認識していた」と退け、故意は確定的と認定。「警察や行政の要請をことごとく無視し、約2年5カ月にわたり大音量で鳴らし続けた誠に強固で陰湿な犯行。被害者への敵対的姿勢を崩しておらず、再犯の可能性も高い」と述べた。


 判決理由の朗読終了後、未決拘置日数が算入されるため刑期は実質約3カ月と説明した。

 判決によると、河原被告は2002年11月から05年4月まで連日、自宅で音楽を大音量で流し、女性に目まいや睡眠障害を起こさせるなどした。


 河原被告は上がピンク、下は紺のスエットに赤いサンダル姿で証言台の前に立ち、後ろで両手を組み体を揺らしながら判決に聞き入った。裁判長に「誰の理解も得られない行為だと認識し、早く出所して平穏な生活を送ってほしい」と説諭されると「ありがとうございました」と頭を下げた。

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20061226007.html


騒音おばさん控訴審“ボリュームアップ”懲役1年8月に

 奈良県平群町の自宅で2年以上にわたり、ラジカセで大音量の音楽を流し続け、近所の女性を体調不良にさせたなどとして、傷害と暴行の罪に問われた無職、河原美代子被告(59)の控訴審判決公判が26日、大阪高裁で開かれ、古川博裁判長は「体調不良を悪化させようという確定的な故意があったのは明らか」と述べ、懲役1年とした一審奈良地裁判決を破棄し、懲役1年8月を言い渡した。懲役3年を求刑した検察と、被告側双方が控訴していた。


 古川裁判長は「被告の行為は音楽を聴くためではなく、被害者への腹いせだ。大音量で音楽を流すことは定型的な傷害行為とはいえないが、処罰に値するのは明らか」と指摘。被告側の「音楽を流すことは日常生活の延長線上にあり、傷害罪には当たらない」との無罪主張を退けた。


 その上で、量刑理由について「被害者に身体的不調をもたらすことを十分認識しており、確定的な故意があった。一審は被害者の肉体的、精神的苦痛を過小評価しているといわざるをえない」と説明した。


 古川裁判長は「住宅地の騒音は深刻だと認識してほしい。あなたの行為は誰の理解も得られない」と説諭。河原被告は「ありがとうございました」と頭を下げた。


 判決によると、河原被告は平成14年11月から昨年4月の間、連日連夜ラジカセを大音量で鳴らすなどし、近所に住む女性(65)に睡眠障害やめまいなど約1カ月の治療を要する傷害を負わせるなどした。

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006122640.html


過去記事

“騒音おばさん”に懲役1年の実刑 (2006-04-21)

≪騒音おばさん≫懲役1年では足りぬ…地検も控訴 (2006-05-01)

≪奈良騒音おばさん≫弁護側、控訴審でも無罪主張 (2006-09-12)


反省してないんだし とりあえず当然だろうと思いつつ

奈良騒音事件。Miyoco被告が真犯人と思えば大間違い! (抜粋)
http://www.multitvch.com/gyakuten/matome.htm

「あなたの逆転裁判」弁護士ファイル

http://www.multitvch.com/gyakuten/shiraberu.htm



某学会ならやりそうな事だし 真実だとしても闇に葬られるんだろうし


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